庭のマロニエ −アンネ・フランクを見つめた木− 庭のマロニエ −アンネ・フランクを見つめた木−
文: ジェフ・ゴッテスフェルド 絵: ピーター・マッカーティ 訳: 松川 真弓  出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!

キツネとのやくそく」 みんなの声

キツネとのやくそく 作:立松 和平
絵:黒井 健
出版社:河出書房新社
本体価格:\1,450+税
発行日:1998年3月5日
ISBN:9784309730646
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 9
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  • 日本らしい絵本

    父のために、キツネのもとへお嫁に行った三姉妹の末娘。
    山奥で光る、キツネの行列はなんとも幻想的です。

    キツネのもとへ三女は嫁いだ一年後、父はキツネのお屋敷に招待され、三女の幸せそうな姿を見ます。
    娘が幸せなら、自分も幸せ。それはどの親も同じですね。

    意外だったのは、その宴のあとで、父は自分の貧乏な家にもどったことです。
    長女と次女もそれぞれの望むとおりに嫁ぎ、父は山に思いを馳せながら一人で生きていくというラストが、妙に現実的に感じました。

    娘にとっては、半分キツネになったお嫁さんの姿が衝撃的だったようです。

    日本人にとってキツネは、昔話には欠かせない生き物です。
    なにか不思議な魅力があり、この幻想的な表紙を見ると思わず手に取ってしまいます。
    そういう感覚を、絵本を通して子どもたちにも伝えていきたいな、と思うのです。

    掲載日:2014/11/03

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  • 立松和平さんの静かなお話しです
    黒井健さんの絵は静かでキツネたちの姿が美しく日本の情緒をうまく引き出してくれています

    雪山で遭難してキツネに助けられ約束するのです 娘を嫁にくれと
    弥平は約束したのです「ももの花がさく 三月三日になったら むすめを おまえの よめにやろう。・・・」
    キツネとの約束を守るために苦しむ弥平  しかし、上の娘も二番目の娘も断り三番目のお光は 「およめにいきます」 こんな話の筋は昔話にはよくあるストーリーです(どうして 三人目なんでしょうね?)

    お光は「キツネが どんな くらしを しているのか しらないけれど 自分のおよめに わるいようにはしないはずです。」
    このように言い切るお光もすごいな〜
    キツネを信じているのです

    弥平も キツネとの約束を どうあっても まもらなければならない
    やくそくの まえでは 人間とか キツネとか かんけいありません。
    こう言い切るのです
    ここが すごいな〜( 約束を守ると言うことの大事さがひしひしと伝わります)

    しかし、嫁に行った お光のことが心配でならない父親の気持ち  これまた 親ならではです。 娘が幸せだから 父親も幸せになれる この論理もよく分かります(親と子の関係はどんなものでもそうなのでしょう)

    立松さんは 人間としての生き方 キツネのよめになった娘の生き方を通して幸せにいきるとはを伝えてくださったのですね
    今は亡き立松さんのメッセージです

    掲載日:2012/05/28

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  • しあわせって何?

    吹雪の中で金色のキツネに命を助けてもらった父親は、三人娘の誰かがキツネのお嫁さんになることを約束してしまいます。
    そして、末娘がキツネに嫁入りするように…。
    最近私が読み漁っているグリム童話と似通った始まりですが、キツネの魔法が解けて若者になるという展開では、もちろんありません。
    キツネに娘を渡したものの、娘の生活が気になるのは父親だからでしょう。
    父ひとり娘三人の暮らしの中で、いかにも父親らしい思いやりに満ち溢れていて、お話はとても日本情緒に包まれていると思います。
    父親と再会した娘は、キツネととてもしあわせに暮らしている様子。
    動物と人間との組み合わせに違和感は残りますが、しあわせって何だろうかと疑問を感じてしまいました。
    妙な偏見、先入観を超えてしんみりしたお話です。
    父親としては、娘がしあわせに暮らしている様子。
    キツネとの嫁入りを拒絶した娘たち。
    誰が一番しあわせなのでしょう。
    順番は抜きにして、父親は、みんながしあわせであれば良いのです。
    黒井さんの絵が、情緒と幻覚感を高めています。

    掲載日:2012/05/21

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  • 幸せかどうか

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    身を助けてもらうのと引き換えに、娘を嫁に出す約束をした猟師のお話です。

