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作: 征矢 清 絵: 林 明子  出版社: 福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!

うろんな客」 みんなの声

うろんな客 作・絵:エドワード・ゴーリー
訳:柴田 元幸
出版社:河出書房新社
本体価格:\1,000+税
発行日:2000年11月
ISBN:9784309264349
評価スコア 4.45
評価ランキング 7,655
みんなの声 総数 10
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  • 淡々としたリズムある作品

    「うろんな」という言葉自体を初めて知りました。
    「怪しい」「いかがわしい」という意味の言葉なんだそうです。

    そもそも、このやってきた客、私の知っている動物に当てはまることもなく、
    まさに「うろんな」感じ(笑)

    英文のことはよくわかりませんが、とにかくこの英文を
    「五・七・五・七・七」という短歌訳にしたのが、とても
    良かったのかなと思います。
    この短歌を読みながら添えてある絵を見ると、思わず
    「ププッ」と笑ってしまいます。意味不明な行動が多いんですよね。

    そして、そのまま十七年も居座っているという、ありえないうろんな客。
    思わず、「子どもも大きくなっちゃったんじゃないの?」と見返してみたら、
    ちゃんと最後のページで大きく成長した姿で描かれていました。

    あとがきを読んでみればわかりますが、うろんな客とは、あるものの比喩
    なんだそうで、なるほどと頷いてしまいました。

    英文の散文バージョンもあとがきに書いてあるので、是非、最後まで
    目を通すことをお勧めします。
    私の中ではお気に入りの一冊となりました。

    掲載日:2013/04/15

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  • 五・七・五・七・七

    エドワード・ゴーリーの絵本は、正直、理解不能なものもあるのですが、この絵本は、素直にクスッと笑えました。
    なにより訳文が、五・七・五・七・七の短歌調になっているのがいいです。ぎゅっと凝縮した言葉と、そのリズム感のよさで、おかしさが増すのだと思います。
    「うろん」という言葉さえ知らなかったのですが、訳者の解説を読んで、大いに納得。何度も見ていると、うろんな客のやりたい放題なしぐさが、とってもかわいく愛おしく思えてきます。
    ふとした時に、また読み返したくなってしまう不思議な絵本です。

    掲載日:2013/03/26

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  • うろんな客であることを自覚していれば愛すべき存在になり、うろんな客であることを自覚していなければ鬱陶しい存在になるような気がします。翻訳のリズム感ある日本語のおかげなのか、多少なりとも日本に造詣のあった作者の価値観のおかげなのか、日本人の読者でも、うろんな客のような垣根のない人を容易に想像できました。この本が書かれたころには変人だったであろう「うろんな客」、もしかしたら今どきは「うろんな客」のほうが多数派だったりして。

    掲載日:2017/01/11

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  • 大人向けです

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    MOEでエドワード・ゴーリーが紹介されていて、気になって読んでみました。人気のあるのがわかりました。シュールな世界、おもしろいです。なかなかない絵本・・・というか唯一の存在だと思います。他の本も読んでみたいです。
    すべて短歌調なのもおもしろいです。訳者のセンスもいいんでしょう。ところどころ難しいです。でも国語が好きだった人なら、楽しめると思います。
    内容は、ある一家に、突然変なお客さんがやってくるお話です。1歳児の子育て真っ最中の私は、途中から、これってもしかしたら・・・とピンときたのですが、あとがきを読んでやはりと思いました。そして、ゴーリーのセンスにふふと笑ってしまいました。
    普通に訳したバージョンも載っているので、あとがきもぜひ読んでください。

    掲載日:2016/09/26

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  • 初見では「『うろんな客』っていったい誰?」といった、とらえどころのない印象でした。最後まで読み進めて、2度目に読んでみると、「うろんな客」が持つ、うろんなかわいらしさの正体に気づきました。そして、作品全体にただよう、そこはかとなくユーモラスな雰囲気にも、納得。

    「うろんな客」を、あたたかく(?)見守る人間たちが、素敵です。ふだんの生活で、とうてい理解できないような人や物事に遭遇しても、「ああ、なんてうろんな○○○○○!」(←五文字だとリズム良し)と思えばOK。どーん、とかまえてゆるしてしまえそう。

    テンポの良い七五調の日本語、そして韻を踏む英語の原文。
    二つの言語でリズムを楽しめ、語彙も増やせる、大人の英語学習にも役立つ一冊です。

    掲載日:2016/05/06

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  • 読まず嫌いでした

    生まれてこの方、つかったことのない言葉「うろん」。雰囲気でその意味を察することができる程度でよみはじめたのに、よみおわれば、「うろん」以外では言い表せないと思うほど、ぴったりの言葉に思われました。
    正直、ゴーリーは読まず嫌いで避けていました。が、読んでびっくり。
    絵本では感じたことのない種類のおもしろさを感じました。しかも、読みなおすほどに、じわっとおもしろさが増してくる。
    まさに、大人のための絵本ですね。

    掲載日:2015/12/31

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  • 内容が濃いです

    ずっと気になっていた絵本です。

    小さな絵本なのですが、内容はとても濃く
    一見すると不気味なのですが、読んでいるうちに この、うろんな客が可愛らしく思えてきました。

    ゴーリーの絵本は、気になりつつもなかなか手を出せなかったのですが
    これをきっかけに他の作品も読んでみたいと思います。

    掲載日:2015/03/17

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  • 暗いのにユーモラス

    • はすかさん
    • 20代
    • その他の方
    • 島根県

    絵にはエドワードゴーリー独特の物々しさがあるのに、迷惑なお客の様子がかなりユーモラスで可笑しいせいで、その物々しさが間抜けに感じられます。あとがきをみて納得。
    5.7.5.7.7の訳もリズムが良くて好きです。
    この人の作品は怖いものも多いですが、これなら子供も楽しめるのでは、と思いました。

    掲載日:2015/03/14

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  • うろんな客  うろんとは 怪しげな あり得ないような 疑わしいなどの意味合いですが・・・・  怪しげな動物が現れて なんとも不可解なお話でした

    エドワード・ゴーリーは1925年シカゴ生まれで 死を不謹慎に描くことに関しては並ぶ者のなかった人であるとありました

    なるほど 暗いイメージの絵の中にペンギン風なへんな動物が現れて なんと 17年間も家に居座っていたんです

    男の子も17年で大きくなっています

    英語版の五 七 五 七 七 日本では短歌です英語でもかかれています)

    後書きの解説を読むとなおわかりやすいです

    短歌風も  なかなか味があるように思えました

    柴田元幸さんの後書き読むと なるほど よくわかります
    略年譜もあり なかなか作者について丁寧に書かれています
    大人の絵本ですね  うろんな客  

    なかなか おもしろかったです

    掲載日:2015/02/27

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  • シュールです

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子10歳、男の子6歳

    絵といい、文といい、なんとも奇妙なお話です。
    うろんな客という、なんの生物かよくわからないふしぎな生き物がずっと家に居座り、家族に悪さばかりします。でも、家族は追い出そうとせず、こまりながらもその客をそのまま居座らせている。。。いったいこの生き物はなんなんだろう。疑問が残ったままお話が終わってしまいます。
    答えは、その後にあるあとがきを読むと出てきます。あとがきには、作者がこの本をだれのために書いたのか、うろんな客とは何を象徴しているのかなどといったことが書いてあり、この本の魅力をあらためて感じることができました。
    きっちりと韻をふんだ英文と、短歌形式の日本語訳が併記されてあり、どちらも読んで心地よいリズムを味わう。これもこの本のおいしいところだと思います。

    掲載日:2010/02/26

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