大好きなデュボアザンの絵で描かれたクリスマス絵本。表紙の見返しを開いてすぐ、たくさんのサンタさんの姿があります。あまりにかわいらしい光景に、心もウキウキ。
確かに12月に入ると、街のあちこちでサンタクロースをみかけます。「なんでたくさんサンタさんがいるの?ひとりじゃないの?」と私も子どもに聞かれたことがありますが、そんな子どもの素朴な疑問にこたえてくれて、しかも楽しくかわいい。サンタさんの言葉がちょっとなまっているので、読み聞かせするのはちょっぴり難しいのですが、気分が乗ると怒ったサンタをノリノリで演じるのも楽しいです。
デュボアザンの絵は見るだけで多くを語ってくれるので、パラパラとページをめくって絵を追うだけでも十分楽しめます。我が家の3歳の末っ子長男、5歳の次女、8歳の長女、そして私、みんなこの絵本が大好きで、クリスマス時期になると、それぞれが時折こっそりと本棚から引っ張り出して、楽しい絵を堪能しています。