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むねとんとん」 みんなの声

むねとんとん 作:さえぐさ ひろこ
絵:松成 真理子
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:2009年10月
ISBN:9784338192187
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,465
みんなの声 総数 16
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  • 老いを扱った幼年文学

    くまっくんは、一人暮らしが大変になってきたお婆ちゃんと、一緒に暮らすことに。大好きなお婆ちゃんに変化が…。お婆ちゃんは忘れっぽくなっていた。なんだか切ない…。むねとんとんは、その自覚のあるお婆ちゃんが、忘れないようにと叩く胸のおと。

    投稿日:2023/10/19

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  • おばあちゃんとくまくんとの温かい時間

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    今日は、おばあちゃんがうちに来る日。ひとりで暮らしていたおばあちゃんは、ずいぶん年をとり、くまくんたちと一緒に暮らすことになったのです。徐々に物忘れが多くなってくるおばあちゃん、そのことを認識しているおばあちゃんは、むねとんとんすることで、くまくんとの一つ一つの大切な時間と想い出を忘れたくない、心にとどめておこうとする、切なくもおばあちゃんの想いが胸にジーンと来ました。

    投稿日:2020/11/01

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  • 私にとってもですが、やっぱり”孫命”と思うくらい可愛いです。歳をとると少しずつ忘れていくことがあって忘れないようにしたいですね・・・・・
    孫のくまくんと一緒に生活できるようになって羨ましかったです。おばあさんが、忘れていることを最初はそのことが寂しくて悲しいくまくんですが、一緒に生活をするようになってくまくんにもおばあさんのことが理解出来るように成長して二人のお互いを思いやる姿が家族っていいなあと思いました。

    投稿日:2018/02/15

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  • ぼくが覚えていてあげる

    6歳の娘と読みました。表紙の可愛らしい絵や大きな文字から、小さい子向けのかわいらしいおはなしを想像していたのですが・・・思わず読んでいる私がウルッとしてしまいました。
    いろいろなことを忘れてしまうようになったおばあちゃんと、それがもどかしいくまくん。でもおばあちゃんとのやり取りの中で、くまくんは成長します。
    最後におばあちゃんにかける「ぼくが覚えていてあげる」というこぐまくんの一言にとっても感動しました。
    6歳の娘にはまだ分からない部分もあったと思うのですが、くまちゃんのやさしい気持ちを感じてもらえたらと思います。

    投稿日:2014/02/11

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  • しょうがないとはいえ

    同じような体験をしたことがあります。しょうがないとは思いつつも
    寂しい感じ。おばあちゃんも、忘れちゃいけないと心にしまい込む
    動作がとても温かい優しさが伝わります。
    おばあちゃん、もうむねとんとんしなくていいよと言われた時は、
    おばあちゃんの心もほっと温かくなったことでしょう。そして、
    孫の成長の瞬間はいつまでも心に残ったのだと思いました。

    投稿日:2013/06/03

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  • おぼえていたい

    夜、眠る前に娘に読みました。
    読み始めてすぐに「ああ、この手のお話だったか」と、ちょっと選んだ
    ことを後悔。自分がどんな気持ちになるかわかっていたからです。
    幼稚園年長の娘は、まだまわりに「むねとんとん」しなければならない
    人がいないので、きっとどういうお話なのだろう??と不思議だったと
    思います(あえて説明はしませんでした)。娘に訊かれたら説明しよう
    とは思ったのですが、何も訊いてこないならば、まだいろいろ説明しな
    くてもいいと思ったのです。感じたり、考えたりするのに、いい時期、
    というのがきっとあると思ったので。
    くまくんが、おばあちゃんに「もうむねとんとんしなくていいんだよ」
    と言った時の言葉には思わず涙がこぼれそうになりましたが、娘には
    気づかれないようにそっと読み終えました(私が泣いたりすると、動揺
    するので)。
    自分の身近な人が、記憶を少しずつなくすようになっていったら・・
    それはとてもつらいと思います。記憶をなくす本人も、まわりの人も。
    だけど、そうですよね。くまちゃんのように、まわりの人が覚えて
    いられたらいいんですよね。楽しかったこと、うれしかったこと、
    幸せだったこと。

