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その手に1本の苗木をーマータイさんのものがたりー」 みんなの声

その手に1本の苗木をーマータイさんのものがたりー 作・絵:クレア・A・ニヴォラ
訳:柳田邦男
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:2009年10月
ISBN:9784566001978
評価スコア 4.8
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  • 伝える、続ける、あきらめない

    「モッタイナイ」のマータイさんがどうしてノーベル平和賞を受賞したのか、この絵本を見てよ〜く判りました。
    アフリカの環境破壊。
    それは、先進国の身勝手さに振り回された悲劇に他ならないのですが、緑が失われていく早さと、人間が変わって行く様をマータイさんが見て、行ったことが素晴らしい。
    自足の生活から消費者に変った人々に、自然の大切さと、緑の大切さを伝え、なによりも行動することの重要さを伝えて、復興への第一歩を踏み出すのですが、それは一本の苗木からでした。

    荒れ地になった赤土から緑を復活させるための努力は大変なことに違いありませんが、この絵本は決して暗くはなく、マータイさんの続ける努力とあきらめないことを美しく描いています。
    環境への思いを深めるとともに、マータイさんの行いには甘受すべきことが満ち溢れています。

    本当ならば環境に対する受賞であるべきかと思うのですが、環境の保全こそすなわち平和への取り組みに違いありません。(アメリカ副大統領だったゴアさんも受賞しましたし。)

    この絵本はアフリカの話であることと、マータイさんがアフリカ人女性であることが大きなポイントだとは思うのですが、子どもたちには、マータイさんから学ぶとともに、先進国に住む人間として、自分たちのエゴで環境が破壊されていく国があることも理解してもらいたいと思います。

    掲載日:2010/07/28

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    6
  • マータイさんの伝記

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    ケニア出身の女性環境保護活動家のワンガリ・マータイの自伝の絵本。
    彼女は、2004年に「持続可能な開発、民主主義と平和への貢献」のため、環境分野の活動家としては史上初のノーベル平和賞を受賞しています。
    また、2005年2月14日から10日間、京都議定書関連行事出席のため来日した際、「もったいない」という言葉を知って感銘を受け、「MOTTAINAI」キャンペーを展開し、日本でも馴染み深い人物でもあります。

    彼女の伝記の絵本は、「ワンガリの平和の木」と「ワンガリ・マータイさんとケニアの木々」があります。
    特に、ジャネット・ウィンターさんの「ワンガリの平和の木」は、グリーンベルト運動と言う言葉に相応しい構図と、その課程で女性が生き生きと変貌していく様が平易に書かれていたことで、伝記とはかくありたいと高い評価をした記憶があります。

    マータイさんは、ケニア山の麓の生まれ。
    イチジクの木が、神さまの木とされていましたと書かれたページで、彼女が恭しく見上げるシーンが印象的。
    その緑豊かな土地の絵は、広がりを持って見る者を楽しませてくれます。
    20歳になり、アメリカの女子大に留学します。
    先生たちが
    「自分のことだけを考えるのではなく、もっと大きく世界のことを考えなさい」と説いたとあり、彼女の行動に大きく影響したことは間違いありません。
    ところが、5年のアメリカ留学を終えて戻ってみると、村の景色は一変していたのです。
    大地を農場とするために、木々が切り倒され、土地は痩せ、小川は枯れてしまっているのです。
    彼女の目に映ったのは、昔大事にしてきたイチジクの木を切り倒してしまっただけでなく、生きていくために必要な土地を守ることすら忘れてしまった姿だったのです。

    マータイさんは、責任を政府とかに転嫁するのではなく、出来ることから始めましょうと女性達に呼びかけます。
    それは、苗木を植えること。
    これが、グリーンベルト運動の始まりです。
    多くの女性達に受け入れられ、苗木が育っていくシーンは、正に感動もの。
    マータイさんが凄いのは、村々の学校にも苗木を贈ったり、刑務所の囚人や軍隊の兵士にまで、苗木を贈ったこと。
    特に、兵士に向けて
    「あなたがたは両手で銃を持っていますよね」
    「でも、何を守るのですか?
    風がふき雨がふると、この大地が失われていくのです。
    銃は右手に持ち、左手には1本の苗木を持ちなさい。
    そうやってこそ、よい兵士になれるのです」
    との発言は、おそらく兵士の心の琴線に触れたのではないか?と思います。

    この運動は、30年も続き、ケニアに4000万本の木が植えられたという結びで終わります。

    訳者のあとがきにあるように、情熱と行動の人、マータイさんの若き日の心の成長と活動家としての人間像を浮き彫りした伝記の傑作だと思います。
    マータイさんという人物を知ることは勿論、人として生きて行くにあたっての1つの指針となるような作品です。
    是非 小学生に読んで欲しい作品として、オススメします。

