十二支のおもちつき 十二支のおもちつき
作: すとう あさえ 絵: 早川 純子  出版社: 童心社 童心社の特集ページがあります!
来年も福がいっぱいの一年になりますように。

おとうさん」 みんなの声

おとうさん 作:シャーロット・ゾロトウ
絵:ベン・シェクター
訳:みらい なな
出版社:童話屋
本体価格:\1,350+税
発行日:2009年04月
ISBN:9784887470910
評価スコア 4.67
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  • 満たされぬおもいや傷ついた経験もまた…

     ゾロトウさんの作品は、等身大のこどもたちの心象風景を描いたものが多いように思います。
     ハーパーコリンズ(ハーパー・アンド・ブラザーズ)で、あのモーリス・センダックの存在を世に知らしめた編集者アーシュラ・ノードストロムの秘書を経て、編集者そして児童書作家になられた方だそうです。

     主人公の男の子の独白です。
     男の子には、父さんがいません。
     母さんが話してくれた父さんは男らしく立派だ。
     
     もし父さんがいたら、こんな父さんに違いないと語ります。
     まさしく、子どもの理想のお父さん像です。
     日々の生活で男の子が、どんなにか『父さんがいたら…。』を繰り返し思い描いていたかが、切々と伝わってきました。
     こどもはこういうことを求めているのか、と気づかされたこともあります。
     
     両親が揃っているから、良く育つわけではない。
     満たされぬおもいや傷ついた経験もまた、子どもを成長させてくれるようにも思われます。
      
     原作では、父さんは戦死していないようです。
     とすると、母さんの息子への父さんを語る姿勢が、一層素晴らしく思えてきます。

    掲載日:2010/03/02

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  • 素晴らしい改作

    自分があったことのない父親を、お母さんはこんなにりっぱなおとうさんだよと話してくれた。
    ここで書かれているのは、子どもにとっての理想の父親像かもしれない。
    そして、父親の私にとって教科書的な本だと思った。

    ここで話を終わらせると、この絵本を正しくレビューしたことにならないかもしれない。
    文章と絵に何か違和感を感じた自分は、奥付にかかれた訳者のコメントに目が止まってしまった。
    作者の意向で父親の不在の理由を戦争で死んだことにしたこと、それに伴い文章の細部を多少変更したことが書かれている。
    原題は「A Father Like That. このようなお父さん 」である。

    洋書を探して得たものは次の通りである。
    おとうさんは、自分が生まれる前に「行ってしまった」のであり、「もう決して戻ってこない」のである。
    戦争で死んだのではないだけではなく、どこかで生きているのかもしれない。
    さらに、翻訳する際に、原本の絵を一枚抜くことによって、話の流れを大きく変えてもいた。
    描かれるおとうさんは、日本語訳より人間的で自分にとって身近な父親像。

    日本と、アメリカで理想な父親像の違いだろうか。
    だからと言ってどちらが良いという話ではない。
    どちらを読んでも感動したものである。

    ただ、原本の方が文章と絵がマッチしていた。
    お父さん、難しい本ではないので、訳本と原本を読み比べると、父親認識を深める参考になると思います。

    掲載日:2009/09/19

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  • ゾロトウさん

    シャーロット・ゾロトウさんの作品が好きなのでこの絵本を選びました。父の偉大さについて感じる事が出来る絵本でした。主人公がお父さんの事を本当に心から愛している事をひしひしと感じる事が出来る文章はさすがゾロトウさんだなと感心しました。主人公がお父さんを心の支えにしている所に感動しました。やっぱりお父さんって素晴らしいな!と思いました。

    掲載日:2009/09/16

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  • 大人の絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    シャーロット・ゾロトウの1971年の作品で2009年に翻訳された作品です。
    原題は「A Father Like That」

    ありきたりの話を想像していたのですが、さにあらず。
    何と言っても始めの一頁が全てです。
    「ぼくには とうさんがいない。
     ぼくがうまれたとき
     とうさんは もういなかった。
     かあさんが はなしてくれた とうさんは
     おとこらしく りっぱだ。
     もし いきていれば
     こんなとうさんだ。」

    次のページからは、息子がりっぱなとうさんの話を続けていくのですが、本当に身につまされるシーンが目白押しです。
    こんな風に息子に思われるおとうさんでありたいと、正直言って目頭が熱くなる思いで読みました。

    そして最後の頁も秀逸です。

    絵本の範疇を超えている作品で、おとうさんに是非読んで頂きたいと思います。
    大人の絵本としてオススメです。

    掲載日:2009/08/26

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  • 生きている・・・

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子3歳

    何気なく手に取り、はじめはパラパラとページをめくりました。
    ありふれた「おとうさん」のお話かなと思いました。

    ・・が、最初と最後・・すべてを通して読んだとき・・
    涙が出そうになりました。
    これは父を失った男の子が「もしお父さんが生きていたらこんなだったろうな・・」と、想像するお父さんのお話だったのです。

    その想像のお父さんは優しくて面白くて・・家族を包む大きな存在感。
    切なく・・何とも云えず悲しくなります。

    でも最後のお母さんの言葉。
    それは未来に繋がる言葉です。

    「あなたがそのお父さん。大きくなってきっとそんなお父さんになれる」

    少年が前を向いて胸を張るのがみえるような気がする、
    すてきなラスト。
    生きている・・そのことの鮮やかさにはっとさせられました。

    掲載日:2009/05/28

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