最近、ストーリーテリングについて勉強し始めました。ストーリーテリングの本として名前がよく出てくるのが、この松岡享子と小澤俊夫です。
私は二度ほどしかストーリーテリングを聞いたことがないので、まずはどんなものかを知るために読みました。
私たちが日頃知りたいと思っている好奇心、「知りたいという欲求」が物語を作り出し、そして人から人へと伝承されてきたということには納得。
子どもたちに、人工的な声ではなく肉声でお話を伝えるという辺りにも共感しました。東村山市立図書館開館十周年記念の晃絵として語られた内容なので、私のような初心者にもわかりやすかったです。
小振りな本で122ページという読みやすいページ数でもあるので、ストーリーテリングに興味を持ち始めた方にお勧めしたい本だと思いました。