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おかえりなさいスポッティ自信を持っておすすめしたい みんなの声

おかえりなさいスポッティ 作:マーグレット・E・レイ
絵:H.A.レイ
訳:中川 健蔵
出版社:文化出版局 文化出版局の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1984年09月
ISBN:9784579401932
評価スコア 4.27
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みんなの声 総数 14
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • ちょっと違う子

    障がいの子たちと日ごろ関わっていると、このような絵本はどうしても深読みしてしまいます。
    真っ白な家族の中で、一人茶色い斑を一杯につけて生まれてきたスポッティは異端なのでしょうか?
    愛情と世間体の中で揺れる親心を、ハートフルな絵本の中で応援しているようでした。
    みんな家族ですもんね。
    次からのお出かけはご一緒に。

    投稿日:2020/03/13

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  • 考えさせられる

    娘がおサルのジョージが大好きで
    作者の同じこの本を選びました。
    表紙のたくさんのうさぎさんがかわいらしく
    どんなに愉快な作品だろうと想像していたのですが
    とてもとても考えさせられる内容でした。

    きょうだいの中でひとりだけ容姿が違うスポッティ。
    スポッティがおじいさんに受け入れられないのではと考えたお母さんは
    スポッティにだけ留守番をさせるのです。
    「なんだこれっっっ!!」心の中で、
    私の中で、ものすごい感情の波がうねりました。
    これって、おじいさんをだしにして
    お母さんがスポッティを受け入れてないってことなんじゃないの?!
    女の人って、こうやって人のせいにしてかわすことで
    自分が傷つかないように守っているのだけれど
    それで誰かを傷つけていることに気づかないという人
    本当に多いです。
    特に、子育てにおいてこれをするのは最悪・・・。
    私の母がこの手の人だったので
    スポッティの気持ちをリアルに考えてしまいました。

    最後はみんなで仲良く大団円なんですけど
    一度傷ついた心は、元に戻らないような気がして
    その後を案じてしまうのでした・・。

    投稿日:2009/04/18

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  • 昔からずっとある課題

    可愛い絵に惹かれ読んだのですが
    実はとっても深い絵本でした。

    スポッティの事だけを考えるとお母さんがとってもひどい
    ような気がします。
    でもお母さんのスポッティを守りたい気持ちもやっぱり
    わかるのです。
    人と違うことは個性だと思うしいけないことではないと
    思うのですが、世間の目を考えると安易になんとも
    いえない所だと思います。
    深いです。
    このお話はハッピーエンドでしたが、今後親子で
    学校等で考えていかないといけない課題ではないでしょうか。

    投稿日:2009/04/04

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  • スポッティよかったね!

    1匹だけ違うのは、気になるかもしれないけれど、おじいさんはスポッティを見てもきっとスポッティを好きでいてくれると思います。
    ここでおとうさん兎が登場して、茶色の模様があれば、解決ってとこなんですが、まるっきり反対の立場のブラウンさん一家の登場がお話を盛り上げてよかったです。スポッティ、ホワイティの立場だったら、とても勇気がいるんだろうと思いました。孫にもそんな時がくると思いますが、お友達を作って勇気を持って行ってほしいです。おかあさんは、どの子も我が子は分け隔てなく可愛いと思っていることを知るとてもよい絵本です。当たり前のことなんだけれど、やっぱり態度で知らせる大切さを学びました。

    投稿日:2008/11/27

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  • H・A・レイさん

    以前“おさるのジョージ”という絵本を読んだ事がありそれ以来H・A・レイさんの作品に注目するようになりました。この絵本も彼の作品だったので選びました。素敵な絵本でした。外見などは関係ないという事を主人公達から教わりました。外見を気にするよりも皆が仲良く楽しくくたした方が素晴しい事を主人公が気付かせてくれました。周りを見る広い目も大切だと学びました。主人公の勇気にとても感動しました。先頭を切って走ってくる場面が最高に素敵で気に入りました。

    投稿日:2008/11/24

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  • 厳しい現実

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    みんなと違うことは、個性なんだから堂々としていればいいんだよ。
    私も息子にこういい続けています。
    でも、現実は違います。みんなと違うことを、みんなが認めてくれるとは限らないのです。
    一匹だけ違う外見の子どもを、お母さんはおじいさんがびっくりすると思って連れて行きません。
    これは、残される子どもには残酷です。
    でも、こうやって子どもを守っているという面もあります。
    相手から冷たい反応をされる経験をさせたくないという思いもあるのだと思います。
    考えさせられる絵本です。

    投稿日:2007/10/02

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  • マジョリティとマイノリティ

    非常に評価の難しい絵本だと思いました。

    真っ白の毛皮に、赤い目の一家から、たった一匹、変わったうさぎが産まれました。
    ちゃいろの模様に、青い目のスポッティ。
    おかあさんは、その事に思い悩みます。
    「おじいさんが知ったらいやがるかもしれないわ。かわいそうなスポッティ」

    このおかあさんは、スポッティの事を愛しています。
    けれど、やはり、この毛並みの変わった子供のことを、全面的には受け入れていないのかもしれません。
    おじいさんの誕生日に、スポッティを置いて、他の兄弟たちと出かけてしまいました。
    スポッティは、ひどく傷つき、自分のぶちを消してしまおうと努力をしますが、うまくいきません。
    彼は、ついに、家を出る決心をします。

    みんなと違う個性を持って生まれてくるという事が、どういうことなのか。
    そして、それを受け入れるということが、どういうことなのか。
    この絵本はそれを語りかけます。

    前半がびっくりするほどシビアです。
    子供たちが、スポッティのことをすんなりと受け入れているというのに、
    大人たちは、スポッティがマイノリティであるがゆえに、そのすべてを受け入れることが出来ません。
    けれど、この大人たちを非難することが、はたして私に出来るのだろうか、と考えさせられました。
    すべての人をうけいれるべきだ、と口にするのは簡単です。
    それは、正しい意見であり、理想です。
    けれども、これほど難しい課題はないのかもしれません。
    私たちは、この課題に、全力を持って立ち向かわなくてはならないのでしょう。

    あんまり小さい子供だと、自分の個性を大事にしていいんだ、と思う前に、
    前半部分で、打ちのめされてしまうかもしれません。
    その部分があればこその、あのすばらしいラストなのだと思いますが。

    この絵本を、私はすばらしいと思いますが、
    これは、心を鍛えてからでないと、子供が受け取るには難しい本だと思います。

    投稿日:2006/06/18

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