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リスとはじめての雪」 ママの声

リスとはじめての雪 作・絵:ゼバスティアン・メッシェンモーザー
訳:松永美穂
出版社:コンセル
税込価格:\1,980
発行日:2008年11月
ISBN:9784907738570
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,320
みんなの声 総数 17
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  • 「おばかさん」な動物達 はじめての雪さがし

    • ランタナさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    「リスとお月さま」に続くお話があると知り、ワクワクと手にとりました。

    冬はいつも寝てしまうから、雪をみたことがないリス。
    ヤギに「白くて、しめっぽくて、つめたくて、やわらかい」雪の美しさを教えてもらって、冬眠せず雪を見ようと大奮闘。
    やがてハリネズミとクマも巻き込んで、雪を探し始めますが・・・。

    今回も絵が魅力的。
    黒鉛筆と色鉛筆?のデッサン風の描写は
    沢山の文章で説明するより、ずっと雄弁。
    精緻に描かれた動物達からは、表情や動きから気持ちがぐっと伝わり、
    彼らがまじめで一生懸命なほど、おかしみがわいてくるのです。

    ハリネズミやリスが見つけた「白くて、しめっぽくて、つめたくて、やわらかい」雪らしきもの、に子ども達はケラケラ笑っていました。
    そして、そんなリス達を「ちょっとおばかさん」だと思っていたクマも・・・。
    ええーっ!
    みんなで大笑いでした。

    最後は美しい幸せな結末。
    酔いしれていたら、裏見返しの絵にオチが。
    参りました、ホントに。

    大人のファンが多そうな絵本ですが、
    冬眠の説明と、絵だけのページをちょっと助けてあげれば、
    年長さん位から楽しめると思います。
    ただ、一番のおすすめは、子どもの寝顔を見るのが好きな人です。ぜひ!

    投稿日:2011/09/04

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  • かわいい勘違い

    珍しく雪が降った日の夜に読みました。
    冬の間は眠っているので、まだ雪を見たことのないリスとハリネズミとクマ。ヤギから「雪はしろくて、しめっぽくて、つめたくて、やわらかい」ときいて、眠らずに森で雪を探し始めます。
    それぞれ、意外なものを雪と勘違いする3匹が可愛らしいです。そして、初めて3匹の上に雪が降った時のシーンは圧巻。
    自分や子供たちが初めて雪を見た時はどんなだったかな?と思いを巡らせました。字が少ないので、ゆったりと絵を見ながらいろんなことを感じられる絵本です。

    投稿日:2014/02/05

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  • 大笑いしてしまいました!

    もうすぐ4歳になる息子が図書館で自分で選んだ1冊です。
    文字数も多くなく、分かりやすいお話です。

    が、とにかく面白くって!!
    読みながら親子で爆笑〜〜〜
    息子は何度も読んで〜と持って来ました。

    また絵がとっても上手いんですよ。
    それぞれの表情や動きがとてもリアルに描かれています。
    とくに雪を見上げているシーンが個人的に大好きです。
    同じシリーズも借りたくなりました。

    投稿日:2011/12/26

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  • 睡魔と戦うリスの表情の可愛らしいこと

     「リスとお月さま」で、ゼバスティアン・メッシェンモーザーさんの精緻でユーモラスな絵に引き込まれました。
     “リス”シリーズの二作めかな?と思い手に取りました。

     やっぱり面白い!
     冬を見たことのないリスが、ヤギの「・・・・、とってもきれいなんだ。雪がふってきて、なにもかも まっ白になるんだ!」の言葉に、ハリネズミ・クマとともに、雪を待ちます。

     眠くて眠くて、睡魔と戦うリスの表情の可愛らしいこと。
     ハリネズミと唄って起きていようと頑張る姿も愛らしい。
     さらに、彼らが雪だと思った物が降って来るのを想像する絵に大笑い。
     そして、ついに雪が舞い降りて来た後、三者が空を見上げ恍惚としている後ろ姿がまた素敵です。

