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やっぱりおおかみ」 みんなの声

やっぱりおおかみ 作・絵:ささき まき
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1977年04月
ISBN:9784834005202
評価スコア 4.09
評価ランキング 26,409
みんなの声 総数 69
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69件見つかりました

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  • それでも生きていく

    佐々木まきさんということで勝手にナンセンス絵本を想像していたら、全く違っていて、良い意味で驚きました。
    友達が欲しいおおかみは、周りの動物がみんな仲間と一緒にいることが羨ましくて仕方ないんです。
    でも、結局自分と同じような人はいなくて、自分は孤独に生きていく決意をします。
    ハッピーエンドにするならば、最後は自分と同じような人と出会い、おおかみは孤独ではなくなった、となるのかもしれません。
    でも、私は佐々木さんのラストが好きです。
    だって、それでもいきていかなければいけないのですから。
    子供たちにはまだ早いですが、いつか読んであげたい作品です。

    投稿日:2020/11/13

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  • 世界に一匹だけになってしまったおおかみの子が、他の動物たちの群れで暮らす様子に憧れつつも関われず、一人で生きていく覚悟を決めます。漂う孤独感やおおかみの子の潔い覚悟に清々しさを感じました。
    ただ、メッセージ性が強く、3歳の子がどんな反応をするのか心配でした。親として、この歳で、そんな気持ちを伝える(読み聞かせる)という事に少し抵抗が無かったわけではありません。
    しかし、真面目な顔をしながらも、深刻な感じではなく、意外にも素直に受け取ったようで、「面白かった」という感想が出てきてびっくりしました。

    投稿日:2020/10/11

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  • 大人向け?

    ずっと気になっていた一冊。
    ようやく読んでみたものの、「?」といった読後感。鈍感な私は一度ではこの絵本の魅力がわかりませんでした。
    方々で高く評価されている理由はなんなんだろう?まさか絵だけじゃないはず。
    しかもヨシタケシンスケさんが、「大人になって再読した時に、この絵本の深さに気付いた」とおっしゃっていたので、そこに気づきたい、という思いで慎重に再読しました。

    墓場のシーン。おばけがいっぴき。
    おばけが他のおばけを呼びに行き、
    気球が。
    気球は空のまま空へ…
    その時6歳の子どもが「乗りたければ乗れたのにね」と。あっ!そっかー。

    そこでやっと納得。ラストの言葉にもつながり、スッキリ。
    確かに深いです。とても3歳からの絵本とは思えない。
    みなさんはこの絵本をどのように読んでらっしゃるのかなー、ととても気になりました。

    投稿日:2020/08/14

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  • 子どものうちに出会ってほしい

    子どもの頃、地域の貸出文庫にあったので繰り返し読んでいました。
    かわいい絵ではないけれど、なぜか惹かれる絵でした。
    文章がほとんどなく、オオカミの「け」というセリフが頻繁に出てくる。「け」ってどういうことだろうと不思議に思っていました。

    それから今までに、時々、このアーティスティックな絵本は時々話題になっていた気がします。
    しかし、購入する機会はずっとありませんでした。

    ところが最近になって無性にこの本を読みたくなりました。でも見かけない…と思っていたら、最近、著名人がこの絵本を紹介した影響か、書店に平積みにしてありました!

    オオカミの「け」以外に文章なんてあったかしらという印象だったのですが、最初の場面で丁寧にこのオオカミくんについての説明が書かれています。
    意外でした。でもそのあたりが子どもの読者に対する配慮なのでしょうね。

    終始オオカミが「け」と言っているだけのような印象だったこの本。だけど気になる絵本。
    子どもの頃にそのような体験をしていて良かったなあと思います。

    そういう子どもが、青年期に差し掛かり、ふと再びこの絵本を手に取ってみる。すると、ナンセンスだと思っていたこの絵本の意味に気付く。
    そして、この絵本から温かさと清々しさを感じられるようになった時に、大人として成熟してきたことも知るでしょう。

    少し遅ればせながら、小5の娘にもこの本を勧めてみました。
    「わっ、このウサギの首長くて怖い」などと言いながら一通り読んでいたので、「遅くはなかったな」と安心しました。

    投稿日:2020/08/12

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  • 難しい

    オオカミという種族の最後の1匹になったオオカミの孤独と生き方を考えるお話だったと思っています。

    大人の私からすると、とても深みのある良いお話でしたが、幼稚園児の娘には難しい内容だったようです。
    当たり前かもしれませんが、娘にいまいち伝わらず、残念でした。

    投稿日:2020/05/27

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  • 孤独考

    ヨシタケシンスケさんが、印象に残る本と紹介されていたので、読んでみました。
    黒のシルエットで描かれるおおかみが、確かに印象的です。
    一人ぽっちのおおかみが、仲間を探して放浪するストーリー。
    一般的なおおかみ像よろしく、どこに行っても相手にされない様子ですね。
    何度も出てくる「け」というセリフが滋味深いです。
    そして導いた、「おおかみとして生きるしかない」の、潔さ。
    ラストの境地は、哲学的ですらあります。
    小学生くらいから、大人まで、それぞれ、感じるところがありそうです。

    投稿日:2018/01/23

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  • おおかみはそれでも生きていく

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    孤独なおおかみのお話です。
    他のみんなが仲良くしている人たちをみてうらやましく思う気持ち、自分とは違う人たちをみて心寂しく思う気持ち、でも自分が自分でしかないのでと思う気持ち。そういったものが絵に詰まっていると思います。
    文章は少ないですが、小さい子にはちょっと難しいかもしれません。

    投稿日:2016/10/25

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  • 哲学的・・・かな?

    主人が子供のころに読んだそうで、「あらすじ」だけ先に知っていました。
    ようやく図書館で見つけたので借りてきました。

    文字は少なく、イラストを見ながら空想をふくらませて読む絵本。
    とても哲学的だなぁと思いました。
    子どものころ読んだ主人は、「すごく暗い本」という印象を持っていたようです。

    同じくささきさんの「ムッシュムニエルをごしょうかいします」のような中世パリ(?)のような街並みがとてもロマンチックで、息子は乗り物を見るのが楽しみなようで繰り返しリクエストされました。

    投稿日:2016/07/19

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  • 奥が深い!

    4歳幼稚園もうすぐ年中さんの娘と一緒に読みました。
    この絵本を読みたいと思ったのは,娘が持っている福音館書店の絵本「こんにちはおてがみです」にこのおおかみからの手紙があったからです!
    おおかみからの手紙はたった一言「け」。
    これがどういう意味なのか娘にはとてもインパクトがあり,「やっぱりおおかみ」を図書館で読みました。
    文章は短いですが,思った以上に深い内容で,読み手それぞれで感じることがある絵本だと思いました!

    投稿日:2015/04/06

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  • 孤独なオオカミ

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、女の子1歳

    複数どこかで薦めてあったのをみたのですが、やっと読めました。
    仲間を探すひとりぼっちのオオカミの話。

    おれに にたこは いないかな

    文字量が少なく
    ついつい深読みしたくなるセリフ、絵が続きます。
    最後には孤独を謳歌することにしたオオカミ。
    そう決めて見上げた空は違って見えたのでしょう。
    佐々木マキさんの絵はべた塗りのイメージが私には強いですが
    この絵本は少し薄い色でレトロな街など描かれ、影の入った絵です。
    オオカミは影であらわされ、音のない世界のよう。
    感じて考える絵本のようで娘には不評でした。

    投稿日:2014/10/18

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