    投稿日:2012/06/14

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  • 思い出は胸の中へ

     「うそつきにかんぱい!」を読んで、こちらの作品を思い出しました。
     2010年の低学年の課題図書にもなった作品です。

     一人暮らしも難しくなったおばあちゃんが、主人公のくまくんの家へやって来て、一緒に住むことになりました。
     おばあちゃんからたくさんの事を教わる一方、物忘れがひどくなっていくのを側で見ていてなかなか理解できないくまくん。

     くまくんの言葉におばあちゃんは、胸をとんとんたたくようになります。
     「・・・おばあちゃんね、くまくんと いっしょに したことや、くまくんが いったことを むねに しまえたらと おもってねえ。」
     この言葉に胸が詰まります。
     頭にしまうことができなくなっても、胸の中にしまえたら素敵なことです。
     おばあちゃんのこの思いに切なくなります。

     ラストでくまくんが、おばあちゃんに話す言葉も優しい。
     おばあちゃんと暮らして、くまくんはすこしまたおにいちゃんになったのでしょうね。

    投稿日:2011/02/16

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  • おばあちゃんと孫の関係。ジ〜ンときます

    • ちいニャさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子9歳、男の子4歳

     4歳と9歳の子に読みました。4歳はモノクロの挿絵がわかりづらい様でしたが、お話しはよく聞いていました。9歳の子はとても気に入った様でした。
     内容は、年老いて物忘れがひどくなっていくくまのおばあちゃんと、その孫のくまくんとの関係が描かれています。おばあちゃんの想いと、くまくんの心の成長がとても心に響きます。
     最近、おばあちゃんと孫の関係「トイレの神様」という絵本と歌に感動しました。でもこの「むねとんとん」はまた違った形でジ〜ンときてしまいました。
     うちは祖父母と遠く離れて暮らしているので、おじいちゃんおばあちゃんとの関係を扱ったこのような本を、たくさん読んであげたいなあと思いました。
     絵本というより児童書でしょうか。小学生1年生なら一人で読めるくらいです。
     とてもいいお話しだと思います、ただ、松成真理子さんの絵は全部カラーにしてほしかったです。
     小学生くらいから大人まで、おすすめします。

    投稿日:2011/01/07

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  • 心に響きます

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子18歳

    松成さんの絵で、気になっていましたら
    今年度の課題図書
    夏休み中は、遠慮していて
    終ったら、ちゃ〜んと図書室の棚にありましたので
    お借りしてきました

    認知症まではいかなくても
    年を重ねると
    忘れることが多くなり
    本人も辛いのですが
    実は、周囲の方が、もっと辛くなったりします

    こどもがそれを理解するのは
    繰り返しの生活の中で、気付いていくものなのかもしれません

    「むねをとんとん」して忘れないようにしようとするおばあちゃん
    そして、「もうしなくていいよ」というくまくん

    心がじ〜ん・・・

    心温まる関係に拍手です
    みんな、どこのおうちでも
    こういう関係があったらなぁ〜

    投稿日:2010/09/08

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  • おばあちゃんと孫の思いやり…。

    ふんわりしたタッチの優しい絵が可愛い本です。
    「むねとんとん」という題で、私はトントンして寝かしつけるお話かしら?と勘違いしていました。

    実は、物忘れがひどくなってしまったおばあちゃんが、
    孫のくまくんとの会話や思い出を忘れないように、
    心を「とんとん」する、ということだったのです。

    お話の最後に、くまくんは、おばあちゃんに
    「ぼくがみんな覚えてて、おばあちゃんが忘れたらお話しするから、
    もうむねとんとんしなくていいよ」と言葉をかけます。

    成長し、大好きなおばあちゃんを思いやるくまくんに、
    涙が出ます…。

    娘も、もっとおばあちゃんに優しくなってくれるといいなあ…と思ってしまいます。

    投稿日:2010/08/24

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