とっても素敵なお話だったので、学校で読み聞かせのボランティアをしている友人に勧めてしまいました。
(後日、聞いた話では、みんな結構いいノリで聞いてくれたそうです)
サナちゃんのところに、おばあちゃんが手編みのセ−ターを送ってくれました。
ところがしばらく会っていなかったので、届いたセーターはサナちゃんにはちょっと小さなものでした。
サナちゃんはなんとしてもそのセーターを着てみたくて、友達の動物たちとのばしてみたり、洗濯してみたり…。
ところが、やればやるほど、サナちゃんには着られなくなっていくのです。
結局、サナちゃんはおばあちゃんのところへいって、セーターを編みなおしてもらいました。
こんなにまでして、自分には小さすぎるセーターを「着たい」と思ってくれるサナちゃんが、とっても愛おしくなる絵本でした。