「ゆめのくに」 みんなの声

マイケル・フォアマンと訳が佐野洋子さんなので読んでみたくなりました。

マイケル・フォアマンこの作品でも、ブルーが印象的だと思いました。

少し大人っぽいお話だからなのか息子は最初は興味を示さなかったのですが、大男が出てきたあたりから興味を示し始めました。

雪の中に残った夢のかけらを集めるというだけでもとても幻想的ですし、ブルーが効果的に使われた絵が素敵です。

ゆめのかけらを集める仕事というのも思いつきそうにない発想でした。

大人が一人で読むのにも良さそうな本だと思いました。

人々の夢のかけらを集めて形にする夢の国の住人たち。
形にする夢が国や時間やいろいろな扉を開放して、様々な物語を連想させる、本当に夢のようなお話です。
漠然としてはいるのですが、マイケル・フォアマン自身が文章も書いたこの絵本は、マイケル・フォアマンの目指す世界そのものかも知れません。