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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

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なみ」 みんなの声

なみ 作・絵:スージー・リー
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2009年07月
ISBN:9784062830355
評価スコア 4.68
評価ランキング 2,189
みんなの声 総数 18
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18件見つかりました

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  • 絵が物語る絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    2008年に、アメリカで刊行されるや、たちまち世界各国から、出版の申し込みが殺到したと言われる作品。
    原題は、「Wave」
    日本では2009年の初版です。

    この絵本の何が凄いかって、文字がない絵本なのに各国から出版依頼があったということ。
    だから、翻訳と言っても、題名しか異りません。
    ですから、それだけ、絵が物語る作品だということなのです。
    しかも、使用されている色は、青と黒だけ。

    物語は、女の子が、ママに連れられて海にやってくるシーンから始まります。
    横長の変則型の絵本が、海の広がりを上手く表現しています。

    右側のページが海の領域、左側のページが女の子とカモメの領域になっていて、打ち寄せる波は、ページの境目までしか到達出来ません。
    それを逆手に取って、女の子が波をからかう仕草が絶品です。

    女の子は、その境界を越えて波と戯れるようになるのですが、波に逆襲されてずぶ濡れになってしまいます。
    でも、波はその代わりに貝殻のプレゼントを残してくれたりして、波との対話が実に小気味良いものとなっています。

    波の打ち寄せる音、カモメのざわめき、女の子の声さえもが、正に聞こえんばかりの臨場感で迫ってくる絵は、計算し尽された構図と相まって、見るものを圧倒します。
    類稀な表現力のある絵は、5歳位から上の年齢であれば、対象を選ばない素敵なもの。
    お洒落という一言がピッタリの絵本です。

    投稿日:2011/06/10

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    2
  • 波の音が聞こえます

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    色づかいもほとんど2色のシンプルさに加え、絵本の中に言葉も擬音語もありません

    なのに皆さんおっしゃる通り、波の音、女の子のはしゃぐ声が聞こえてきます・・・
    今までの経験やメディアからの情報等々、いあらゆる海に関する事を思い起こさせる「ちから」がこの「絵」の素晴らしさなのでしょうか

    波に襲われてしまったものの、たくさんの貝殻のプレゼントに大喜びの女の子は海が大好きに・・・・

    幼い長男を初めて海へ連れて行ったときに、打ち寄せる波に向かって「こいっ!」と叫んで挑んでいた姿を思い出し、世界共通のこどもの感情を見させていただきました

    投稿日:2011/06/17

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    1
  • 波と戯れる

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子29歳、男の子27歳

    『WAVE』が原題。
    作者は韓国生まれのようです。
    『せん』が素敵だったので、こちらも。
    文章がなく、絵だけで語る作品。
    お母さんと海辺に来た女の子が、波と戯れる様子を描いた作品。
    そうそう、波の動きに合わせて、こんなリアクション、わかるわかる。
    鳥たちの動きも興味深いです。
    しっかり波をかぶってしまいますが、
    意外な贈り物も得るわけで。
    波の描写が素晴らしく、映画のシーンのよう。
    お母さんの立ち位置も素晴らしいです。
    小学生くらいから、絵で感じる体験を。

    投稿日:2023/04/28

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    0
  • シンプルな絵

    色も構図も、シンプルで、分りやすい絵で、女の子と海の波のふれあいが描かれています。
    ページののどの部分が、なぜ、途切れているのか…、何か意味があってわざとなのか?それとも単なる製本の関係で? がわからなかったです。

    投稿日:2019/10/13

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    0
  • 浜辺

    暑くなってきたので、うみにひかれて手に取りました。
    横にながい絵本で、文字はないです。色も青と白と黒だけのシンプルさ。
    ですが、一気に浜辺にいるような気分になりました。
    波の音や、潮の匂い、水の冷たさなど、いろんなものが伝わってきます。
    夏にむけて読みたい絵本です。

    投稿日:2017/05/24

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  • シンプルな素敵な絵本!

    こちらの絵本,文字はひとつもないイラストのみの絵本なのです。
    その上,イラストに使われた色も白/黒/青の3色のみととてもシンプルなんです。
    それでも,ワンピース姿の少女が実にいきいきと描かれ夏らしさがとても伝わってきます。
    文字のない絵本でもこんなに物語が伝わってくるんですね!
    文字がない分,読み手がそれぞれ想えるところがいいのかも知れませんね。
    少女時代っていいな〜!と懐かしくも羨ましくもなりました(笑)。

    投稿日:2016/02/04

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    0
  • なみの躍動感がすごい

    字のない絵本と紹介されていて興味を持って購入しました。
    ページをめくると、なるほど!
    ページいっぱいがキャンバスのようになっていて、寄せては返す躍動感あふれる波の情景が描かれています。波と遊ぶ女の子も生き生きしてて、よりいっそう臨場感が感じられます。
    字がないのに波の表情だけでストーリーが展開していくのも見事です。
    素敵な本と出会えました!

    投稿日:2015/12/29

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  • 波の動き

    文章のない絵本です。
    そして、絵に使われている色は、黒・白・水色だけ。
    子供も「青だけだねー」と、気がつきました。
    たわむれるような波や、大きな波。
    波の音まで聞こえてきそうな、生き生きとした絵本だったと思います。

    投稿日:2014/05/02

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  • 波と戯れ、波と会話できる本

    同じ作者の『かげ』という絵本も素敵でしたが、こちらもまた、オシャレで楽しく、素敵な絵本でした。
    海に遊びにきた女の子が、波と追いかけっこをしています。波と戯れて、波と会話し、女の子が波と仲良しになっていく様子をみながら、自分もまた、波と会話しているような気分になってきます。
    言葉は全くないのですが、まるで波音が聞こえてくるようです。読むたびに、とても爽やかな気分にさせてくれる絵本です。

    投稿日:2013/04/17

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  • 素敵な絵本です。

    女の子が海に遊びに来て、波と戯れるお話なのですが、文字が全くありません。
    使われている色も青・白・黒と少ないのですが、波の音、潮の香り、
    風までも感じるような生き生きとしていて、言葉はいらないって感じです。
     息子(7歳)は、女の子が波にあっかんべ〜とするページとその次のページで波が女の子に仕返しするところで毎回声を出して大笑いしています。

    投稿日:2012/03/31

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