庭のマロニエ −アンネ・フランクを見つめた木− 庭のマロニエ −アンネ・フランクを見つめた木−
文: ジェフ・ゴッテスフェルド 絵: ピーター・マッカーティ 訳: 松川 真弓  出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!

宮沢賢治の絵本 いちょうの実」 みんなの声

宮沢賢治の絵本 いちょうの実 作:宮沢 賢治
絵:及川 賢治
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:2008年10月
ISBN:9784895881197
評価スコア 4.46
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みんなの声 総数 36
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  • いちょうの実に託された秘密 受賞レビュー

    いちょうの実はみんな一度に目を覚ましました。今日は確かに旅立ちの日です。この日を悲しんで、いちょうのおかあさんは、扇型の金色の髪の毛を昨日までにみんな落としてしまいました。子どもたちは、旅立ちの日に、あれこれとおしゃべりをして、準備をしています。楽しみにしている様子、不安でたまらない気持ち、思うように準備が進まないなど、それぞれの気持ちが、会話から伺えます。でもおかあさの声はまるっきり聞こえてきません。子どもの気持ち、親の思いが、痛いほど伝わってきます。やっぱり宮沢賢治って人は、すごい人です。
    そして、いちょうの実が落ちたあと、木に残っていた一枚のコート、『ここにあったんだね。』
    以前、いちょうの木が街路樹の道を、秋に車で走る時は、運転に気をつけなさいと母に言われたことを思い出しました。落ちたいちょうの実を子どもが拾っているかもしれないからだと…子どもの気持ち、親の思いが胸にしみました。

    掲載日:2014/07/04

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    2
  • 移ろいゆく季節の中にある生命のきらめき 受賞レビュー

    満天の星空の澄み切った空気の中、旅立ちを迎えるいちょうの実千粒。

    その千粒の命にそれぞれの物語があり、気持ちがあることを予想だにしなかった私。

    希望・不安を抱えながらもいつかは旅立ちの日を迎えるだろう思春期のわが子の成長と重ね合わせて読みました。

    宮沢健治の文章は、声に出して読むといっそう味わい深く、いちょうの子どもたちの気持ちが心に響いてきます。

    色見を抑えた絵からは、いちょうの子どもたちのかわいらしとさが伝わり、どの子にもいとおしさが感じられました。

    そして表紙と裏表紙では違う見返しが。そんなことからも細部まで丁寧に作られた一冊であることが伝わってきます。

    秋の実り、移ろいゆく季節の中にある生命のきらめきが感じられる作品です。

    掲載日:2015/10/15

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    1
  • 具象化されたイメージがものすごいです!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    いや〜これ、いいですよ〜!
    今、うちの下の子が国語の授業で、「やまなし」をやっているんですが、私は個人的に「やまなし」よりもずっと心に残ったし、わかりやすいお話だと思いました。
    自分自身、若い頃にいくつかの宮沢賢治の有名どころは読んでいましたが、最近地域の勉強会(読み聞かせの会)で「宮沢賢治の作品を取り上げてじっくり読んでみよう」ということになり、改めていろいろな作品を少しずつ読んでいます。

    この「いちょうの実」は、宮沢賢治が書いていること自体全く知りませんでした。こんなお話も書いていたんですね〜というのが、一番最初に思った感想です。
    また及川賢治さんのイラストが、ものすごく物語にあっていました。
    いちょうの実の子どもたちを人間に具象化したら、本当にこんな感じではないでしょうか。
    とても可愛かったです。

    この物語の中で、一番グッときたのは
    『そして今日こそ子供らみんな一緒に旅に発つのです。お母さんはそれをあんまり悲しんで扇形の黄金の髪の毛(いちょうの葉ですね)を
    昨日までにみんな落としてしまいました』
    いちょうの木の生態として間違えた描写はしていないし、なおかつ、“旅立つ子どもたちを案じている”という内面的なイメージを具象化したものもしっかりと伝わってきて、すごい一文だなと思いました。

    これなら小学校の中学年くらいから十分楽しめる内容です。
    読み聞かせなどで、ぜひ子どもたちに紹介していきたいと思います。

    掲載日:2011/10/05

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    1
  • 賢治さんと同じ想いにふけりたくなりました

    • 西の魔女さん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子17歳、男の子13歳

    宮沢賢治さんの作品に
    100%オレンジの及川賢治さんの絵がとてもよく合っていると思います。
    読み出すと 最初のページから
    この作品の舞台である丘に一瞬にして引き込まれました。
    そして、文章だけからじゃなく 
    絵からもこの作品の良さが伝わってくる感じがしました。
    (「あっ、賢治、賢治だ〜」なんて
    絵本を開く前からワクワクだったりもしました(笑))