    掲載日:2011/08/29

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    4
  • 自立した人間として取り組むこと

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    「もったいない」という言葉を日本以上に広めてくださった、アフリカの偉大な女性であるマータイさんは何度も日本を訪問し、未来を担う若き日本の青年たちと、対話をしてきてます
    この絵本によって、さらに詳しくマータイさんのことが知ることができ、感激です
    地道な活動を30年間も・・・30年前の自分はいったい何をしてたんかと考えてしまいました
    聡明な女性に刃を向ける、愚かな指導者はここにもいました
    歴史上必ず世界を本気で変えようとする正しい人間には、嫉妬や権力が攻撃するのが証明されてます
    でも本物は決して、くじけない、力で抑えつけようとしても、精神までは押さえつけることはできない!
    改めてマータイさんの偉大さを認識させていただきました

    掲載日:2010/08/10

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    2
  • 「わたしたちにもできるはずです」!!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    物語の主人公、ワンガリ・マータイさんの名前くらいは聞いたことがありましたが、こんなに素敵な女性だとは、全く知りませんでした。
    自分の無知が恥ずかしいです。

    マータイさんを日本語に発音すると「もったいない」と聞こえると、訳者の柳田さんは記しています。
    マータイさんの詳細、実績については、後書きで柳田さんが書いてくださっているので、本篇を読み終わった方は、ぜひ後書きもしっかりと読んでください。

    自然を破壊することはすぐにできますが、
    「たすけて」と叫ぶ大地を元に戻すのには、たくさんの年月が必要になります。
    土地開発のため、むき出しになってしまったケニアの地で、マータイさんは政府を批判するのではなく、
    「問題点が私たち自身にもあるとわかれば、解決も私たちでできるはずです」と、身をもって活動を始めました。
    これはそんなマータイさんの伝記物語です。

    とっても心に響く作品です。
    小学校高学年から中高生のみなさんに、ぜひ読んでもらいたいです。
    この本は図書館で見つけたのですが、自分専用に欲しくなりました!!

    掲載日:2010/06/16

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    2
  • 人と環境を育てていく大切さ

    ノーベル平和賞を受賞したマータイさんの自伝絵本です。

    ケニアのことをよく知りませんでしたが、経済至上主義が生活の中に浸透してくると、まず周りの環境よりも自分だけの生活に目がいくことなどがわかりました。

    環境が破壊されれば人々の心の荒廃も進んでいきますね。

    人や政府を批判するだけでなくまず自分ができること、そこから始めていくことはとても考えさせられますし、また勇気をもらえました。

    一人ひとりが、本当に大切なことは何なのか、人と環境を育てていく大切さを感じました。

    高学年の教室の学級文庫にでも入っていたらいいなあと思える本です。

    掲載日:2010/06/15

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    2
  • 女性らしいビジョン

     ノーベル賞を受賞したマータイさんの名前は知っていましたが、具体的に何をした方なのか知らずにいました。
     女性らしい発想がすばらしいな、と思いました。目先のことや保身を考えないビジョンがあります。
     木が育つためには、時間がかかります。けれど、その先を見とおす力が大切なんだと、わかります。

     安全でエコで公平で、地球にも人にもやさしい
     「木を植えること」。
     日本は、水にも木にも恵まれていますが、もっと大事にしたいなと思いました

    掲載日:2011/09/04

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    1
  • 一本の苗木からできること

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    『ワンガリの平和の木』同様、ノーベル平和賞受賞のワンガリ・マータイさんの
    伝記絵本です。
    ケニアの農村で過ごした頃の思い出も丁寧に描かれます。
    だからこそ、20歳でアメリカに留学、帰国した後に目にした
    乱開発による大地の荒廃がよくわかります。
    そして、彼女が始めた植樹実践は、人々が実際にできるところに着目し、
    実にすばらしいです。
    まさしく、政府の援助を待つことなく、自立した活動です。
    一本一本、でも着実な活動です。
    もちろん、失敗もありましたが、それでも諦めなかったところに、
    いろいろと学ぶことができるような気がします。
    また、女性ならではの視点を長所として生かしていったところなど、
    感嘆です。
    あとがきの柳田邦男さんの解説もぜひ、読んでほしいです。

    掲載日:2010/05/25

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    1
  • 是非読んでみてください!

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子18歳

    柳田邦男氏の訳の絵本が気になり、リクエスト

    環境問題・・・って、難しく考えないで、まずは、行動!って思わされます

    それと、女の人の力のすごさ、教育の大切さも・・・

    日本語の「モッタイナイ」という言葉を使い、広め、アフリカの女性として初めてノーベル平和賞を受賞したマータイさんのおはなしです

    掲載日:2010/03/08

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    1
  • 変わらなきゃいけない

    環境を破壊することは簡単。
    でも、元に戻すことは想像以上に大変。

    マータイさんは、変わってしまった状況を嘆くのではなく、誰かのせいにするのでもなく、自分から何かをしなければいけないということを訴え、自ら動き、人々のこころを動かしました。

    「モッタイナイ」を合言葉に活動を続けるマータイさん。
    自分たちの言葉でありながら、その言葉に込められた思いを実行できていない私たちこそ、危機感を持って、変わっていかないといけないと感じました。

    こども達の未来を守るためにも、多くのこども達にぜひ読んで欲しいと感じた一冊です。

    掲載日:2016/01/21

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