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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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コートニー[新版]」 ママの声

コートニー[新版] 作・絵:ジョン・バーニンガム
訳:谷川 俊太郎
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2020年06月18日
ISBN:9784593101917
評価スコア 4.61
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  • 何でもできる犬のお話

    このお話は、野犬収容所の収容されていたコートニーという犬のお話でした。コートニーがある家族にもらわれていくのですが、そこで料理を作ったり給仕をしたり、本当に何でもできるスーパー犬!!でもおじいちゃんなので、ある日忽然と姿を消してしまいます。多分死んでしまったのです。でも死んでからもこの家族事を助けていたのに感動しました。

    投稿日:2015/09/09

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  • バーニンガムらしい

    面白い本です。
    きちんとした結末があるわけではなく
    いつでも読者に最後の判断というか感想を
    渡すのがバーニンガムの本ですね。
    コートニーはいろんなところを旅してきたんだな
    とおもいます。
    だからコートニーに出会えた子どもはラッキー!
    おとなはであっても出会わなくても変わりません。
    いつでも、おとな、なのです
    それがちょっと悲しい。
    最後助けてくれたシーンで山の上にいる
    犬らしき絵があって息子がすぐみつけていました。
    これ!といって興奮して指をさしてました。
    子どもには届く気持ちがあるんだなと思います。

    投稿日:2013/09/26

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  • メッセージ性が強くある

    図書館で借りた、バーニンガムさんの絵本。
    息子と私にとっては3冊目です。

    絵は、線+色鉛筆で塗った感じのサラっとしたタイプで、お洒落な感じ。
    ストーリーは、コートニーという、血統書など持たない雑種の犬を
    もらってきたことから始まるものです。

    2歳の息子は、まあまあ好きだったようですが、
    ちょっとまだ早かったかな(なので評価は4です)。
    「けっとうしょ」とか「ざっしゅ」など意味がすべてわかったとは思えませんでした。

    犬がバイオリンをひいたり、食事をつくって給仕したり、曲芸をしたり、、と
    有り得ない、クスリと笑ってしまう設定もあります。
    が、この本には、バーニンガムさんが、
    読者である子どもたち、もしくは読む大人たちに、
    伝えたいメッセージがとても強くあるのを感じました。

    個人的な興味ですが、
    これからもほかのバーニンガムさんの本を読んで、
    彼がどのような手法で自分のメッセージを子どもたちに伝えて来たかを
    知りたいと思いました。

    投稿日:2013/08/24

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  • 大人は大いに反省

    普段は一人読みすることが多い8歳の娘が、珍しく「これよんで」と持ってきました。娘も私も大好きなジョン・バーニンガムの絵本です。
    バーニンガムは、いつでも子どもの味方。大人は大いに反省させられることが多いです。今回も、子どもの純粋で真実を見抜くチカラをまざまざと見せつけられました。
    子どもが犬を飼いたいと言ったとき、親が言ったのは「血統書つきでないとだめだ」という言葉。でも子どもたちが選んだのは、だれもほしがらない、雑種のおじいさん犬コートニー。大人は、「こんな犬だめだ」というけれど、本当はこの犬は、特別な素晴らしい犬だったんです。
    ラストシーンは感動的。不思議な余韻とともに、また再びページをめくりたくなります。

    投稿日:2012/11/13

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  • じーんとするはなし

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子9歳、男の子7歳

    コートニーは、おじいさんのイヌ。

    コートニーは、ある日子供たちに引き取られるのだけれど、
    この子供たちはなんて面白いのでしょう。
    みんなが欲しがるイヌには目もくれず、人気のないコートニーを
    ステキだというのだから。

    でも、子供たちの目は確かだったのです。
    コートニーは本当にステキなイヌだったのです!

