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クリスマスの ふしぎな はこ」 みんなの声

クリスマスの ふしぎな はこ 作:長谷川 摂子
絵:斉藤俊行
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:2008年10月
ISBN:9784834023800
評価スコア 4.83
評価ランキング 145
みんなの声 総数 79
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79件見つかりました

  • 年中さんの息子は、クリスマスの時期でなくてもこの絵本が大好きです。

    福音館の小さい子向けの絵本というイメージがありましたが
    息子はふと思い出したかのように

    「あっ、クリスマスのはこのえほん、よみたい」

    と言って探して持ってきます。

    不思議な切り口で書かれた絵本。
    けれど、内容に違和感がなく、とても自然で
    お話に子どもの中にすんなり入っていく力があります。

    作者の読者への愛を感じます。
    大人は読んですぐにはピンとこないかもしれませんが
    こどもは箱の中を何度も確認するのと同じように
    この絵本を何度も開くと思います。

    クリスマスの絵本はクリスマスの時期だけと大人は思いがちですが
    そんなことはありません。

    買うにも借りるにも、シーズンだけにこだわらず
    いいと思ったら子どもに読んであげてほしいです。
    そう思わせる絵本です。

    投稿日:2011/04/10

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  • ワクワク感でいっばいでした!

    縁側の下にあった不思議な箱。箱の中にはサンタさんがいて・・。

    主人公の男の子と同じくらいの年の息子に読み聞かせしました。

    箱を開けるたびにクリスマスのわくわく感や

    こっそり箱をみているドキドキした気持ちがかわいく描かれていました。

    息子は「こんな箱あったらいいね」と読むたびに話をしていました。

    個人的には縁側の風景やダイヤル式の電話、

    古い形の冷蔵庫などが描がかれていて、

    自分の子供の頃のクリスマスの情景を思い出し、懐かしい思いに浸れました。

    投稿日:2011/02/22

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  • 夢広がる思いで読みました

     本当にほんとうに、ホントに待っていたんでしょうねぇ〜。

     主人公の男の子が手にした不思議な箱は、とっても素敵な箱でした。
     サンタさんへの思いが強すぎて、箱の中にあんな映像が見えてしまったのかも。
     いえいえ、やっぱり心待ちにしている男の子への神様からの一足早いプレゼントだったのかもしれませんね。

     ごく一般的な日本の家庭のクリスマスイヴの様子が、読者に親近感を抱かせてくれます。
     そして、それと対照的な箱の中のクリスマスファンタジーワールドが美しくて、この年齢になっても夢広がる思いで読みました。

     最後に箱について言及されていませんが、男の子にとってサンタさんが来てくれた事で、箱の役目は終わりきっと静かに消えたのじゃないかしら?
     そんな風に考えて絵本を閉じました。

     男の子の仕草や表情がなんとも愛くるしくて、またクリスマスに読みたくなる作品になりました。

    投稿日:2011/01/25

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  •  ぼくは、偶然軒下でサンタのいる箱を見つけて、自分のベッドの下に置きます。
     ぼくは、お父さんとお母さんとの会話で、今サンタさんがどうしているかを話し、そのたびに箱の中を見に行きます。
     クリスマスがくるのを楽しみにしているぼくの気持ちと、それを温かく見守るお父さんお母さんの表情にこちらも、心が、ほっこりしてきます。
     平凡だけれど、温かい「日本のクリスマス」が描かれています。
     そして、こんな箱が、あったら一度のぞいてみたいです。

    投稿日:2011/01/13

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  • サンタさん

    1歳八ヶ月の息子へ。
    昨年のクリスマスは赤ちゃんだったので
    今回が初めて?のような感じ。
    いろんなクリスマス絵本を読んでみましたが
    こちらが一番わかりやすい!
    この数日で、サンタさん、トナカイ、ソリ、
    プレゼントの袋、ツリー、
    とか、クリスマスにまつわるものを理解してました。

    現実世界とサンタさんの動きがわかりやすくて
    サンタさんの性格とかセリフとか無いのがいいなと思いました。
    サンタさんに色がついていないので
    漠然と、サンタ!って理解しやすかったのだと思います。

