黒いゴリラの中に、白いゴリラの赤ちゃんが生まれました。「ゴリタ」と名付けられ、すくすくと育ちましたが、毛の色が違うことを理由に、仲間はずれにされ・・・。
お母さんの言葉がとても印象に残りました。
空の雲にゴリタを例えて、「雲が青だったら、空と一緒になってしまうでしょう。みんなちがうから素敵に見えるの」
ゴリタの胸の重荷がすっと軽くなったことでしょう。
子供が壁に突き当たった時、そっと子供の気持ちに寄り添って言葉をかけてあげることがいかに大切か、改めて教わったような気がしました。
仲間はずれにされていたゴリタも、ある一件でみんなと仲良しになります。
本当の強さというのは、大きさや色ではなく、心の中にあるものなんだという事を改めて感じました。