大坂城 絵で見る日本の城づくり 大坂城 絵で見る日本の城づくり 大坂城 絵で見る日本の城づくりの試し読みができます!
作: 青山 邦彦 監修: 北川 央  出版社: 講談社 講談社の特集ページがあります!
巨大な城が建ち上がっていく様子を精緻な絵で楽しむ一冊!

緑の模様画」 みんなの声

緑の模様画 作:高楼 方子
装画:平澤 朋子
出版社:福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,600+税
発行日:2007年07月
ISBN:9784834022896
評価スコア 4.5
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  • 生きていることの肯定感

    ブログで高楼方子さんの作品を紹介していた頃、読者の方からこの作品もいいですよと勧められて読みたいと思っていた本です。

    読んだ後、子どもたちが生きていることの肯定感に充たされてとても良かったと思えたのですが、これを文章化するは難しいなとも思いました。

    最初の頃には明かされませんが、どうも小学6年生の後半で不登校になったらしいまゆ子。まゆ子は、母の勧めで女子寮の舎監を務める根津さんに会いに行きます。
    寄宿舎で思い浮かべる児童文学といえば「小公女」。その「小公女」が作品のモチーフとしてあります。

    根津さんの娘・汀子(通称テト)とまゆ子がアーメンガードに似ていると思ったアミとまゆ子の三人は初めて出会った時から意気投合します。

    女の子たちが仲良くなっていく様子はとても生き生きとした描写で、かつ自分の少女時代を思い出してとても懐かしく思いました。

    寮生の間に伝わる伝説や、塔の家、三人がたまに出会う不思議な青年など、謎を秘めた内容が次第に明かされていきます。

    それに伴う少女たちの気持ちも丁寧に描かれていきます。三人の成長を見守る森さんの存在がとてもいい感じで描かれていると思います。

    テトが森さんに自分の母を「人といるときはけっこうちゃんとしてるの。親切だし、明るいし、それにたしかに、いろんなことができるかもしれないの。でもときどき、ほんとに、ぼうっとしてため息つくの。あれ見ると、こっちのほうがため息つきたくなっちゃうんだよね」と。

    女の子は、母親を母としてだけでなく一人の女性として客観的に見ることがあるということ自分の経験からもわかります。

    その問いに森さんは
    「ちょうどあんたたちが少しずつ大人になっていくのと反対に、中年のおばさんかは、少しずつおばあさんになっていくでしょ、どんなに若く見えたったね。あんたたちくらいの歳の子が、人によって神経過敏になるのと同じで、おばさんたちも、気持ちがふらふらする人はするんじゃないのかねえ。体の影響はばかにならないもんだから」と答えています。

    自分の思春期の頃に、この本があったら、母の不安定な時期も少しは理解できたのかもしらないと思いました。

    児童書なのですが、この児童書が読める頃のお子さんとお母さんと一緒に読んでいただけたらいいなと思います。

    掲載日:2009/03/09

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  • 小公女をもう一度読みたくなる

    若い時に読んだ感想と今とでは、思いがずいぶん違うので
    何度読んでもまた違った読み方があると思います。
    少女は春の風の色で、心の病気から立ち上がる勇気をもらい
    二人の少女と出会います。
    その3人の少女から遠い昔の春の空気を呼び覚まされた老人の心は
    若者だった自分へ奇妙は戻り方をします。
    はち切れそうなエネルギーと、好奇心にあふれた少女たち。
    小公女のお話で結びついた3人と、茶色の瞳の不思議な一人の青年。
    シャムロックのおまじないと搭の家の謎。
    過去と今が折り重なって、奏であうメロディー。この作者さん独特のミステリアスなお話にいつしか引き込まれてゆきます。

    掲載日:2016/11/04

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  • 今でも娘の愛読書

    揺れ動く三人三様の思春期を、『小公女』を素地に描く。
    不登校だったり、放任?だったり、片親だったり。でもそれを大々的に告知しているわけではなく、あくまでも心の背景として描いてある。
    老人に絡ませる作品はよくあるが、こういう夢というか抽象的な部分を利用したのは珍しい。
    じいさんパートが一瞬(良い意味で)なんのことかわからなかった。
    最初から話は読めるが、どこへ終着するのかが楽しみだった。

    伏線が多くて、後半より合わせていくところに飽きもきたが、三人の他の脇役にも前進があって、みんながひとつの季節を過ごした感が出て、いいところに終着したと思う。

    作者の代表作として『十一月の扉』『時計坂の家』とあるが、後者寄りかな。
    『十一月の扉』のように、じっくり一人の心情に乗り移るのではなく、三人それぞれの思いや成長(というより一歩)を、年配のいろんな人や出来事の中で手繰っていく感じ。

    三人が、娘やその友達に思えて仕方なかった。ヤングアダルトが読んで共感するだろうか。大人向け、いや親向けのような。

    掲載日:2014/04/22

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