    読み終わって、心に染み渡るような愛を感じて、久し振りに心にじーんときたおはなしでした。

    投稿日:2010/06/20

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  • 切なくなった

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    血統書つきじゃない老犬のコートニー
    子供達が気に入って家で飼うけれど、どんなに尽くしても大人たちはあまりいい顔をしないのです。

    コートニーが料理をしたり、赤ちゃんのお世話までするなんて
    何とけなげな犬なのでしょう!赤ちゃんの危機まですくうのです。

    なのに、大人たちの思いを知ってか、いつの間にか消えてしまう・・

    人の本質って何かなと考えさせられました。見た目でもなく家柄でもなく
    本当に相手の望んでることをしてくれることが大事なのですよね。
    それを子供達は見抜いていたのでしょう。

    コートニーのよろっとしたかわいさに、切なくなってしまいました。
    読後感がすっきりと言うわけには行きませんが、読んでよかったです。

    投稿日:2010/03/17

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  • 血統よりも大切なもの

    • うーずさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    こどもたちが選んだのは、雑種でじいさんいぬのコートニー。

    食事を作って、赤ちゃんのお守りをしてくれる犬・・・すごい!!家事で子供を助けてまでもらったのに「血統がよくないからやっぱりダメなんだ」という大人には残念な気持ちになりました。

    誰もほしがらない自分を選んでくれたことが、コートニーは嬉しかったのでしょうね。コートニーは、ずっと子供たちを見守っている気がします。

    投稿日:2009/07/12

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  • うちにきてほしい

    3歳ごろから読んでいます。
    今も大好きな絵本の一冊です。
    ジョン・バーニンガムらしい内容の本です。

    見かけで判断したらダメだよ。

    子どもたちが犬を飼うのに、
    わざわざもらわれそうにない犬をもらってきます。
    でも、お料理したり、赤ちゃんのおもりもして、
    バイオリンも弾けるすごい犬。
    それを見抜く眼はどうやったらもてるのかしら?

    大人の身勝手さもよく描かれています。
    ちょっと胸がいたい。

    先日、近所のスーパーで
    コートニーとそっくりな犬を発見!!!
    絶対あれはコートニーだと
    息子と二人、大騒ぎ!

    それ以来、そのお店によくいくようになったのですが、
    コートニーらしき犬を見たのは、
    その一回限り。
    絶対、あれはコートニーだったんだという思いが強くなりました。

    投稿日:2009/05/15

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  • たくさんの人に読んでもらいたいです。

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子9歳、男の子5歳

    人はみかけじゃないんだよって、よく聞きますが、犬もそうですね。
    そのことをよくわかってるのは、大人ではなく、子どもたちでした。
    この本を読むと、偏見だらけの大人の姿を客観的にながめることができ、我ながら反省させられました。
    コートニーの本当のよさを知っている子ども達は、きっと心がきれいなんでしょうね。コートニーの内面の輝きを察知できる能力は、子どもだけが持っているものなんでしょうか。もしそうならば、ずっとその力を失ってほしくないなあと思いました。
    クラスで読みきかせするには、絵が小さいかもしれませんが、バーニンガム氏の絵は優しくて心が安らぎます。ぜひ、たくさんの人に読んでもらいたいです。

    投稿日:2009/02/23

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  • 子供の「真理を見抜く力」

    • つんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子2歳、男の子2歳

    いかにも「ジョン・バーニンガム」らしい一冊。
    「大人は愚かな既成概念に囚われて、真の価値が見えなくなっている。」ジョンが常にテーマにしている一つである。
    世はこぎれいな「ペットショップ」でぬいぐるみのようにかわいい子犬を何十万も払って買ってくるのが当たり前の時代である。しかしジョンの絵本にそのようなこじゃれた子供は絶対に出てこない。
    わざわざ「野犬収容所」へ行き、「絶対にもらわれそうもない犬」を探して回る・・・。現代の日本ではほとんどありえないところが彼のユーモアセンスである。

    でも親が黙っていたら本当に子供というものはそういうことをやると私は踏んでいる。
    子供の「真理を見抜く力」というのを大人である私たちは侮ってはいけない。そのような能力と神聖さを持つのが本来の子供の姿であるからだ。
    メディアで汚れていない清らかな子どもの目ほど確かなものはないのかもしれない。

    連れてきたばかりのコートニーを前にパパとママは絶叫する。「何でこんな犬を連れてきたんだ?!」
    でも子供たちはあっさりひとことこう言うのだ。
    「でもコートニーは素敵だよ・・・。」

    最後は読み聞かせをしている私が泣けて泣けて・・・子どもたちを抱きしめてしまった。
    多くの人に是非読んでいただきたいお勧めの一冊。

    投稿日:2008/09/11

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