庭のマロニエ −アンネ・フランクを見つめた木− 庭のマロニエ −アンネ・フランクを見つめた木−
文: ジェフ・ゴッテスフェルド 絵: ピーター・マッカーティ 訳: 松川 真弓  出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!

みんなでしらべたミミズのふしぎ」 みんなの声

みんなでしらべたミミズのふしぎ 出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
本体価格:\1,000+税
発行日:1986年02月
ISBN:9784494006304
評価スコア 4
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  • 小学生の共同研究発表本、すごい!!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    これを「絵本」と呼ぶのはちょっと違うようです。一見写真絵本のように作られていますが、れっきとした科学の研究本です。
    しかも、その研究をやってのけたのは、小学校5,6年生くらいの男の子4人です。
    その4人を、科学クラブの顧問をしている先生が、アドバイスするという形で作られています。
    彼らの動機はいたって簡単。魚釣りが好きだった彼らはそのエサとなる「ミミズ」について図書室で調べようとしました。
    ところが、ミミズについて詳しく描かれている本が1つもないんです。
    そんな時、新聞で「山で迷子になったおばあさんが、水とミミズで食いつないで、奇跡の生還を遂げた」という記事でした。

    こんな動機から4人は、顧問の先生とミミズについて、疑問に思うことをたくさん研究・実験していきます。
    1つ調べて、また更に不思議なこと、疑問に思うことが出てくると、それについて考え実験をしてデータを取る。

    後書きを読むと、この子たちはそんな地道な活動を長い間やっていたことが覗えます。
    大人なら知っている事実もありましたが、「ミミズは1つの卵から3,4匹の幼体が生まれる」とか、「ミミズの体の周りには、ごう毛といわれる毛が生えている」とかは知りませんでした。
    彼らは、細かい図や表を作って記録したり、解剖したり、顕微鏡で調べたりと、大人顔負けの仕事振りでしたよ。

    ただ読み始めてすぐは、この実験のために使われ、殺されたミミズの数を思うと、
    小学生にこんな研究させて、この顧問は何を考えているんだろう。とあまりいい気分で読めなかったんですが、
    呼んでいるうちに子ども達の研究に傾ける熱意みたいなものが伝わってきて、あっという間に読破してしまいました。

    後書きで、子どもたちはこの研究でやむなく殺してしまったミミズたちに対して、きちんと礼節を持った態度を示しているのがわかって、ホッとしました。
    ちなみに、ミミズは古来から、薬として用いられいる地域もあって、食べられなくはない。あの新聞記事のあのおばあさんも食べたから。と、実験で殺してしまったミミズを、よく焼いて食べてみたそうですが、
    お世辞にもおいしいものではなかったそうです。

    この本は「科学はともだち」という童心社のシリーズから出ている一見とても地味な作品ですが、実に奥が深かったです。
    近いうちにきちんとまとめて、高学年の子ども達にブックトークという形で紹介できたらいいな、と考えています。
    ミミズに興味があったり、科学実験などに興味があるなら、ぜひ、図書館などで、この本をさがして読んでみてほしいと思います。

    掲載日:2009/11/04

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