「かかかかか」 みんなの声

動きの表現を「か」という文字で表すので思わすたいしたもんだぁと思ってしまいます。子供はこのシリーズの本がどれも楽しくてどれも笑っています。

前回に続き、仕事で使うと夫が借りてきました。
練習を兼ねて、私と３人の子どもたちの前で読んでくれました。
パパが読んでくれることは、あんまりないので、子どもたちも大喜び。（眠くてぐずっていた次女まで、身を乗り出していました。）
かのつく動物たちから、血を吸いまくるにくらしい蚊！でも、この蚊、けっこうかわいらしく描かれていて、憎みきれない。（だからあの程度のラストシ−ンですんだのかも？！普通だったら絶対パチンとつぶされてますよね〜？）
当たり前だけど、夫の読み方と、私の読み方って全く違うんです。私はわりと絵本に忠実に読むんだけど、夫は迫力満点（で、次女を泣かせたこともあり！）脱線しまくり。（そう、夫が蚊になって子ども達をさしまくる！爆笑）。いつになく、にぎやかで楽しい絵本タイムになりました。忙しすぎる夫ですが、たまにはこういう機会を作ってほしいです。

わたしは「蚊」が嫌いです。
なのにこの絵本の蚊ときたら、吸うわ、吸うわ。もう、どれだけ吸えば気がすむのって、ほどに吸いまくってますよね。
最後はカマキリに威嚇され、カメの甲羅でダメージを受けて、ボロボロの歯（？）で傘にとまっている蚊。
当然の酬い。ザマーミロって、感じです。
それにしても、カバやカンガルーの親子は可哀想でした。

「か」の文字しかありません。それでも、なぜかよんでいくといろいろな「か」になっていくんですよね。五味太郎さんの絵本はユニークでどれもおもしろいですね。

　蚊が飛んできて、「か」で始まる動物たちを一匹ずつ刺してしまいます。日本語の言葉は、ひらがなひとつずつの音の組み合わせで成り立っていることを知るにはいい絵本。ほんとに、「か」のつく動物って多いですね…。

大好きな五味太郎さんの本です。
絵も字もはっきりと大きくて、簡単なものなので、子供が字を覚えたてのときにいいと思います。「か」しかでてきませんが・・・
文章がないので、お母さんと子供の想像力でいろんな読み方があると思います。

ユーモラスな絵と、言葉遊び的な文字の使い方はすごい！
”か”の文字しか出てこないのに、子供は何度も読んでほしいとせがみます。
ちなみに「さるるるる」も、お気に入りです。