「おせんべタクシー」 ママの声

ジャンル分けするとすれば、ナンセンス絵本でしょうか？冒頭からいきなり、空からおせんべいが落ちてきて始まって、ドタバタと進んでいって、よくわからないうちに終了って感じのお話でした（笑）。絵は、勢いがありました。

３歳４ヶ月の息子に図書館で借りてきました。

おせんべが空からふってきて、食べてみたら、
自分がタクシーになってしまい…というストーリー。
おせんべが料金代わりだったり、
変な暗号が行き先だったり、楽しいです。
版画の絵も味があっていい。

息子はとても喜んで読んでいました。
乗り物好きにはうってつけの１冊です。

おせんべいと乗り物が好きな息子が選びました。
意外な組み合わせ、おせんべいがエネルギーになって
走る車、おせんべいはどんな味がするのでしょう。
美味しいおせんべいを食べながら、色々な景色を見て走り
運転手さんは気持ちよいでしょうね。

せんべい食べて足がせんべいみたいになるなんて子供にしたらとっても魅力的なストーリーだと思いました。
ガソリンがせんべいを食べる事なんてとっても単純明快なのに、なぜか納得してしまう設定だなって思ったのは
私だけ！？

おせんべとタクシー、似ても似つかないふたつが、いったいどういう話なのだろうと思って読んでみました。

おせんべは丸い、丸いはタイヤ・・・といったところでしょうか（笑）

ちょっぴりことばあそびのようなものもあって、幼児から小学校低学年向きでしょうか。（それ以上だと相手にされないかも）

でも、絵の迫力と話の運びに勢いがあって、面白かったです。

おせんべが突然空から降ってきて
足がタイヤになりおせんべタクシーになって出発します
乗せてくださーいと小さいおせんべのお金を持って
たくさんお客さんが乗ります
うさぎとかめもマラソン大会場まで乗せてもらいます
ひょんなことに立場も逆転し今度は乗せてもらうことに････

突飛なストーリーと迫力のある絵に押されて
一気に読めて楽しめました
ジェットコースターのような絵本です。
おせんべがタイヤになっちゃたらパトカーになりたいなぁと
親子でお話しました。。。

力強い絵に、いつものかわいい絵本とちょっと違うおもしろさがあるかな、と思って手にとりました。

空から降ってきた大きなのりせんべいを食べると、足がぐるぐるなって走り出す。おせんべいはガソリンです。
大人の私にはちょっと付いていけない展開でも、息子は興味を持ったようです。
お客さんの告げる行き先には「おせんべい」の言葉が隠されていて、読み聞かせるのにちょっと苦労しました。
でも子どもを引きつけるおもしろさがあるようです。

大きな大きなおせんべを見た瞬間、

「たべたいー！」

やはり・・・食べ物、特にお菓子には反応のいい娘です。

おせんべがガソリンとなって動く車。
何だかポパイを思い出します。（いつも例えが古いのですが。笑）
でも、これは足がタイヤになるという奇抜な発想。驚きです。

ちょっと忙しいような激しいような雰囲気の漂う絵に圧倒されたのか、最初の勢いがなくなり固まり気味の娘。
タクシー運転手交代など予期せぬ展開もあり、お話はなかなか面白かっただけに、ちょっと残念に思う母でした。