「みつばちマーヤの冒険」 みんなの声

文章部分が絵の傍らに置かれ、文章のないページが多く配され、ただただ圧巻の昆虫世界が繰り広げられる、画集のような力作絵本です。
迫力がありすぎて、怖いシーンもあるのですが、熊田さんの昆虫愛が隅々まで描き込まれていて、お話そのものはシナリオのような感じさえさせました。
解説で、クマバチがスズメバチに置き換わったことも納得です。

すべてが虫のお話でした。みつばちのマーヤはとってもかわいいし、襲ってくる敵も子供曰くかっこいい昆虫たちがいっぱいだったので、子供は何度も繰り返し読んでとせがんできました。ぜひ、昆虫好きな子供に読んであげてください。

御年９７歳の絵本作家、ということで興味を抱き、自分が見てみたくて図書館で借りてきました。この絵本自体は１０年以上前に初版となっていますが、今でも制作を続けていると知り、全く驚いてしまいました。
絵本から感じるのは熊田千佳慕さんの植物と虫たちへの愛情。愛情。愛情。本当に心から好きでないとここまでの作品は描けないと、素人が見ても感じます。
絵本ですが、一枚一枚がもう、芸術作品です。
長いお話ですが、３歳の娘も真剣に見入っていました。
是非是非、一読の価値ありです。

展覧会で見た熊田千佳慕さんの絵本だったので購入しました。
虫の絵は、体の表面にある毛の一本一本まで丁寧に描かれています。（そんなリアルなハチに、ちょこんとついたリボンが可愛らしいです）
周りの草花も、まるで標本のようです。
迫力があるので虫好きの次男は度々読んで欲しがりますが、虫の苦手な長男は怖がっています（笑）
　
1つ残念なのは、ページによって文章と絵が合わない場面があること。
番号が付いてはいますが、文章だけ前のページにあるので、読み聞かせをするのにちょっと困ってしまいました。

うろ覚えだったこの話。

息子に絵本を読んであげることで思い出しました。

絵本って子供に読んであげるだけじゃなく

自分の小さい頃を思い出しながら

読むっていうのも一つの手ですね。