「やさしむらのはやがってん」 みんなの声

４歳の娘と読みました。

屋根にのぼってペンキをぬっているきつねさん。
みんなに手を降ったら、うさぎさん、ぶたさん、くまさんが
それぞれきつねさんのところにやってきます。

それぞれ、きつねさんから受け取ったメッセージが違うのが、
なんだかとっても面白い。
それぞれに、わくわくしたり、心配したりやってきたみんなをみて、
ちょっとびっくりのキツネさんだけど、
キツネさんいいお友達に恵まれているなぁと
とってもほんわかする一冊です。

このシリーズは是非他の絵本も読んでみようと思います。

屋根にペンキを塗っているきつねさんが、思わずみんなに手を振ったら、
みんな自分に振っていると早合点するお話です。
コンサートなんかで、「今、私に向かってに微笑んだわ！」なんて、感じです（笑）

みんな、自分に手を振ったと思っているのに、解釈の仕方がそれぞれ違うのが、面白いです。
やさしむらのお話は、くすっと和むお話ばかり。
小さな子に初めて読む『お話』にオススメです。

みんなの早合点でとんだ騒ぎになってしまいましたが、きつねさんを

思いやるみんなの行動が素敵でした。

折角、集まったお友達だから、きつねさんもペンキ塗りのお仕事を一時

中断して、りすさんの焼いたクッキーでお茶にしたり、くまさんが助け

ようとして用意したロープで縄跳びをしたり、ぶたさんのカメラで写真

を撮ったりして遊べてよかったです。

とても素敵な早合点に拍手を送りたいと思います。どんな時にでも、さ

っと集まってくれる仲間がいるっていいなあって思いました。

とっても思いやりのある優しい住民たちが集まる、やさしむらだと思い

ました。

楽しそうな表紙に惹かれてこの絵本を選びました。自分の事を心から心配してくれる仲間がいる事の幸せを感じられる絵本でした。特にくまさんの必死さがひしひしと伝わってきて感動しました。最初の場面の空に浮かぶ雲の描き方が本当に素敵でうっとりしました。清らかな気持ち良い空気が流れている様子をとても上手に表現してあるなと感動しました。最後の場面のスナップショットも印象に残りました。

キツネが家の屋根に登って、景色の素晴らしさに思わず
手を振りました。そのことがきっかけで、村のみんなが
なぜキツネが手を振ってるのか？それぞれの考えのもと、
キツネの家に集まってきました。

やねの上で。という設定なので、あんなこともこんなことも
いろいろな考え方、みかたがあるんだね！と、息子と一緒に
私だったら、ぼくだったら、キツネさんはどうして手を振ったのか？
どういう風に考える？といって、それぞれの意見を話してみたり
して、楽しみました。
何ともほのぼのとのんびりした村の動物達が
幸せそうでいいな〜と感じました。