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ブルンディバールなかなかよいと思う みんなの声

ブルンディバール 絵:モーリス・センダック
訳:さくま ゆみこ
再話:トニー・クシュナー
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:2009年11月
ISBN:9784198628567
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,151
みんなの声 総数 14
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  • テレジン収容所

    3歳の娘と読むには難しいかも知れないと思いながらも購入したのは、私自身がテレジン強制収容所を訪れたことがあり、その歴史についても知っていたからです。
    ドイツ軍のプロパガンダのために利用された強制収容所で子どもたちが演じたオペラが題材となっていますが、その背景は後々、娘が成長していって少しずつ理解していってくれればいいと思います。
    絵本という作品としてみれば、ページの上が舞台となり、読者はまさにお芝居を観るような臨場感で、セリフを読み、ストーリーが進行していきます。
    すばらしい訳で、リズミカルな日本語になっているため、テンポよく読み進められるので、長いですが、3歳の子どもでも飽きずに最後まで聴いていられるようです。
    300人の子どもたちが、主人公の兄妹を助けるために集まってきて、みなで歌う所は圧巻です。
    そして、最後の見開き、ブルンディバールからのメッセージが劇場への招待券にの上に書かれていますが・・・これは、テレジン収容所の子どもたちが、ドイツ兵が捨てた紙きれや、空き箱など(これらは見つかれば処刑になるのを覚悟で、大人たちが命がけで集めたものです)に、絵や詩を書き残していた事実を思い起こさせられました。
    この絵本をきっかけにテレジン収容所のことを知った方には、ぜひ、野村路子著「テレジンの小さな画家たち」(偕成社)を読んでいただきたいと思います。小学校中学年〜高学年から読めると思います。

    投稿日:2010/07/28

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  • 歴史をオペラで、絵本で・・・

    センダックの作品で
    これ・・・知らない・・・
    と、何も考えずに
    図書館から借りてきました

    カタカナが苦手なので(笑
    題を見ただけで 「?」

    オペラ?

    アニメのような吹き出し
    おかあさんが病気になっちゃって
    おとうさんは、既に亡くなっている・・・ようです

    お医者さんに「ミルクを」と言われ
    バケツを持って、街に

    大人は、みんな、酷い人ばかり・・・

    あっ!パン屋のおじさん、ミルク屋さんは
    「まよなかのだいどころ」のおじさん達!?

    このねこのおばさん?は、なんだろう・・・
    お金持ってるこのいやな大人達は、一体・・・
    そして、題になってる「ブルンディバール 」の登場

    いやぁ〜
    確かにお芝居のような展開

    最後に、シニア向けのチラシ?
    の、上にメッセージが・・・
    気になる・・・

    で、図書館の絵本なので
    カバーが切り取られ
    「この絵本について」の部分と
    作者・訳者の部分が貼り付けられてました
    これは、とても、大切

    びっくりしました
    歴史的事実・・・
    まだまだ、知らないことが多いおばさん でした

    しかし、やっぱり、センダックさんって、すごい!!

    投稿日:2017/09/25

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  • 子どもオペラ

    なんだかミュージカルみたいな雰囲気だなあと
    思いながら読みました。
    そう思ったら、この絵本、オペラにもとづいて作られた
    絵本だったのですね。納得です。センダックの挿絵が
    とっても賑やかで、言葉が詩や歌みたいで。
    ユダヤ人の孤児院や、ナチスの強制収容所で子どもたちに
    よって上演されたのですね。
    「ブルンディバール」は「悪い大人の象徴」として
    描かれているのでしょうか。
    オペラも観てみたいなあと思いました。

    投稿日:2017/05/25

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  • テンポよく読めます。

    テンポよく、読み聞かせしやすい本です。
    少し新しい手法の本で、吹き出しがたくさんあります。
    子どもらしいセリフも満載で面白いです。
    事の展開が早く、3歳くらいから大丈夫だと思います。
    センダックの絵も何とも楽しいです。
    読み終わって、娘は「じゃあブルンディバールは、悪い人だったわけね。」と趣旨はつかめたようです。

    投稿日:2010/03/09

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  • センダック♪

    センダックの絵を見つけてこれは!!と早速読みました。

    とにかくどのページも色使いが素敵です。水色やピンク、黄色など、とても明るくやわらかい色に、センダックのかわいいイラストでページをめくるたびに楽しめました。

    病気のお母さんのためにミルクを買いに行く兄弟の物語です。結構長いお話ですが、テンポのある言葉づかいでどんどん読んでしまいます。


    そして何より読んでいて嬉しかったのは、これまでのセンダックの絵本に登場していた「あのひと」がこの『ブルンディバール』にも登場しているんです!同じ職業で♪ページをめくって見つけた時には嬉しくて笑ってしまいました。

    投稿日:2009/12/18

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