    まずなにより、その幻想的な絵にひきこまれます。
    きつねの世界の不思議さをよてもよく表現していると思いました。

    今の時代にももちろんあると思いますが、とくに昔の人たちは自分たちと慣習の違うものを受け入れない気持ちがあったのではないでしょうか。
    慣習の違うもの。それがこのきつねの世界として表されているのかなと感じました。

    違う世界に入ることは決して不幸と繋がるわけではない。
    幸せかどうかは本人がどう思うかなのですよね。

    掲載日:2009/06/12

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  • 人間だけが特別ではありません

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    「きつねの嫁入り」というと黒澤明監督の映像を思い出します。それだけ鮮烈だったということもあるのでしょうが。

    黒井さんの絵のすばらしいことはもちろん、立松さんの「生きる」「命」ということに対する基本理念が伺えます。

    狩りをやめ、農作業をし、山に向かってひとりでに手を合わせ頭を下げる弥平の姿に、自然に対する畏敬の念と、娘に対する気持ちをしんみり感じさせます。

    すべての生き物はいっしょうけんめいに暮らしています
    人間ばかりが特別ということはありません
    自分ばかりでなく、全体が幸福にならねばなりません

    という立松さんのメッセージが絵本を読み終わった後、ジーンときました。

    掲載日:2009/04/12

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  • 黒井健さん

    黒井健さんが絵を担当していらっしゃる作品だったのでこの絵本を選びました。神秘的な物語にどんどん引き込まれていきました。黒井健さんの絵が神秘的な魅力でとても丁寧に描かれているのが良かったです。お父さんは自分の娘が幸せになってくれる事が願いなのだと思いました。お父さんの心のもひしひしと伝わってくる作品でした。お父さんはいつでも子供の事を考えていてそれは年齢は関係ないのだなと思いました。お父さんの優しさに感動しました。

    掲載日:2009/02/03

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  • 表紙に惹かれ。

    図書館で表紙に惹かれ、自分で読みたくて借りてきました。
    不思議そうな、怖そうな、背筋がゾクゾクしそうな、映画のワンシーンのような。

    キツネとの約束をキチンと守って普通にお話が流れていくのですが、私は勝手に約束を破ってきっと罰とかあるお話なのかな〜、怖いなあ〜と思いながら読みすすめました。(なぜなら、日本昔話ではこういった話が多いから。)
    キツネとの約束を守るお父さんがエライ。そして、それに従う娘さんもエライと思いました。

    きちんと約束を守ったからでしょうか?
    娘さんが幸せになり、お父さんも幸せな気持ちになれたのは。
    でも、半分キツネの顔に変わってしまった娘さんの顔は、ちょっと怖いです。

    2才のうちの娘は、やはりつまらなさそうでした。
    私は、おもしろかったし、やはり不思議なキツネ達の行列の絵に惹かれます。

    掲載日:2008/05/25

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  • ラストが衝撃

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    雪山で遭難した弥平は、キツネに助ける代わりに娘を嫁に欲しいと言われます。
    そして、本当に娘をキツネの元に嫁がせます。
    1年後、幸せに暮らす娘を見て、弥平は心から安心します。

    この手の話はありますが、大抵が相手は人間に戻って、幸せに暮らすのですが
    このおはなしは、娘がだんだんとキツネになっていくのです。

    人間は動物の中では特別と言う観念を打ち砕かれます。
    人間が他の動物を養うもので、動物から養われるなんていままでのはなしにはなかったと思います。

    人の幸せも、動物の幸せも、根本は一緒なのだと教えてくれます。
    人間だけが、欲を持ちすぎているのかもしれません。

    掲載日:2007/09/21

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  • 親の愛

    自分の命を助けてもらうかわりに娘を嫁にやると約束してしまった父親。苦悩が続きます。
    根底にあるのは、どうぶつを見下す気持ちではないでしょうか。
    上の姉達に拒否された父親は、しかたなく末娘をキツネの嫁に出します。
    結婚した娘を見て、父親はどんな気持ちになったのでしょうか。「こんなにしあわせな気分になったのは、弥平ははじめてのことでした。むすめのお光がしあわせになったから、父親の弥平もしあわせだったのです。」
    人間同士が結婚したからといって幸せになるとは限らない。このキツネたちは何が幸せなのかを知り、この父親までも幸せな気持ちにさせてあげられたのです。
    人間らしい心が失われつつあるといわれる昨今、ちよっと考えさせられる本でした。

    掲載日:2003/03/15

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