「くまのテディロビンソン」「おはようスーちゃん」などがあるロビンソンの作品です。ほのぼのとした温かい子ども時代というのが作品に共通する雰囲気だと思います。
息子はこの「すえっこメリーメリー」が一番気に入ったようです。
五話入っているので一日一話的に読むのもいいと思います。
五人きょうだいのすえっこのメリーメリー。
兄や姉たちからのけ者にされることもありますが、どこ吹く風という感じで、自分なりに考えて行動するところがたくましいなあと思いました。
そしてちゃっかりしていてうまくいってしまうところがあるのも見逃せません。ロビンソン作品のおかあさんはすべて優しいですが、この作品のおかあさんもとても優しくていい感じでした。
「すえっこOちゃん」や「ロッタちゃん」など、幸せな子ども時代を描いたものは、読後感もとてもいいですね。
一人読みするなら中学年ぐらいからでしょうか。学級文庫に入れてあげたい本の候補です。