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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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たべることはつながること」 みんなの声

たべることはつながること 作:パトリシア・ローバー
絵:ホリー・ケラー
訳:くらた たかし ほそや あおい
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:2009年05月
ISBN:9784834023633
評価スコア 4.47
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みんなの声 総数 18
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  • 科学の絵本としてオススメ

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    「みつけよう かがく」シリーズの一冊。
    シリーズの中では、「こんちゅうって なんだ」がとても印象に残っています。

    この作品は、食物連鎖を描いたもの。
    物語は、
    「いもむしが りんごの はっぱを たべています」
    という文章で始まります。
    はっぱ→いもむし→みそさざい→たかという図式なのですが、ちょっと違和感がありました。
    食物連鎖って言うと、最終があるのではなくて、この例でいけば、たかが死ぬとそれが土に還って植物の栄養素になるという図式で習ったはず。
    その後も、同じように例が沢山登場するのですが、最終で終わりという図式となっているので、本来の食物連鎖という意味合いからすると、片手落ちのような気がしました。

    それでも、この絵の図解はとても分かりやすいもの。
    たかの断面図があって、たかの中にみそさざいがいて、みそさざいの中にいもむしがいて、その中にはっぱがあるという図式は、「たかにも はっぱが ひつようです」という文章を上手く表現していると思います。

    また、アメリカ西海岸のケルプの有名な話も登場します。
    ここで言うケルプとは、アメリカ・カリフォルニア州中部からメキシコ北部の太平洋岸に生息する褐藻類の海藻で、世界一長くなる海藻として有名なジャイアントケルプのこと。
    全長は約50mにもなるというから驚きです。
    その生態系は、ケルプ→うに→ラッコというもの。
    ところが、人間がラッコを捕獲し過ぎたため、うにが繁殖し、ケルプを食べ尽くしてしまったという話です。
    とても分かり易い話で、人間の所業を諭してくれる側面もあるかと思いました。

    文章は長いですが、小学校入学前のお子さんでも理解できる内容です。
    親子ともども、考える絵本としてオススメします。

    投稿日:2011/09/18

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  • 食物連鎖について

    食物連鎖を子どもにとてもわかりやすく説明をしてくれる良い絵本でした。小学校1年生の娘が、興味津々な様子でお話を聞いてくれました。そして、この絵本を読み終わったあと、身近なものを取り上げ、自分なりに「つながり」を考えていました。とても良い絵本だったと思います。

    投稿日:2023/08/31

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  • 息子がとっても気に入っていました

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子9歳、女の子7歳

    すごく気に入ったみたいで、この絵本をよんだ後、いくつもクイズを出され、そして読み聞かせてくれました。動物すきな息子にとっては、生き物の、食べる食べられるでつながるシンプルな関係が、すごく複雑にからみあって成り立っている世の中がとってもおもしろかったみたいです。すご〜い、これおもしろい!とつぶやきながら読んでいました。
    バタフライ効果みたいに、目に見えている以上に世界がつながっていることって、初めてしった時こんなにも感動するんだ!っていうくらい、楽しそうでした。

    投稿日:2020/12/18

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  • よくわかる食物連鎖

    植物からはじまって、小さな動物から大きな動物、そして人間まで、生き物はみんなつながっているという食物連鎖のお話。たくさんの生き物が、複雑につながっていることが、わかりやすい絵で描かれています。直接は関係ないようにみえても、実はつながっていることが、大きな海藻ケルプとラッコとウニの関係が教えてくれます。本当にわかりやすい一例ですね。こなれた翻訳文で、読みやすかったです。

    投稿日:2020/10/23

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  • 食物連鎖を習う6年生くらいに

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子17歳

    副題に「しょくもつれんさのはなし」とあります。まさにそのまんまでした。
    子どもたちが興味関心を持って読むのに長すぎない砕いた説明でした。
    例えば「しまりす」を真ん中にして食べ物のつながりを考えてみるページはその図(絵)も、なるほどと思える矢印が赤く引いてあり、わかりやすかったです。
    小学生で「食物連鎖を習うのは6年生のようなので、それを習う時期に読んであげると、イメージが伝わりやすいかもしれません。

    投稿日:2017/04/30

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  • 食物連鎖のお話

    このお話は、食物連鎖をわかりやすく描いた絵本でした。陸上や海の中でのそれぞれの食物連鎖の複雑に絡み合った感じが絵と矢印で説明されてあったのがよかったです。どの食物連鎖の頂点にも人間がいることを知ってうちの子は「人間の責任って重大だね!」と言っていました。

    投稿日:2016/10/21

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  • 食物連鎖をわかりやすく!

