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てっぽうをもったキジムナー」 みんなの声

てっぽうをもったキジムナー 作・絵:田島 征彦
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:1996年06月
ISBN:9784494012329
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 5
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  • 平和を願う激しい思い

    以前に『おきなわ島のこえ』を読んだときに紹介された絵本です。
    あちらは原爆の悲惨さを伝えることに使命感を持たれた丸木俊さんたちの作品でしたが、この絵本は田島征彦さんの激しい思いが絵と文章に炸裂しています。
    どちらも正直言って読むのに勇気がいる作品ですが、子どもたちにはしっかりと伝わると思います。

    戦争に巻き込まれた沖縄。
    家族が疎開したのに、おばあさんとカリエスで自由のきかないさっちゃんは村に残ります。
    その後の悲惨は、文にも絵にもおそろしいほど描かれています。
    多くの死人の中で生き残ったのはさっちゃん。
    さっちゃんを助けてくれたのは「キジムナー」。

    戦争が終わったこととも知らず、二人は隠れ続けますが、弱りきったさっちゃんのために、キジムナーは鉄砲を持って昼間のアメリカ軍の基地にでかけます…。
    終戦を知らずフィリピンに隠れ続けた日本兵のことを思い起こします。

    この絵本は、戦後の沖縄についても語っています。
    日本ら土地を切り離されて占領され続けたこと。
    土地を奪われて米軍基地となったこと。
    そして、戦争が終わったのに沖縄に残る戦争の危険性。
    とても主張の強い本ですが、事実として受け止めなければいけない。
    今日も基地の移転問題として、日本が問題を抱えているのですから、沖縄のこともわからなければいけない。

    おばあさんになったさっちゃんが平和博物館をつくりました。
    田島さんの平和に対する思いが最後までみごとです。

    掲載日:2010/07/21

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  • 今の時期に

    この絵本は沖縄戦争のお話でした。ちょっとリアルすぎる表現や絵がたくさん載っていたので子供にはどうかなとも思いながら読みました。小学校でも戦争のお話がされていたみたいで、絵本を見ながら改めて聞いて、戦争の怖さが分かったみたいです。こういった題材はリアルな方がいいのかもしれませんね。

    掲載日:2014/08/20

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  • 地獄さながら

    キジムナーとは妖精のような存在と聞いたことがありますが、妖精さえも鉄砲を持って戦わなくてはいけないという状況下はやはり地獄さながらです。

    戦争の絵本の中で体が不自由な人たちが当時どう過ごしているかを描いた作品は多くはないと思います。病気で歩けなくなったさっちゃんが出てきますので、さっちゃんの気持ちに思いを馳せました。

    そして基地がある沖縄のことも。巻末に日中戦争以降の年表がついています。沖縄の歴史をもっと知りたくなりました。

    田島さんが描かれる作品は強く激しく私の心に迫ってきました。

    すぐに何か気持ちを残すのは難しいですが、初めて読んで思った気持ちだけは残しておきたいと思いました。

    息子の宿題のために戦争関連の絵本を目につくものから読んでいるのです。読めば読むほどずっしりとした痛みが心に走ります。

    掲載日:2013/08/06

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  • 鉄砲を撃つから、私たちも撃ちました

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    沖縄戦を描いた作品です。
    主人公はさちこという、病気で足が不自由な女の子。
    さっちゃんの学校の様子も描かれていますが、大人も子どもも軍国主義ということがよくわかります。
    そして、いよいよ空襲が始まります。
    さっちゃんの乳母車を押していたおばあちゃんに、爆弾が直撃、体が飛び散ったのです。
    運良く生き残ったさっちゃんですが、次々と飛び込んでくる惨状が切ないです。
    さっちゃんはあるおじさんに助けられ、そのおじさんを、
    守り神キムジナーと思い込むのです。
    そのおじさんも、「鉄砲を撃つから、私たちも撃ちました。」という米兵に撃たれ、死にます。
    戦時下の異常な世界観が切々と伝わってきます。
    そして、今尚続く沖縄の基地問題まで考えさせてくれます。
    やはり、知っておきたい現実だと思います。

    掲載日:2010/08/23

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  • 沖縄戦を真正面から

    • ちうやかなさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子13歳、男の子10歳

    カリエスを患った歩けない少女の視点から、
    沖縄戦と強制集団死、その後の沖縄を描いています。
    キジムナーは沖縄の妖怪(樹上の精霊)ですが、
    ここでは生身の兵隊。
    大人向けの本や映像そのままでは伝えられない内容を、
    絵本だと子どもに伝えることができるんだなぁと、
    改めて実感させられました。
    この本は96年に出されていますが、
    状況は変わっていないどころかますます危うい方向へ。
    下の子にも読もうと思います。

    掲載日:2008/09/15

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