これは、絵本ではなくて、
ポプラ社の「おはなしフレンズ!」という
児童書(幼年童話より少し年上の子どもを対象にしている)シリーズの中の富安さんのお話です。
1年くらい前に、このシリーズの第1巻
(「オバケだって、カゼをひく!」)を読む機会がありまして、
子どもと、ハマったんですよ〜。
どの話も面白かったけど、いままで読んだシリーズ中で、この話が一番面白かったかも!
のほほんとしたオバケ科の専門医・ホオズキ先生も
魅力的なキャラクターですが、
いつもこのホオズキ先生の厄介事に
巻き込まれる主人公の恭平(小学5年生)も、見ていてもいじりがいのあるなかなか楽しいキャラクターです。
今回はホオズキ先生が普段いる、異世界の方ではなくて、
恭平のいる人間界、しかも、恭平の小学校にとんでもないことが起きてしまう話でした。
事件発覚、調査、オバケの確保まで、テンポ良く楽しくストーリーが進むので、あっという間に読み終わりました。
下の子はガーっと、一気に読んでしまってから、「あ〜、楽しかった」といって、すぐ読み返してしていました。
オバケが出てくるとはいえ、すごく怖いお話ではいので、怖い話が苦手なお子さんでも、気軽に楽しく読めるシリーズだと思います。
小学校中学年から高学年のお子さんにお薦めです。