さすが、加古さんの作品だなと、思いました。
一番初めのページを開けると、「開削工法」の話から始まっていて、「へ〜」っと、思ったらもう、引き込まれていました。
更に読み進むと、今度は「シールド工法」というのが登場!
(たぶん、最近の地下鉄はこちらの方法で作られているのだと思います)
それ以外にも地形や地上に立っている建物の関係でいろいろなトンネルの掘り方がありました。
人間の知恵ってすごいです。
そして、こんなことを丁寧に描いて教えてくれる加古さんも、すごいと思いました。
解説は丁寧につけてくれていますが、本文のテキストは簡潔でわかりやすいです。
この本を読んだことで、地下鉄をただ移動するための手段の乗り物ではなくなりました。