    絵もグラフィックで綺麗ですよ。
    ページ数もありますが、しっかり聞いてくれました。

    投稿日:2010/12/26

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  • 箱の中の光景

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子17歳、男の子14歳

    表紙に描かれた、意味ありげな木箱。
    思わず何だろう?と、物語に引き込まれますね。
    小さな男の子が縁側の下に見つけた不思議な箱。
    箱の中は、なんとサンタクロースの実況映像の様相です。
    男の子は、サンタさんのことが不安になりますが、
    箱の中のサンタさんは、ほら、ちゃあんとお仕事しているんですね。
    何度も箱をのぞいて確かめる男の子の仕草がかわいいです。
    ラストは素敵な光景。
    この男の子の家は、程よく和風テイスト。
    そのあたりも、なんだかホッとする空間です。
    存在感たっぷりのサンタクロースの様子が、とても嬉しいですね。
    きっと小さいお子さんならうっとりだと思います。

    投稿日:2010/12/23

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  • 安心させてくれる箱ですね

    小さな男の子が主人公。
    ひょんなことから見つけた箱のなかには、なんとサンタさんの姿が!

    このページを読んだとき、私は大人ですので「もしかしてこの子がサンタさんを知らぬ間に閉じ込めちゃうのか??」なーんてうがった考えをしてしまいましたが・・・
    ぜんぜん違いました(笑)

    子どもって、不思議なことでも、そのまままるごと受け入れる力があるんですよね。
    なぜこの箱の中にサンタさんが見えるのか。
    それが現在のサンタさんの様子だとわかるのか。
    そんな疑問を抱くことなく、素直に受け入れるんですね。

    箱をあけるたびに、シチュエーションが変わっています。
    出発前、ちょうどソリにのって出発するところ、見知らぬ町の上を飛んでいるところ・・・
    12月24日は、子ども達にとってはどきどきの一日ですよね。
    いつサンタさんが来てくれるのか。
    出来ることなら、起きて待っていたいけどそうもいかない。
    でもちゃんとうちまで来てくれるのか心配・・・
    これはそんな子ども心を安心させてくれる、ほんとうに不思議な箱なんです。

    サンタさんを信じている子どもの気持ちに寄り添う、かわいらしいクリスマス絵本です。

    投稿日:2010/12/20

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  • ぼくだけの秘密

    サンタさんを待ちわびる男の子。
    男の子が拾った、
    サンタさんの「今」が見える不思議な箱☆
    男の子は、何度も箱をのぞいては、
    サンタさんの「今」を確認します。

    この不思議な箱のことを
    お父さんやお母さんに秘密にしているあたりに、
    見てはいけないけど、見たい「サンタさんの秘密」
    って感じがよく出てるなと思いました☆

    「絶対来てくれるはず!」という期待感と
    「でも、もしかしたら…」という不安感。
    クリスマス前の子ども心が、うまく表現されている
    絵本です。

    投稿日:2010/12/04

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  • 素敵な絵本です

    買って来た日、8ヶ月の息子が親の手から奪い取るようにして表紙を見ていました。
    不思議で美しく、そしてほんわかとかわいい。
    ずっと眺めていたくなる絵本です。
    1ページごとに細部が丁寧に描き込まれていて、ぐいぐい引き込まれます。
    夢のあるストーリーが、子供の心にきっと本当のクリスマスを連れてきてくれると思います。

    投稿日:2010/12/01

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  • 日本のクリスマス

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、男の子7歳

    表紙を見て、どんなお話かワクワクしました。

    男の子が縁の下からみつけたふしぎなはこ。
    こっそり隠してのぞきつつクリスマスの一日が始まります。

    男の子は、廊下や障子や襖や縁側がある
    純日本風の普通の家に住んでいます。
    しかし、ふしぎなはこの中は、西洋のクリスマスなのです。
    このギャップがサンタさんの世界をよりリアルにしています。

    お父さんが日本酒を飲んでいる
    普通の家のクリスマス風景がかえって暖かく感じました。
    もちろん男の子の元にもクリスマスプレゼントが!
    とてもサンタさんが身近に感じられました。


    設定が純日本風家屋なので、
    思わずいつの本なのか確認してしまいました。
    21世紀に入って出版された”最近の本”で、またまたびっくりでした。

    この箱は、そのあとどこへ?ちょっと気になりました。

    投稿日:2010/12/02

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