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ミサコの被爆ピアノ」 みんなの声

ミサコの被爆ピアノ 作:松谷 みよ子
絵:木内 達朗
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
本体価格:\1,143+税
発行日:2007年07月
ISBN:9784062141345
評価スコア 3.67
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みんなの声 総数 2
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  • ピアノが語るあの日

    この絵本の主役はピアノです。
    広島の原爆を体験したピアノ。
    爆心地から1.8kmという場所で被爆し、幸運にも壊れなかったピアノ。
    そして持ち主はミサコさん(仮名)。
    イギリス製のバイクを乗り回していたお父さんが、バイクを売り払って購入したピアノ。
    家が一軒買えるほどの高価な特性のピアノだそうですから、とても裕福な家庭でした。
    音楽を楽しむ家族でしたが、小学校4年のとき、戦争はミサコさんにも訪れました。
    8月6日、あの日17歳のミサコさんは工場で働いていて助かった一人。
    悲惨な広島の光景と終戦。
    ガラスの破片が突き刺さりながら無事だったピアノ。
    廃墟の広島で弾いたトセリのセレナーデは鎮魂であり、戦争が終わった安息でもあったのですが、人々から非難を浴び、石を投げ込まれたそうです。
    それが終戦でした。

    それから長い年月を経ても、ミサコさんのそばにあったピアノですが、ある調律師の力で再び音色を奏でる日が来ました。
    そのピアノがあちらこちらの会場でコンサートを開くようになりました。
    原爆を体験したピアノが奏でるのは平和への願いでしょうか。
    CDにもなっているようです。
    絵本の中からその音色が聞こえてくるようです。

    木内達朗さんの絵が重厚で素晴らしいです。
    絵の中のピアノに語らせていますし、人をほとんど登場させない絵でありながら、人々の姿を想像させられる描き方。
    風景の一部を切り取った構図で、とてもスケールの大きさと深みを作っています。

    掲載日:2010/12/20

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  • 奇跡的に残ったピアノ

    1945年8月6日、戦争中。広島に原子力爆弾が落とされました。
    このことは、誰もが知っています。でも、戦後生まれの私たちには、それが、実際どのようなことなのか…生身の人間としての自分の体験として実感することは難しい。
    この絵本は、実際に被ばく体験したピアノが主人公です。

    掲載日:2018/02/02

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