「えほん とべないほたる」 みんなの声

実は、作者の小沢先生は私が小学校の時の校長先生です。「この本でいじめが消えた！」ということで話題になった本の絵本版です。
この絵本は子どもが生まれる前から持っていた本で、まだ難しいだろうと思ってしまってありました。先日、見せてやると読んでほしいというので、読んであげました。もうすぐ３歳になる娘には少し長いかな〜と思ったのですが、最後まで聞いていました。まだ内容はよく分からないとは思うのですが、この本を通して、相手を思いやる気持ちを知ることができたら…と思っています。
とべないホタルの変わりに捕まってくれたホタル。病気で外に出られない子のためにホタルを捕まえて見せてあげた子供たち。登場するいろいろな人（ホタル）の気持ちを考えることができるときっと優しい気持ちになれると思います。
おすすめは、小学生だと思います。ふつうの本よりは読みやすい絵本で、是非、いじめがなくなれば！！と願っています。

絵がいいですね。
ほたると言えば夜景ですが、明るくて美しい色使いと、離れていてもよく見える絵柄で、教室でも使えます。
シリーズもので次々読みたくなる本です。
ほたるが一年かけてやっと誕生することを知っている子ならなおさら、感動するでしょう。
一匹一匹離れていくところは寂しいけれど実は……
友情とやさしさを教えてくれる一冊です。

ほたるの子供たちが空に初めて飛び立つとき
１匹だけ羽がちぢれてとべないほたるがいた。

そのほたるはやけっぱちになりなきながら岩にぶつかりながらみんなから離れていってしまう。
ある日、自分の身代わりで人間に捕まってしまったほたるがいた。
他のみんなもとべない自分のことが気になっていたのだと
知り、一人ではなかったんだと気付く。

自分はみんなと違うからと自分から離れてしまい、
ひとりぼっちになってしまった。
自分が前向きに考えて行動しないと何もかわらないですね。手を差し伸べようにも迷ってしまうし、差し伸べてくれている手にも気付くことができないかもしれない。

どんなにつらいときでも顔を上げて周りを見渡してみると誰かが笑顔で手を差し伸べてくれているかもしれないですね。

とべない蛍の身代わりに捕まってくれた蛍や
体が弱くていつも寝ているひろちゃんに、
蛍をみせてあげたくて、蛍を捕まえる姉弟。

どちらの気持ちも良くわかる、
とても、みんなが思いやりにあふれている
内容でした。

だれかの変わりに、自分が犠牲になる事、
なかなか出来る事じゃないですよね。
そして、みんなと姿形が違うからといって、
自分を卑下することなく、自分らしく、そして
一人じゃないって事を息子に
この本から感じ取って欲しいなと
思いました。

大人が読んでもホロリとくる内容です。

星が綺麗に写っている小さな川のほとりで、ほたるの子供達はいっせいに生まれました。
その中に、はねがみにくくちぢれているほたるがいました。そのとべないほたるはひとりぼっちでさみしくしていました。
ところがある日、人間の子供達が来て、捕まりそうになったとき、仲間が自分から捕まりに行ったのです。
とべないほたるは、そんな周りの仲間のやさしさ、おもいやりを知って、ひとりぼっちではないことに気づくのでした。

絵がコンピューターグラフィックスで作成されていて、娘が気に入りました。
はなしも、胸にジーンとくる内容でよかったです。
まだ、差別とかいじめなど知らない娘ですが、仲間のほたるのように優しい子にと思っています。

とっても感動して、一度読むともう一度読んでみたくなる絵本です。
絵もすごくきれいです。
ぜひ、一度よんでみてください。

絵の美しさにひかれて、クリスマスに５歳になる孫にプレゼントしました。
孫が自分で読むのにちょうど良い長さだと思いました。
絵の美しいのに孫もとても喜んでストーリーもすてきで、時々繰り返し読んでいるそうです。
続きの本を買ってもらうのを楽しみにしています。

少し前に幼稚園にて借りたので、ひょっとしたら覚えてることが違ってたらごめんなさい。
１匹の飛べないほたるがいて、自分でも飛べることを半ば諦めているんだけど、ある日、自分を助けるために仲間のほたるが犠牲になってくれた。そのことから自分もみんなのためにと、目覚め初めて飛ぶ事が出来た。と、言う内容だったと思います。　娘の感想・・・「ドキドキしてかわいそうだった」と。　私も、とても気に入りました。　季節がら、ほたるもいいと思いました。

童話「とべないほたる」の絵本版です。羽がちぎれて飛べないほたるのひとりぼっちのさみしさと周りの仲間のほたるたちの思いやりをとうして、いじめなどの問題を親子で話す機会をくれる１さつです。英訳つきで、インターネットでダイジェスト版を考えているらしく絵はコンピューターグラフィックスです。

親がいいと思う絵本と子供がいいと感じる絵本て違うなあと痛感した一冊。差別はよくない、みんな仲良し、「きれいな心」っていいよねーみたいな道徳心を子供に教えたいなんて思いましたが、残念ながら全くリアクションなし。たんすのこやしとはよく言いますが、本棚のこやしになってます。５才ではまだ時期尚早か…。 娘はお友達が助けてくれるところは好きだと言ってますが、結局のところ５〜６才くらいの子供達には差別なんて発想ないんですね、きっと。 親が思うより圧倒的にピュアなんですね。 差別ってやっぱり大人になるにつれて育ってしまう悪しき心？ この本は今は我が家には必要ないようです。 ありがたや。