「うしがそらをとんでいるよ」という子供の言葉に対する大人の反応はさまざま。
最初から否定して話も聞かないお父さん。
否定はしないけど見に行ってはあげないお母さん。
自分を基準にしか考えられないおばあちゃん。
理詰めで否定する先生。
自分はどのタイプかなあ〜?
この本に描かれている大人はかなり個性的。電動ドリル片手にDIYに励むお母さんとか、郵便配達のおばあちゃんとか。
それでも「常識」にがんじがらめにならざるを得ないのが大人の悲しさなのかもしれません。
まだまだ頭がふわふわの娘は、この話の奇想天外さには気づくはずもなく、飛んでいる牛たちの姿を素直に楽しんでいました。うらやましい。