    食物連鎖について子供にもわかりやすく描かれています。
    小学生のお子さんにぴったりな絵本に思いました。
    生き物は持ちつ持たれつなんですよね。
    「いただきます」をちゃんと言ってこれからは感謝しながら食事をしたいとも思いました。
    かがく絵本ですが食育にも通ずるものがありますね。

    投稿日:2016/06/15

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  • 小学校2年生の息子にぴったり

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子3歳

    8歳の息子と読みました。

    小さい動物が草をたべて、
    大きい動物がその小さい動物をたべて、
    その動物の肉を私たち人間が食べて・・・。

    なんとなく分かっていた話ではあったようですが、
    「しょくもつれんさ」というコトバにして学んだのは、
    この絵本が初めてでした。

    改めてチェーンにして描いてみると、
    ひとつの生物でもなんとたくさんの鎖が繋がれいてることでしょう。

    こうしてお互い繋がっているだけではなくて、
    一つのものがなくなってしまうと、
    「しょくもつれんさ」のバランスが崩れ、
    共倒れになってしまうことも、
    実例をあげて、とても分かりやすく説明されています。

    小学校2年生の息子にぴったりの一冊でした。

    投稿日:2015/02/19

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  • 毎日 毎日 食べています 生きるためには 人間はたべます。
    野菜も 肉も 海草もいろんな食べ物を食べて生きています。

    いもむしが りんごのはっぱを たべています そして いもむしは とり(みそさざい)に食べられ  みそさざいは たかに食べられます
    こんなはじまりです。

    これを 食物連鎖と言います
    なるほど 言葉では知っていても この絵本は実に丁寧に 分かりやすく描かれていて 子供にも実によく分かります
    人間が食べる 牛乳から うし くさと連鎖し毎日私たちは この食べ物のおかげで生きています 
    おかげさんで こんな言葉を よく聞きますが 本当ですね

    どうぶつは 植物のおかげで 生きていることも良く解説されていて
    南極にすむ ペンギン イルカ あざらし さかな くじら
    これらの生き物の連鎖が矢印で描かれています
    そして 世界中が 食物連鎖でつながっている この絵本のようにつながりを感じると非常に 大切だな〜と思います
    地球に生きる生き物や植物を大切にする事は 私たち自身を大切にすることです!

    この絵本で沢山のことを教えられました

    多くの人に 読んでほしい絵本です
    絵のかわいくて見やすいので 子供たちにも  教科書になればと思う絵本です!
    お奨めです!   

    投稿日:2012/02/01

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  • 自然の力

    「みつけようかがく」シリーズの1冊です。
    タイトルからわかるように、食物連鎖について取り上げられています。
    陸上の生物、そして海中の生物それぞれについて、植物から始まり、徐々に大きな生物が上位に来る概念がしっかり描かれています。

    後半部分では、ラッコに例をとって、人間による干渉により食物連鎖が破壊された話が出てきます。
    連鎖の一部分が断ち切られただけで、連鎖自体がまるごと破壊されてしまうんですね・・・
    でも、人間がかかわるのをやめると、またもとの連鎖が戻ってくるのです。
    自然の偉大な力を感じますね。

    5歳の息子も、とても気に入った絵本です。
    以下、息子が書いた紹介文です。
    「ぜひ、読んで下さい。プランクトンから始まる食物連鎖がポイントですね。」
    だそうです♪

    科学好きなお子さんにお勧めです。

    投稿日:2010/02/08

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