388ページあり、長い話で、途中中断しながらもようやく読み聞かせ終わりました。
私の世代は子どもの頃のアニメの記憶が強いと思います。アニメはちょっと怖かったというイメージがありました。
原作を読み始めて、やはりちょっと怖いところもあります。イタチの存在はあるとしても、見えざる敵だった時や、実際に敵と対峙する場面などは特に。
ノロイが陰険で嫌なやつだなあと思いました。
切ない場面もたくさんあって、高学年向けぐらいの読物になると、ただ幸せ、ただいい人だけが出てくる読物ではなくなることを実感したところです。
絵が薮内さんで、息子も言ってましたが「リアルでこわい時もある」ということでした。
夜に読み聞かせていたのですが、一人で読んだら怖さが残るかも。でも続きがしりたくなる話です。
長いですけれど、ああ読んだなあという読み応えがありますね。
この作品にも続きがあるようだし、この作品の前にも『グリックの冒険』という作品もあるようで、次に何を読むか迷うところです。