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あたらしいともだち」 みんなの声

あたらしいともだち 作・絵:トミー・アンゲラー
訳:若松 宣子
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年10月
ISBN:9784751525166
評価スコア 4
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みんなの声 総数 6
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  • 友達の作り方

    友達のいない男の子が隣の女の子とモノ作りを通して友達になって、そのもづくりが他の友達や将来の仕事までも呼び込んできました。友達ってふとしたきっかけでしゃべらなかったり、話すようになったり。この絵本にはそういうことが書かれていて、友達関係に悩んでいる子に読んでほしいですね。

    投稿日:2015/05/28

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  •  こちらもウンゲラーの作家として姿勢が伺える作品です。
     人種差別反対のメッセージがこの作品にもあらわれています。
     また、子供の才能に灯がともるようなエンディングが読んでいて気持ちよかった。
     読み始めると、お子さんは、引越ししたばかりゆえラフィに友達ができないと理解するやも知れませんが、大人は社会の冷たさに気づくことと思います。
     子供の可能性を信じ愛するウンゲラーの眼差しが、ストーリーに一貫し見られ、“子供は宝”という思いが伝わって来ます。
     作中のラフィとキーの作品に息子は興味を持ち、見入っていました。
     ものを作り出す喜び、独創的な発想、ユーモアたっぷりなカラフルなデザインを堪能しました。

    投稿日:2010/06/20

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  • 芸術に国境はない

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    アンゲラーの絵の面白さがつまっています。
    子どもはこの絵の雰囲気が好きだと思います。
    大人はいろいろな思いを感じてしまいますね。

    ラフィは両親と引越しをしますが、友だちがいないので、得意な大工仕事をしたり、自分で友だち(ロボット?人形?)を作ります。
    隣の女の子がそれを見て、ラフィの友だちに服を縫ってくれます。

    二家族は一緒に海辺であそんでいるのですが、空はどんよりとしていて、まわりも不気味な雰囲気が漂っています。
    楽しそうに過ごしていても、周りから差別を受けていることを表しているのかなと思いました。

    最後の絵は優しい穏やかな雰囲気がして、やっと二人に本当の幸せがきたと感じました。

    人種だけでなく、個性を尊重することが伝わる絵本です。

    投稿日:2011/12/06

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  • 独特な視点、個性的な絵

    ラフィには友だちがないので、廃材を使って友だちを作っています。

    ラフィが最初に友だちになったのはキー・シン。

    ラフィが何人なのかわかりませんが、キー・シンは中国人のようです。

    あとがきで、この二人を「意識的に有色人種の二人をステレオタイプな姿で表現し、二人をしめだす社会の大人たちをみにくく描いている」とあります。

    実際、キー・シンは、おかっぱでメガネをかけていています。こんな風に、アメリカ人は、アジア系の人種をとらえているのかなと思いました。

    絵本の中に、人種差別や戦争反対のメッセージを入れているというウンゲラー。

    特定の人種ということで、迫害したり差別したりしないように、人間の本質や才能に目を向けてほしいということを感じましたし、物を作る喜びにも触れているように思いました。

    息子が興味があったのは、なかよしになった二人が、結婚したのか?とうことでした。

    結末については読んでいただくとして、ウンゲラー作品は、独特な視点で、個性的な絵であることを改めて思いました。

    投稿日:2009/03/12

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  • 純粋なアート

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    表紙からその状況に???という印象です。
    黒人のラフィが新しい家に引越し。
    もちろん、友達がすぐに出来ないので、ラフィは友達を自作することにしたのです。
    小さい頃から大工仕事をお父さんから教えてもらっているラフィの様子が
    とても頼もしいです。
    やがて、お隣のキーというアジア系の女の子(縫い物が得意!)と意気投合し、
    二人でガラクタから作り出す友達の数々。
    そのアイデアがなんともすごいです。
    でも、作り出す喜びを楽しむ二人の姿こそ、いいです。
    後半になると、二人が、この近所ではマイノリティであることもわかってきますが、
    美術館の館長さんに純粋なアートと認められるところで、ちょっと安心しました。
    トミー・アンゲラーの作品なので、風刺というスパイスは効いていますが、
    ここは純粋に、奇抜な芸術作品を楽しみたいです。
    元の材料は?と考えるだけで、楽しくなってきますよ。

    投稿日:2009/02/05

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  • ブランクの後の思い入れ?

    絵本を書くのを中断していたウンゲラーが75歳をこえて久しぶりに書いた絵本とのこと。
    ただ、私にとってはウンゲラー作品の中で一番苦手な作品。
    絵本ナビのリストをチェックしながら再読しました。

    肌の色による差別がテーマ。ウンゲラーの作品には皮肉、主張がはいっていてアクのつよさと、子供に向けた優しさが入っていて、絵本のそれぞれに個性があります。
    この絵本に限って言えば、それが少しアクが強すぎるというか独善的になってしまったような気がします。

    話の内容にではなく、絵について好き嫌いが出る絵本だと思います。
    登場人物と、人形達の目が気になりました。(多分かなり意図した図柄であり、構成であると思うのですが)。

    ものを作る楽しさが、友達を増やしていく。
    作品によって自分たちが認められていく。
    何か、そんなことを皮肉っぽく語っているようです。

    とはいえ、ウンゲラーのファンには楽しい絵本であることは間違いないと思います。

    投稿日:2009/09/22

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