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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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てのひらむかしばなし うばのかわ」 ママの声

てのひらむかしばなし うばのかわ 作:長谷川 摂子
絵:小西英子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\836
発行日:2009年01月
ISBN:9784001163896
評価スコア 4.25
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  • 小西英子さん

    小西英子さんの作品だったのでこの絵本を選びました。昔話特有の語り口にどんどんと引き込まれていく作品でした。主人公の人を思う温かい気持ちがそのまま絵に表れていた所が良かったです。人は外見ではなく中身で判断されることも諭してくれる絵本でした。主人公の幸せは主人公自身の仁徳の御蔭だと思いました。続編を読みたくなる絵本です。

    投稿日:2009/03/05

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  • 初めてです

    うばのかわ

    初めて知りました。

    へびに食べられそうになったかえるを

    たすけたおじいさん。

    その時へびに「かえるを食べない代わりに

    娘をくれ」と言われました。

    はいはいと適当に返事したけど

    へびは約束を守らせようとしました。

    おじいさんの家には娘が三人。

    へびと結婚してどうなるのか、

    そしておばあさんの姿になる衣はどう使うのか

    初めて読んだお話だったのでとても楽しかったです。

    投稿日:2023/09/18

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  • カエル、大蛇、年寄りばさ

    乳母の皮?と不思議な題名です。
    3人の娘を持つじいさまが、カエルを飲もうとしていた大蛇に、
    娘をやると言ってしまってのエピソード。
    大蛇の嫁になってしまった末の娘、千個のフクベ(ひょうたん)と千個の針で無事脱出とは驚きです。
    カエルの恩返しも、なるほどです。
    年寄りばさに化けられる皮という発想はすごいです。
    後半、これが幸せを運ぶキーアイテムになるのですから、
    びっくりです。
    もちろん、末の娘の聡明さ、勤勉さがあっての幸運。
    カエル、大蛇、年寄りばさというキャラクターが登場するだけに、
    その美しさが輝きます。

    投稿日:2022/06/21

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  • かわいい絵

    私にとっても、初めて読む昔話でした。

    まず、絵がかわいいとおもったら、描かれたのは小西英子さんです。
    我が家では「まるくて おいしいよ」でおなじみの方でした。

    末娘の美しさや、うばのかわのおばあさんのニコニコという愛嬌の良さが、絵からもわかります。

    投稿日:2012/09/28

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  • 知恵と勇気

     理不尽な運命を、知恵と勇気できりぬけていくお話です。外国の昔話にも、同じようなものがありますね。
     ていねいに描かれた絵から、娘のしんの強さがつたわってきます。
     昔話らしい言葉使いが、ちょっとわかりにくかったです。きっとどこかの方言なんでしょうね。

     このようなお話をしながら、人生の難しさや、がんばることの大切を伝えてきたんだなとしみじみします。

    投稿日:2011/07/20

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  • 知恵?したたか?

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    「長谷川さんの てのひらむかしばなしシリーズ
    おもしろいよ
    大きさ的にもちょうどいいし
    いろんな人の絵で
    楽しめるよ」
    と、先輩に薦められました

    うばのかわ?
    おばあさんの皮?

    話の内容は
    聞いたことのあるおはなし

    蛇だったり、猿だったりしますよね?
    3番目の娘は知恵があるのか
    したたかなのか・・・

    助けてもらったカエルが恩返しなんですね?

    で、また違うお話がくっついたような・・・
    若旦那の恋煩い・・・
    ここでも
    この娘は知恵者なのか、したたかなのか(^^ゞ

    権力者に対する身分の低い者達が
    考えたお話なのかな・・・とも
    思ってしまいました

    投稿日:2011/01/09

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  • 一体、どうやって作っているのかなぁ

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    1年くらい前、アイルランドかどこかのむかし話で、この話の後半とすごくそっくりなものを聞いたことがあります。
    どっちにしても、「うばかわ(おばあさんの皮)」って一体、どうやって作ったんだか、きになりますよね〜?

    着込むまでに、普通の娘なら、相当の根性が必要な気がしますが(私が当事者なら、ちょっと着れないかも〜)、
    むかし話ではそういう矛盾も「○○だったから○○した」と、その出来事だけを簡潔に伝えていますよね。

    この簡潔さがむかし話のいいところなんだそうです。
    最近、勉強会やら講演会やらに参加するようになって、やっとその「良さ」が見えてきたような気がします。

    最後は恋物語として終るので、小さい子に向いてないかといえば、そうではなくて、むかし話だからこそ、ちょっぴり大人っぽい内容であっても、意外と幼稚園児くらいから聞けるそうです。
    幼稚園くらいのお子さんがいる方、ぜひ、読んであげてみてください。

    投稿日:2009/05/25

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  • 印象に残るお話

    じいさまが、おろちに飲まれそうなかえるを助けます。おろちの交換条件は、三人娘の一人を差し出すことでした。

    読み終わって何かの話に似ているような気がしました。あえていうなら、「美女と野獣」でしょうか。

    展開などには違いがありますが、父親が理不尽な条件をのんで帰ってくるところはよく似ています。今の感覚だと、かえるを助けるために自分の大切な娘を差し出すというのはどうなの?と思うところです。

    昔話で父の災難を救うのは、一番下の娘。この辺は昔話の定石といえます。おろちの最期が悪役とはいえかわいそうに思いました。

    ここで話が終るかと思いきや、その後があったことに驚きました。

    どことなく「シンデレラ」的とも言えなくはない終わり方だと思いました。

    このお話を読んだのは初めてですが、いろいろなお話が混じり合ってできたのでしょうか?

    息子は、終わりの言葉が「さばうりどん」と似ていると言っていました。

    「さばうりどん」とこのお話は文が長谷川摂子さんなので似たのかもしれないと思いました。

    中盤の展開を思うと少し後味の悪さは残りますが、とても印象深いお話だと思いました。

    投稿日:2009/03/23

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