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障害をもったシゲルの独白のような物語です。 丘修三さんは自分の経験を生かして、シゲルという主人公を作り上げました。 同じような病気で先輩の青木さんはなくなりました。 小さいころ自分をかわいがってくれた父親は、自分が障害を持ってから自分を見る目が変わりました。 そして、離婚。 母親も自分の介護に疲れたようです。 かつてはお兄さんと慕ってくれた妹にも、自分の世話を言いつけられるようになって、自分が疎ましい存在になったようです。 現実の厳しさの中で、「自分はいきているんだ」と思うシゲル。 気の持ちようで、今の自分に絶望したり、自分を肯定したり…。 重い話です。 あまり子供が手にとらない本かもしれません。 しかし、この本には障碍者の立場に立たないとわからない事が書かれているのです。 健常者にこそ読んでほしい本ではないかと思います。
投稿日:2011/10/29
進行性の障害を持った「シゲル」くんの一人称で進むお話です。 ボランティアの集まりの時に、障害や病気を持つ子どもたちのはなしが出まして、いろいろ考えている時にたまたま図書館で目についたので、借りてきました。 作者は元養護学校の教師をしていた方です。 本書は「ポプラ社の高学年向け創作シリーズ」というシリーズから出ているので、読んでもらいたい対象は小学校の高学年くらいなのだと思います。 ただ、こういいうお話を手に取る小学生は、少ないような気がしました。たとえ身近にシゲルみたいな子がいても、いたらなおのこと、この本はちょっと重たいです。 文体や内容はけして難しくありません。むしろ小学校の中学年でも読めそうです。 ただ、私が読んだ素直な感想は、「シゲル」のような子の心の中を、本人ではなく養護する立場の人間が想像で描いた物語にしか見えませんでした。 彼らは本当にこんな風に世界を見ているかもしれないし、見ていないかもしれない。 この本を読んだ子どもたちは、シゲルのことをどんな風に感じるんだろう。それよりも、シゲルのことを考えたり、感じたりすることが、このくらい(出版社が想定している年代)の子どもたちに出来るかしら…と、思いました。 「障害」を取り扱った本は近年増えていますが、熟考して取り扱ってほしいと願います。
投稿日:2009/04/24
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