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おいなり山のひみつ」 みんなの声

おいなり山のひみつ 作:茂市 久美子
絵:菊池 恭子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2008年10月
ISBN:9784061957114
評価スコア 4.57
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みんなの声 総数 6
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  • なつかしくて、ほのぼの

    お山ですごす一週間、こんな懸賞があたるなんていいなあ、と思ってしまいます。物語はなんだかなつかしい感じがして、すんなりとひきこまれました。みんながやさしくて、ほのぼのします。
    続きが読みたくなるラストでした。

    投稿日:2017/08/22

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  • 儚くも、心温まる田舎の物語

    【あらすじ】
    日曜市で応募した「お山ですごす一週間」が当たったひろし。知らないところに一人で行くのは気が進まないが、行ってみたら意外と楽しく過ごせた。一緒に暮らしたのは日曜市でお店を出していた人の家族。けんた、きなこ、お父さん達と田舎暮らしを体験した後、自宅に戻ると、ひろしは無性に田舎の家が恋しくなって…
    同じアパートに住む住人が同時に体験する心温まるファンタジー。

    【感想】
    作者の田舎暮らしの体験がもとになっているお話(あとがきより)。
    列車の窓から見る田舎の家が、誰も訪れる人もなく、ゆっくりと朽ち果てていく姿を見て、「そこを訪れる人があったら」という切ない思いから、このお話が生まれたそうです。そんな瑞々しい感性、温かな心、筆者の人柄が伝わってきて、こちらも心がほっこりしました。読み終わって、過疎化していく農村の寂しさ、山の住人の魔法が消えていく儚さなども感じましたが、全体的に「いい思い出」となって私の心に刻まれました。

    なぜか、体験していないのに、懐かしい感じがします。
    それは、自分が田舎出身で、地元がどんどん過疎化していくのを知っているからでしょうか。しかし、私は物語には感動しても、実際に地元を訪れる事はないでしょう。都会暮らしの方が性に合っているから、もう、田舎には戻れないのです。
    …そんな風に、物語をきっかけに自分の気持ちを改めて確認できたり、何か大切なことを教えてもらえるのが、茂市さんの作品の素敵なところです。
    教育的な場面や、人に命令したり強要したりしないけど、ふわっと、こころに優しい風が吹き、大事なものをそっと届けてくれる、奥ゆかしさがあります。

    このお話を読んだら、なんとなく、田舎に行ってみたくなります。自分の田舎でもいいし、他の田舎でもいいし、どこか山奥に行ってみようかなぁ…

    投稿日:2017/06/02

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  • おいなり山のきつね4匹家族が人間に化けて人間を喜ばせるお話。

    まず、主人公のひろしは、クジで当たっておいなり山での1週間生活体験をします。労働もありますが、小さい子の面倒をみたり、おいしい野菜を食べたり、良い影響を受けます。

    隣のお兄さん、田中さんも、そのクジできのこがたくさん当たります。

    そして、実は逆隣のおばあさん、林さんも、そのお山の子、けんたくんからの手紙が当たります。

    同じアパートでみんなが当たるという不思議なクジと、、不思議な家族。

    そういえば、、、と思いだすと、どうやら人間に化けたキツネみたいなんです。

    でも嬉しくて、おいなり山の家族に会いに行きたくなるのです。さて、会えたかな、会えないかな?そこまでは書いていないので、続編を読みたいです。出たらいいな。

    娘も「えーっ、ここで終わりなの?!」と残念がっていました。

    投稿日:2016/03/06

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  • 田舎の夏休み

    『キツネ山の夏休み』(富安陽子)を思い出しました。

    受け入れ先が、特殊な家族で、そこがファンタジーのように見せかけて、実は、田舎のリアルな夏休み体験が作者の描きたかったところだと思います。
    都会っ子には、田舎の暮らしそのものがファンタジーなのかも。
    私自身おいなり山のような暮らしなので、どれも身近なことばかり。作者の体験がもとになっていることはすぐわかりました。
    やや強引な設定も、なぜか引っかからないところが巧妙だなぁ。

    娘が見つけましたが、同作者の「つるばら村シリーズ」に、おいなり山からの訪問者エピソードがありました。世界観が繋がっているのかな。
    「つるばら村」を楽しんだ子は、つづきの感覚で読めるかも。

    投稿日:2011/01/29

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  • きっかけは、懸賞ヽ(^o^)丿

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    懸賞ときましたか、なるほど!
    きっかけですよ、不思議な体験の

    おもしろいなぁ〜
    懸賞だったら、みんなも経験してますもの

    なんとなく、あやしい・・・と
    思いつつも
    けんた親子の律儀さに
    感心してしまいます

    小学3年生のひろしが5年になるまでの
    成長とともに
    心温まる
    ご近所さんとの関係もとっても素敵です

    同じ学年の親子で楽しんでいただきたいです

    投稿日:2010/12/03

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  • うらやましい体験

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子17歳、男の子14歳

    ひろしくんは「お山で過ごす一週間」という懸賞に当たりました。さっそく夏休みに案内の通り一人で電車に乗って春山駅で降りると、けんたという男の子が待ってました・・・
    表紙からも狐がかかわることが連想されますが、物語の会話の中でそのヒントみたいなキーワードが出てくる楽しさがあります
    作者の出身地岩手を舞台にした、短編ファンタジーで小学校中学年から楽しく読めると思います

    投稿日:2009/03/03

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