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文: ジェフ・ゴッテスフェルド 絵: ピーター・マッカーティ 訳: 松川 真弓  出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!

山からきたふたご スマントリとスコスロノ」 みんなの声

山からきたふたご スマントリとスコスロノ 再話:乾 千恵
絵:早川 純子
出版社:福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,700+税
発行日:2009年06月
ISBN:9784834024524
評価スコア 4.2
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みんなの声 総数 4
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  • この物語には、二人の兄弟が登場します。

    仲のよい兄弟が、お互いを思いあいながらも、運命に翻弄され、
    兄は苦悩の末、弟を殺してしまうことになり、その後、
    弟の仕掛けたまじないにより、兄も弟の魂に召され、死んで行きます。

    お話は長いですし、聞きなれないカタカナの名前がいくつか登場するので、4歳の子は途中で聞かなくなりましたが、6歳の子は熱心に聞いていました。

    容姿が醜いというだけで親に捨てられた弟、
    そんな弟と兄の心の通い合い、
    兄を想い、兄の窮地を救う弟のやさしさ、
    自分の保身のために兄が弟を殺してしまう悲しさ、弱さ。

    最後は弟が、兄の魂を天に連れて行きますが、
    弟は兄に対する憎しみゆえにそうしたのではなく、
    悲しさ、愛しさが入り混じってそうしたのではないかと思います。

    神という、たちうちできない存在に翻弄される二人。
    人間とはなんと悲しく、かわいそうな生き物なのか・・・
    そういう考えが物語の根底にあります。

    文章ひとつひとつがすばらしく、言葉を選びに選んで、丁寧に、
    長い時間をかけて作られたものだということがよくわかります。

    また、絵もすばらしく、この絵本を書くためにどれだけ勉強されたことかと感心します。

    読んだ後、しばらくじっと絵本を見つめてしまいました。

    最後のあとがきも興味深く、まさに渾身の一冊といえるでしょう。
    小学校低学年から、また大人の方にもぜひよんでもらいたいです。

    掲載日:2010/01/01

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  • 影絵

    美しい絵にうっとりしました。細かい所にもしっかりと気を配り表現している線が素敵だなと思いました。色とりどりに描かれているシックな絵もうっとりしました。臨場感溢れる主人公達の行動に魅せられました。弟がお兄さんをしっかりとサポートする様子に感動しました。独特の外見の弟が素晴しい才能と美しい心を持っているので引き込まれました。実際にインドネシアのジャワ島に行って見たくなりました。

    掲載日:2009/10/10

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  • インドネシアでの「影絵芝居」日本版

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    絵本としてはとても素晴らしい作品ではないかと思います。
    原作はインドネシアで大変有名な昔話の「影絵芝居」だそうで、作者は現地でこの作品に触れ、10年かけて日本版の絵本として仕上げたそうです。
    主人公はどちらかというと、双子の兄「スマントリ」ですが、決して、非の打ちどころのない素晴らしい青年というわけでなく、むしろ、姿は醜く、親に見捨てられてしまった双子の弟「スコスロノ」の方が、心根はやさしく描かれていました。

    ただ、昔話というのは、どの国のものでも、顛末に「えっ!?」と思うような結果が待っているのもので、このお話もたぶんインドネシアの神への信仰というものをきちんと理解していないと、なぜこんな終わり方?と、悩む人もいるかもしれません。

    残念ながら、うちの子は絵を見た時点で、全く興味を持ってくれなかったので、(不思議な展開だけど、読むと面白いのに)私だけが読みました。
    本の後ろには、小学校3年生からとありますが、読んだ感触では、もう少し高学年の方が、内容を味わえるのではないでしょうか?

    掲載日:2009/08/07

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  • 影絵芝居ワヤン

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    インドネシアのジャワ島で行われている影絵芝居「ワヤン」。
    そのなかのひとつの物語が絵本になりました。
    ちょっと個性的な絵だと思ったら、影絵ということで納得。
    小さいお子さんは、ちょっと怖いと思うかもしれませんね。
    うちの娘も「ちょっとこわいねぇ」と言いながら、読んで欲しいと言っていました。
    読み聞かせは、名前や地名など言い回しが難しいものが多いので、練習が必要かもしれません。

    内容は兄弟のちょっと切ないお話。
    見た目が醜いからと親から捨てられた弟スコスロノが、ひねくれもせず、優しくしてくれた兄に懸命に尽くす姿が胸を打ちます。
    そして、何より絵の迫力に驚かされます。
    特に戦いの場面は大人でもちょっと怖いと思うくらいです。

    この影絵芝居。
    「魔除け」として、必ず徹夜で上映されるとのこと。
    一晩、たった一人のダラン(人形つかい)でお芝居が演じられることに驚きました。
    異国のこのような知らない文化に触れることができて、この絵本に感謝です。

    掲載日:2009/07/13

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