「ごろごろ にゃーん」 なかなかよいと思う みんなの声

「ごろごろにゃーん」　　なにこれ？！
初めて子供と読んだとき、最初から最後までごろごろにゃーんで
びっくり！全然意味がわからなくて、、、。

でも子供はすぐに覚えて、ごろごろにゃーんと言っていました。
私もその言葉が頭から離れず、ふいにごろごろにゃーんと言ってしまうくらい。ごろごろにゃーんが気になって何回も読みました。

絵をじっくりみていくと内容がとてもよくわかりおもしろいです。

子供が一人でも読める本です！！

ひこうきがごろごろ
ねこたちがにゃーん
…でごろごろにゃーん。

長新太産の作品は大好きですが、
私にはこの作品の面白さが解りません。
しかしこの単調な繰り返しが楽しいようで、保育園で読むと大人気でした。
きっと　子ども心を捉えてるのでしょうね。

最後の「ただいま〜」で、ちょっとした冒険を終えたような　そんな気持ちになりました。

ほとんどのページが『ごろごろにゃーんごろごろにゃーんと、ひこうきはとんでいきます』に思わず「なに？これ？」。
大きいのか小さいのかよくわからないとびうおのような形の飛行機に猫さん達が乗り込んでどこへ行くの？

変な絵本…でもなんだか、一度読むともう一度読みたくなるような不思議な魅力のある絵本です。
文字の無い絵本のような感覚で、1ページごとの絵の中に物語を創りながら読んで見るのも楽しいですよ。

福音館書店の「ぐりとぐらのともだちあつまれ」展で、
この絵本の１ページが大きなパネルになっていました。
その時初めて見たのですが、
息子が「飛行機にねこさんいるよ」って、
魚みたいな飛行機の窓に猫たちを発見して、
そのパネルを楽しそうに見ていたので、読んでみました。

文章は単純なのにリズム感があって面白く、
ページをめくりながら「これは？」「こっちは？」と、
息子がワクワクしながら次のページを待っています。
同じ言葉の繰り返しが好きな時期の子供には、
ぴったりな絵本かもしれませんね。

子どもに評判の良い絵本ということで読んでみました。
まず大人の私が一人で読んで、何じゃこりゃー？と思いました。
だって同じ文が何回も何回も続くんですよ。
我が子は気に入ってくれるだろうか？と心配しましたが、
１回読んだだけで、すごーく気に入ってくれました。
長新太さんは、本当に子どもの喜ぶツボを知ってらっしゃいますよね。
少しずつ変化するネコの様子も、何回か読むうちに発見できました。
読後に裏表紙を広げて、大きな飛行機を見ながら楽しむのが我が家の読み方です。

何ページも何ページも同じ言葉が続きます。子供達は、飽きるどころか「また・・また・・」って笑ってました。一回は軽く　二回目は絵を見ながら・・・。面白さについ笑いました。

ある児童書専門店に行き、５歳の息子に好きな本を買ってやろうとしたときのこと。
どの本にするかなかなか決まらない私たちに店主の方が進めてくれた本がこの本です。

正直めくってみたときにはどこがよいのかわからなかったのですが、せっかくすすめてもらったから・・と　読み聞かせて見たら息子の喜ぶこと喜ぶこと！
ページをめくるたびに声を上げて笑うのです。

大人には理解できない、でも子どもの心はしっかり捉える不思議な本。
そんなこの本は未だに息子のお気に入り。私に読み聞かせをしてくれる唯一の本です。
息子に読み聞かせをしてもらって私も幸せな気分です。
長さん、ありがとう！

ある日の図書館のお話会で、このお話を初めて知りました。
「ごろごろにゃ〜ん　ごろごろにゃ〜ん　と、飛行機はとんでいきます」
めくってもめくってもその繰り返し。正直？？？？？でした。
娘も特に反応がなかったので、この絵本との縁もその場限りかと思いました。
ところがなぜか、今では我が家の本棚に。
娘はじっくりこの絵本が見たかったようなのです。
しかもこれをねんねの（電気を消してから読んでもらう）本に指定することも。
絵を楽しむ絵本だと思うんだけどね（もちろん寝ないし・・・。）
読み手としてもつい手を抜いて読んでるふりをしてしまうのですが、
必ずバレて「ちゃんと本を見て読んで」と叱られるのも謎。
こうなったら私も面白さにハマるしかないなぁ。

ただただ、どのページも「ごろごろにゃーん」なのにとっても、子ども達にうけのよかった1冊です。（年少クラス）
たんたんと読んでも、ところどころで声色を変えながら読んでも、子どもたちは食い入るように見つめていました。
サインペンで書くような絵も、なんだか独特で、地味ですが見飽きることがありません。
子どもによっては、興味をまったく示さない子もいますので、お子さんと一緒に選んでみてはいかがでしょうか。

ここのレビューで見かけて「なつかしい！！！」って飛びつきました。小さい頃、繰り返し読んでいた本なんです。
「ごろごろにゃーんごろごろにゃーんと、ひこうきはとんでいきます」という文章しかかかれていないのに、なんだかとっても惹きつけられるものがあって。

久しぶりに見て思いました。これは『え』でお話を理解する本だったんだ。小さい頃、同じ文だけなのにこんなに惹かれたのは、『え』を見てお話を進めていたからなんだなぁ。

今でもこの本を開くと、あの頃のわくわくが戻ってきました。

でも息子には不評のようです。なかなかこの本を見ようとはしてくれません。。。じっくりみてくれたらこの本の魅力がわかるだろうに･･･残念！！