     文が無いページが多いのですが、絵がたくさんのことを語っています。
     三者が、初めて雪を見て、どんなに感動したかがホントよく伝わってきました。
     
     ラストの後、見返しまでお話が続いているのもお洒落です。

     中学生の息子も、静かに読みクスクスしていました。
     大人の方同士のプレゼントにも良いかも。

    投稿日:2011/11/13

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  • 雪の降る音

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、男の子7歳

    リスはいつも冬眠してしまうので、
    雪を見たことがありません。
    どうしても、見たい!
    仲間のはりねずみ、くまと、
    冬眠を延ばして雪を探します…。

    色鉛筆画のやわらかな線がお話を引き立てます。

    しろくて、しめっぽくて、
    つめたくて、やわらかい−−−

    雪のイメージは、わかっているけど、
    実際探すとなると難しい。
    みつけたものは?
    それが降ってくると?
    イメージがふくらみます。
    雪が降る音が聞こえてきそう!
    ちょっと笑っちゃうけどリスたちは真剣です。

    実際に雪が見られてよかったね。

    自然の山だけど、人間の介入が陰を落とす…
    深い主題が垣間見え、ちょっと考えさせられました。

    投稿日:2011/02/13

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  • 絵も訳もユーモラス

    写実的な絵にマジメな内容かと思いきや。
    だんだん瞼が重くなる動物達のユーモラスなこと。勘違いで冬を楽しむリスたちを、「ちょっとおばかさん」と訳しているのもおもしろかった。

    動と静の間がおもしろく、4コマを見ているような強弱に、娘と笑いながら読みました。
    冬を話して聞かせているのが、冬眠をしないヤギなんですね。動物世界を垣間見たような気にさせてくれます。

    投稿日:2010/09/22

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  • 面白い思い違い

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    前作「リスとお月さま」にすっかりハマってしまった私。
    もちろんすぐにこちらもチェックしました。

    今回もリスと仲間の思い違いが、とてもユーモラスに描かれています。
    雪を見ようと冬眠するのを我慢し、起きていようとする姿。
    それは、クリスマスの日にサンタさんを見ようと、必死に頑張っている子供のようです。
    少ない手がかりをもとに見つけるいろいろな雪も、またとんでもないものばかり。
    そんな立て続けの面白さの後にやってきた本当の雪。
    最後は、寒いはずなのにほんわかと温かくなるみんなの姿に癒されました。

    投稿日:2009/07/15

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  • ☆静けさの中に動きがある

    ふゆのあいだ、ずっとねむっているリスとハリネズミとクマは、 
    雪をみたことがありません。
    しろくて、しめっぽくて、つめたくて、やわらかい―。
    雪をみるために、ふゆがくるまでおきていなくちゃ。

    繊細なスッケチ画タッチの絵本なので、
    ガブリエル・バンサンの『アンジュール』を想像しましたが
    期待は大きく裏切られました…

    ねむねむのリスとハリネズミとクマが、
    雪を待つ間、眠気覚ましにこっけいな行動に出ます。
    それぞれが見つけてきた雪がまた笑えます♪

    静けさの中に動きが詰まった、上質で面白い絵本です。
    是非絵をじっくり味わってくださいね。

    投稿日:2009/02/11

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  • こっくり・・こっくり・・・

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    冬眠している動物たちが、雪を見たくてがんばって起きています。
    でも、眠くなってこっくりこっくりする姿がとてもかわいいのです。

    絵がとても素敵です。細かいところまで観てみると、くすっと笑えるところがあります。
    あまり小さな子どもでは、この面白さが伝わらないかも知れません。
    冬眠の説明もまったくありませんし。
    冬眠を教えてあげてから、読んであげるといいかもしれません。

    ちいさな子どもが、食事中や遊んでいる途中にこっくりこっくりするかわいさと重なりますが、
    大人には分かっても子どもには分からないかもしれません。

    雪を見た事のない、動物たちがそれぞれ雪らしきものを探すのですが、その面白さも中学年以上のほうが分かると思います。

    投稿日:2009/02/08

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