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はるかな島」 みんなの声

はるかな島 作:ダイアン・ホフマイアー
絵:ジュード・ダリー
訳:片岡 しのぶ
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年12月
ISBN:9784895726849
評価スコア 4.11
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みんなの声 総数 8
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  • 美しい★★★★★★

    • なびころさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳4ヶ月

    美しい島の描かれている表紙が気に入ったのでこの絵本を選びました。歴史をベースにして書かれた物語は極上でした。主人公の人生がだんだんと変化していく様子に感動しました。自分の欲しい物は何かをしっかりと自覚し、自分の意見を持ち、堅実に暮らす主人公に胸が熱くなりました。主人公の心の大きさを表すかの様に沢山の作物が育ってゆく様子に感動しました。

    投稿日:2009/09/11

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    1
  • 素晴らしい絵本に出会いました。

    ダイアン.ホフマイアーさんの『ふしぎなボジャビのき』がとても良かったので、この絵本を手に取りました。
    表紙には豊かな緑と動物たち。そして2人の男女。海に囲まれた孤島。2人の幸せな暮らしが伝わってきます。
    見返しも海の色。また頁をめくると岩肌むき出しの島。
    軍隊でひどい目に遭い、ひとりきりになりたいと、この寂しい島で暮らし始めた男。
    彼が持っているのは、一袋のもみ米と一羽のオンドリだけでした。それからこの島へと吹き寄せられた船乗りたちが、レモンの木、バナナの木、ナツメヤシの木などや、メンドリ、アヒルなども残していきました。
    ある日、ポルトガルの女王に男のこの果樹園の噂が届き、女王との対面の場面へと続いていきます。
    女王は男を「いのちをじょうずに育てる人」と言います。相変わらず、「そばに寄るな!」とわめく男でしたが、女王の縫い物をしていた娘も彼との出会いで「広い世界で力いっぱい生きたい」と思い、彼についていきます。
    そして2人で命を育てていくうちに、たくさんの植物が根づき、花が開き、木々は空高く伸び、森ができ、鳥が群れて眠る島へと生まれ変わっていきました。
    島ではいつも、男のそばに、男が生き返らせたオンドリが寄り添っています。
    緑の光に包まれて、大きく腕を拡げる男。
    人間っていいな、いのちを育むって素晴らしいと感じました。
    そしてこれは実話に基づいた物語であり、男を絶望の淵に落とした総督のような人は、今もこの世界に存在しているんですよね。
    世界に1日も早く平和が訪れてほしいと、より強く感じました。

    投稿日:2023/02/14

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  • セント・ヘレナ島の歴史

    ナポレオンの流刑地であるセント・ヘレナ島にこのような歴史があることを知りました。
    実話を基にしているそうですが、孤独になりたくて島の洞穴に隠れ住んだ男と、時折島を訪れる人間たちとの接点のなさが気にかかりました。
    でも、何もなかった島に緑が茂り、伴侶もできて、かつての不孝者が幸せを感じたところは良かったと思います。

    投稿日:2022/03/23

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  • 無人島

    読み終えたとき、何ともいえない不思議な気持ちになりました。
    無人島でたった一人生きる男。
    人とのかかわりを一切拒んでいるのです。
    素敵な絵でおとぎ話の世界を見ているようでしたが、事実を元にして描かれたものだと知って驚きました。

    投稿日:2012/05/23

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  • 大人っぽい感じの絵本

    実話が元になっているようですが、読んでみて大人っぽい感じの絵本だなあと思いました。

    一人読みなら高学年以上でしょうか。

    男の気持ちと変化していく島の様子がリンクして、心情の変化が伺えました。

    土地を耕すと同時に心も耕すというのはうがちすぎた見方かな。

    絵がとてもきれいだと思いました。

    投稿日:2010/06/03

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  • 絶望から希望へ

    一体どんな絶望が男をここまで孤独に追い詰めたのか、と心が重たくなりました。
    実話に基づいたお話ということで、史実にもあたってみたいと思いました。
    描かれた島の変化は男の心の変化そのもののようです。
    どんな絶望からも人は立ち直れるという希望が感じられました。

    投稿日:2010/02/21

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  • 理解力がいるかな

    • ズズさんさん
    • 20代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子6歳、女の子4歳、女の子2歳

    6歳の息子に読みましたが、結構長い話で飽きてしまい結局は私が読んでいました。

    内容は1510年頃のポルトガルの艦隊の船乗りが船に嫌気が指して逃走するところから始まります。
    そして無人島に住み、人から離れて1人で生活して行くと言うお話です。
    ですが、最終的には人の温かさに触れ人間として成長した、みたいな感じでした。

    絵もハッキリとしていてキレイで読みやすかったです。
    実話のようで、どちらかと言うと「為になる本」と言う感じです。

    投稿日:2009/10/20

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  • 孤島の暮らし

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    読後、これが実話に基づいた話であると知り驚きました。

    たった一人、孤島で暮らす生活。
    それはどんな毎日だったのでしょう。
    便利なものが溢れた暮らしに慣れている私には、想像もつきません。

    でもこの話の主人公は、自らその暮らしを求め、誰も寄せ付けなかった。
    人と関わることを極端に嫌う姿は、どことなく悲しげでしたが、一人の娘との出会いによって気持ちに変化が出てきます。
    それは表情にもハッキリとわかるほどに。

    何もなかった島を、実り豊かな幸せの島に変えた男。
    その島はまさにその男自身に見えます。

    投稿日:2009/03/04

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