ホント、ヨーロッパの昔話は、国によって、タイトルや訳名が
少々違いますが、似たようなお話が多いですよね。
そして、それぞれお国柄が出ていて、面白いです。
昔話の捕捉させていただくと、
「トロルの心臓」はスペインの昔話に似たような話が多数残っています。
「バター坊や」もタイトルは忘れましたが、似た話が他の国の昔話にあった気がします。
そして、「小便小僧のピンケル」!
これは「おはなしのろうそく」という、子どものための語りの本に
載っている「かしこいモリ―」の男の子版でした。
作者のアンナ・クララ・ティードホルムさん自身が描かれたイラストも、とってもかわいらしくて、この本を盛り上げてくれています。
スウェーデンの楽しい昔話を堪能してください。
読んであげる(語ってあげる)なら、幼稚園から小学校高学年まで、
OKです。
今は地域によって、中学や高校でも読み語りのボランティアがあるそうで、語ってもらえるなら高校生でも楽しめます。
もちろん1人読みでもなかなか楽しいですよ。