「MADELINE（洋書 マドレーヌ）」 みんなの声

2列になって…のくだり、色々な人が訳しているので、ぜひ原文のままストレートに味わってみたくて手に取りました。
娘は　福音館の「元気なマドレーヌ」を読んでいたので、英文で読んで、和訳で解説をしながら一緒にページを眺めました。
心地よくリズミカルにフットライムを踏む原文は、なるほど自然に七五調の日本語訳につながっていきます。
「元気なマドレーヌ」の訳文には表されていない部分も原文だと読みとることができます。
たとえば、病室のプレゼントはパパが送ってくれたものなんだ、とか。
娘が成長して英語に触れるようになった頃　改めてもう一度　与えてやりたいと思いました。

残念ですがうちの娘にはまだ理解出来ないところがありました。
最後のお友達全員が嘘泣きする場面なのですが、娘には何故嘘泣きするのか解らない。
と言うか本当にお腹が痛くて泣いていると思い。
子供達がお腹が痛い！と泣いているのに、
ミスクラベルが何もしないで『おやすみなさい・・・』
なぜ？なぜ？なぜ？
でも絵も素敵でストーリーもフランス人らしくウイットに富んでいるので、娘もこの先、何度も読み込んでいくうちにきっと思い出の一冊になる絵本だと思います。

娘がもうちょっと小さい頃に読んだのだけど
無反応だったので再チャレンジ。
今回は興味深々。パリの有名どころはもちろんのことなんだけど
寄宿舎にいる１２人の女の子達の行動に
釘付けのようでした。
だって子供達の普段の学校生活とは
愕然と違うものなので。
生徒達が２列に綺麗に並んでるのが笑えます。
それにしても主人公を盲腸にさせてしまうのが
またまたインパクトがあって....。
子供の頃を振り返れば、病気になるとなんだか
注目を浴びるようで羨ましかったかも（今思えば不謹慎だけど）。
これをきっかけにマドレーヌシリーズ読破してみよう。
女の子達の賑やかさが伝わってきます。