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手ぶくろを買いに」 みんなの声

手ぶくろを買いに 作:新美 南吉
絵:黒井 健
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1988年03月
ISBN:9784039633101
評価スコア 4.9
評価ランキング 7
みんなの声 総数 105
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  • 味わい深い絵本

    「手ぶくろを買いに」のお話自体は自分が子どもだったころから知っていましたが、この絵本には、ほかのツールでこのお話を聞くのとは異なる味わい深さがあったように感じました。
    子ぎつねが間違えて本当は出してはいけないほうの手を出してしまったときのドキッとする場面が印象的でした。

    投稿日:2023/07/12

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  • 冬なのにあたたかいおはなし

    自分が子供の時はドキドキしながら読みましたが、大人になって改めて読んでみると登場人物がとても温かく、優しい絵も相まって心がじんわりと温まりました。

    個人的には、作者の「濡れて牡丹色になった両手」「真綿のように柔かい雪」といった、その光景をすぐに想像できる美しい文章表現が大好きです。

    投稿日:2022/02/15

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  • ほっこりするお話

    国語の教科書でもよく見かける、美見南吉さんの作品。
    雪が降る寒い冬の季節が物語の舞台ですが、心はほっこり温まります(*^^*)

    自分が小学生の時に気に入っていた絵本で、今でも書店などで見かけた時はなぜかうれしくなってしまいます。

    投稿日:2021/07/29

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  • 手ぶくろを買いにを読みました。これを初めて読んだのは小学生時代でした。発想が面白くて、ひじょうに印象に残っています。そしていつまでも私の心のなかで鈴のように鳴り続けた作品です。私は手ぶくろを見るたびにこのお話を思い出さずにはいられません。そしてこのお話を読むたびに少年時代の日々が鮮やかに甦ります。

    投稿日:2021/01/31

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  • 小学校の国語の教科書に載っていたので、私にとっても小さな頃から馴染みのあるお話です。

    こちらの一冊は、新見南吉さんの文章に日本語の美しさを感じ、冬の夜の幻想的な絵が添えられ、とても素晴らしい作品になっていました。

    6歳になったばかりの娘にはまだ難しい単語や言い回しが多くあったのですが、「どういう意味?」と聞かれて答えながら少しずつ読んでいきました。

    子狐が間違った方の手を差し出してしまったところでは、娘も「はっ!」とした顔をして心配そうにお話の続きを聞いていました。いつの時代も子どもたちを引きつけるお話なのだと実感しました。

    冬になったら必ず読んであげたいなと思う一冊です。

    投稿日:2021/01/11

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  • 冬に読みたい

    久しぶりにこのお話を読んでみたいと思い図書館で借りました。初めて知ったのは小学生の子供の頃、教科書に載っていたことでした。なんて素敵なお話だったのだろうと感じました。大人になり絵本が好きでいろいろなお話を読むようになって、教科書と絵本では感動がまた違いますね。イラストが優しくて、言葉もきれいで…息子にもこういったお話をたくさん読んであげたいと思います。

    投稿日:2020/12/23

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  • 人間はいいものかしら。

    子供の頃、教科書で読んだなぁという記憶がある懐かしのお話。新美南吉さんの不朽の名作ですね。
    こぎつねが、人間のまちに手袋を買いに行くお話です。
    かあさんぎつねから人間は怖いものだから、と聞かされ、必ず人間の手を差し出して手袋を買うんだよと教えられ、白銅貨を握らされたこぎつね。
    でも、間違えて、きつねの手を差し出してしまうんですよね。だけど、ちゃんとお金を持っていることが分かると手袋を売ってくれた帽子屋さん。
    更に、人間のお母さんの優しい声の子守唄を聞いたこぎつね。
    お母さんの知っている人間も人間だけれど、
    こぎつねが出会った人間もまた人間なのです。

    色々な方が、絵を描かれていますが、私はやはり黒井健さんの温かみのあるきつねの絵が好きです。

    投稿日:2020/12/20

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  • 美しい絵本です

    子供の頃、母の趣味で購入した絵本です。絵がとても綺麗だなと思ったのを覚えています。表紙の絵から、暗いお話なのかな?と思っていました。
    子供のキツネが間違った手を出してしまったときは本当にドキドキしました。今、自分が母になってみると、この母狐の気持ちが分かるような、分からないような…。

    投稿日:2019/02/16

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  • 寒い季節に読みたくなる絵本

     寒い季節になると、読みたくなる童話があります。
     それが、新美南吉の「手ぶくろを買いに」。
     すっかりお話を覚えているわけではありませんが、雪で冷たくなった子ぎつねの手を心配してお母さん狐は夜に人間の町にでかけていくお話です。
     おぼろげながら、それでもまた読みたくなる童話。文字だけの童話として読んでもいいし、このように絵本として読むのもまたいい。
     しかも、有名な作品だけにたくさんの絵本作家がその絵を描いています。
     偕成社のこの絵本は、たくさんの絵本作家の中でも、その柔らかなタッチで人気の高い黒井健さんが絵を描いた一冊です。

     黒井さんの絵のきつねの親子の姿の、なんとも暖かい感じはどうでしょう。
     こんな姿を見ていると、このきつねたちが悪いきつねではないことがよくわかります。
     それに、子ぎつねが手ぶくろを買いもとめる帽子屋さんのご主人もけっして母きつねが心配するような悪い人間には見えません。
     この場面、お店の中を見通せる視線になっていて、商品として並んだ帽子もとっても暖かそうに描かれています。
     あるいは、子ぎつねが一軒の家から聞こえる子守歌に耳を傾ける場面。
     ここでは外に立ちどまる子ぎつねしか描かれていませんが、その家の窓のあかりがなんとも暖かいのです。
     カーテンのかかった窓にはうっすらと、これは人間のお母さんでしょうか、その影も描かれています。

     もちろん、新美南吉の童話は「ほんとうに人間はいいものかしら」という母ぎつねのつぶやきで終わる、ある深さをもった作品です。
     それらも含めて、黒井さんの絵は暖かく包んでくれます。

    投稿日:2019/01/20

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  • 昔、イラストがかわいかったので購入し、そのまま仕舞っていました。

    子供が生まれ、絵本の読み聞かせで赤ちゃん向け絵本が少なくて、私自身の気分転換もかねて読んでみました。

    子供がまだ0歳なので、もちろん内容は理解していませんが、母親の音読効果?絵の効果?なのかどうかわかりませんが、おとなしく聞いてくれました。
    何回か読んでいますが、この絵本はあまりぐずりません。
    (ちなみに、ある絵本では何回かチャレンジしてもぐずります)

    風景の描写が、美しい日本語で表現されていて、さすが新美南吉。
    対象年齢が大きい子向けですが、大人でも十分楽しめます。
    この絵本がきっかけで、子供が小説に興味をもってくれるかな?と思うほど、文章がすばらしいです。

    内容を一言でいうと、「はじめてのおつかい」ですね。
    最初は、子供を一人でおつかいにだすなんて!と思いましたが、何度か読んでいるうちに、母狐の愛情と葛藤を感じました。
    最後の母狐の言葉は、子供にとって、とても考えさせられる言葉だと思います。

    投稿日:2018/02/07

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