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クリスマスの絵本」 みんなの声

クリスマスの絵本 作・絵:スベン・オットー
訳:奥田 継夫
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,078
発行日:1980年12月
ISBN:9784566001831
評価スコア 4
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みんなの声 総数 5
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  • 19世紀のクリスマス

    19世紀デンマークのクリスマス風景アルバムです。
    今のようなお祭り騒ぎではないけれど、クリスマスを年中行事として楽しむ人々、貧困のためにそれどころではない人々、様々な街角風景が描かれていて、浮わついたクリスマス感覚を冷ましてくれました。
    描かれている人々と、社会風景に味わいを感じます。
    パーティーで楽しむ部屋の扉の陰で、キスしている若者に、ちょっと驚きました。

    投稿日:2019/12/06

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  • クリスマスにも貧富の差

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子13歳

    デンマークの画家が描く、百年ほど前のクリスマス・イブの光景。
    クリスマスを前にしてのてんやわんやの様子がよくわかるのですが、
    一風変わっているのが、貧民の姿も克明に描かれていること。
    しかも、恵まれた人々との対比で描かれるので、よけい心に留まります。
    最後のページの文章は作者の想いが込めれているような気がします。
    あとがきを読むと、この絵本をめぐるエピソードが重いです。
    貧者の視点、子どもたちには少し解説が必要かもしれません。
    大人にとっては、クリスマスを少し違った視点で見つめられると思います。

    投稿日:2009/12/20

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  • 考えさせられるクリスマスの絵本

    • くるりくまさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子8歳、女の子5歳、男の子2歳

    「クリスマス」というと、現代の私達には、クリスマスツリーにプレゼント、サンタさんと言ったキラキラしたイメージがあります。

    この絵本は、あとがきにスベン・オットー氏が「古き良き時代のクリスマスを描いた私の絵本は、当時、外から見ることのできなかった人びとの立場、つまり貧者から描いたと述べている」とあります。
    古典的な絵と文章の絵本には、確かにクリスマスの絵本では見かけない貧しい人も描かれています。
    それだからこそ、最後のメッセージ
    「天にまします、われらの父よ!
     すべての人に富を。すべての人に愛を。」
    が、心に響いてきます。

    うちの子供が通うキリスト系の幼稚園では、先生が世界には恵まれない子ども達がいることを伝え、クリスマスの本当の意味を伝えてくれます。
    私達親も、毎日食べるものがあること、住む家があること、小さなたくさんのことに感謝しながらクリスマスを迎えたいと思いました。

    投稿日:2009/12/19

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  • 社会派のクリスマス絵本!

    • 青い靴さん
    • 40代
    • ママ
    • 岡山県
    • 女の子5歳

     昨日、クリスマスの本を特集していた図書館で出逢い、心強くなった一冊です。

     「クリスマス」という言葉の響きは、華やかで、楽しくて、キラキラしたイメージではありませんか?
     けれど、『かぼちゃひこうせん ぷっくらこ』と同じ画家と訳者の名前に惹かれて手に取ったこの本は、違っていました。

     明るい表通りと、暗い裏通り。光の中でクリスマスを楽しむ家族と、それをただ見ているだけの暗がりにいる召し使いたち。街では貧富の差が歴然として表れています。そして田舎には、極端に富んでも貧しくもない、静かな暮らしがあります。いよいよ最後のページには、星と作者の願いが輝いています。(記憶を頼りに、細密な絵を思い出しながら綴りました。)

     私は、どちらかというと貧しいほうの家庭に生まれました。そして、「粗衣なるはひとときのこと、教養は身につくもの」と言われて育ちました。ですから、成人式の振袖など、自分には縁が無いものと思い込んでいました。成人式にはスーツで出て、そんな自分に誇りすら持ったものです。
     ところが、社会に出ると、職場で、趣味の集まりで、役員会の雑談で、「成人式には振袖を着て当然」のような会話が交わされるのです。その度に、話についていけなくて、みじめな気持ちを味わってきました。

     そんな私だからこそ、この絵本は心に響いたのだと思います。昔から、貧富の差というものは存在していたのだということ。この絵本に描かれている貧者ほど、私は苦労なく育ててもらったのだということ。「もう一度、誇りを取り戻そう。」そう思えてきました。

     もしもあなたが、私のように、「周りはみんなお金持ち。自分だけみじめ。」そんな勘違いに囚われてしまっていたら、どうぞ、この絵本を読んでみてください。残念ながら、絶版らしいので、ぜひ図書館で!

    投稿日:2009/12/06

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  • 厳かなクリスマス

    • バオバブさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子1歳

     ヨーロッパの古き良き時代が背景で、様々な状況下の人々のクリスマスが描かれています。特に貧富が対照的なクリスマスの場面に、心が打たれ考えさせられます。
     現代でも全ての人が楽しく豊かなクリスマスを迎えているわけではありません。我が家も浮かれ気分の子どもたちですが「当たり前のように過ごしている日々に感謝する」大切さに気づくきっかけになりました。
     クリスマス絵本の中にこの本を一冊含むことで、厳かなクリスマスを迎えられそうです。

    投稿日:2008/12/16

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