    銀杏の実が いちょうの木から離れていく
    旅立ちの日の朝のお話です。
    そして、物語は
    いちょうの木をお母さん、
    銀杏の実を子ども達となぞらえて展開していきます。

    不安な気持ちを抱えながらも
    その時に向かってけなげに準備をする子ども達。
    子ども達との別れを悲しみ 
    葉を全部落としてしまったお母さん。

    子どもらの可愛らしさと成長の影にある
    お母さんの寂しさとせつなさを感じるお話でした。

    いちょうの木の下に佇み 枝葉を見上げ
    賢治さんと同じ想いにふけってみたくなったりもしました。

    掲載日:2010/11/01

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    1
  • 大人向けの絵本。

    親の気持ち、子どもの気持ち、この絵本を読んでいるとなんとも切なく温かい気持ちになりました。宮沢賢治作品が訴えるもの…心に響くお話です。私も子どもを持つ親としてジーンとしました。ぜひ、子どもを持つ親たちに読んでもらいたい、おすすめの作品です。宮沢賢治作品が大好きな息子にも読んであげたいです。

    掲載日:2015/10/15

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    0
  • 絵が良いですね

    • ポン太さん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    図書館で借りて読んでみました。

    宮沢賢治の絵本は私にはあまり読みやすくないと思う物が多いのですが、このお話は読み易かったです。
    可愛らしい絵がお話を分かり易くしてくれているのでしょうね。
    もう少し大きくなったら、子供達にも読んであげたいです。

    掲載日:2015/10/15

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  • 旅立ちの気持ち

     宮沢賢治の絵本というと、難しい感じがして、手にとりにくいのですが、こんな可愛いおしゃれな絵がついていたら、読んでみようかな〜という気になります。うれしいです。

     いちょうの実が、木から離れて、親・きょうだいと一緒の守られた世界から旅立つ時の不安な気持ちがとてもよく表現されていると思いました。

     かえりみれば、子どもの時って、こういう不安な気持ちをたびたび感じていたように思います。子どもの時代って、初めてのことの連続ですから・・・。この絵本を読んで、久しぶりに子どもの時の気持ちを思い出し、良かったです。

     すべてを包み込む明るいお日さまの光が勇気づけてくれて、うれしい。いちょうの実の子どもたち、がんばって!

     愛らしい いちょうの実の絵に心ひかれますが、一方、いちょうの木の樹形が丸すぎるのが、ちょっと気になりました。

    掲載日:2015/10/13

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  • 胸が熱くなる本です

    親子の愛が物凄く伝わって来て、絵本の主人公がいちょうであろうと、とても親が子を思う気持ちが伝わってきました。
    何でも生まれてくれば、必ずいつかは一人で旅立つ日が来ます。
    親にしてみれば、心配で心配で仕方がないはずです。
    子供は知らず知らず大きくなって、新しい世界への期待と不安はあるけれども、それほど心配をすることは内容ですが、親はそうはいきません。
    親が子を想う気持ちが痛いほど身にしみてくる、そんな絵本だと思いました。
    これから入学、卒業をするお子さんをお持ちのお母さんたちにプレゼントをすると、とても喜ばれる本ではないかと思います。

    掲載日:2015/10/09

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  • 希望に満ちた清々しいお話

    これから旅立ちを迎える子ども達の思いが、いっぱい詰まった作品でした。

    踏み出す一歩への不安、まだ見ぬ世界への期待感、大切な家族へ言い残したことはないか、持っていくものの準備は万端か…。
    どの子の思いも、初々しくて共感できるものばかりでした。

    お母さんのセリフはひと言もないのだけれど、その様子だけで母心が伝わってくるところも、素晴らしいなって思いました。

    深いけれど難しいと感じるものが多い宮沢作品ですが、この作品はとても読み易く、且つ、希望に満ちた清々しいお話でした。

    人生の節目に贈りたい一冊です。

    掲載日:2015/10/08

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  • 旅立ち

    擬人化されたいちょうの実の旅立ちの日のお話です。
    旅立ちへの希望と不安が入りまじった、子供たちの様子がとても細やかに描かれています。
    兄弟たちを思いやり、母親への感謝の心も忘れません。
    いよいよ出発の時、たくさんの子供たちが一度に旅立つのを見守る母親の気持ちを想像し胸が痛くなりました。

    掲載日:2015/10/07

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