大好きな作家・長谷川摂子さんが、
「酒天童子」のお話はたくさんあるけれど、
中でもこのたかしよいちさんの、この絵本は面白い。と、ある本で書いていらしたので、図書館で探してきました
悪くはないと思います。それに、那須良輔さんの極太の筆で描いたような酒天童子も、素敵でした。
でも、本文中に何度も出てくるうたい文句みたいな
「ごんぐり ごんぐり 酒をのみ、
初しもの、まっかにうれた
とうがらしのようなち○ぽ○から…」
というクダリが、私にはどうしてもいただけませんでした。
だって、何度も、何度も出てくるんですよ。この文。そんなにそこんとこを強調しなくてもいいのに!
今なら、ちょっとセクハラ扱いになるかもしれません。
学校とかの読み語りにも、ちょっと使えないかな?
そこさえもう少し違う表現とか、気にならない程度に使ってくれていれば、全体的なストーリーはとても面白かったです。
家族で読む分にはいいかもしれません。