竹下文子さん×鈴木まもるさんの『のりものおはなし絵本』シリーズの1冊です。
タイトル通り、道路工事の数日を描いたものですが、
これまた本当に道路工事の流れのポイントポイントを本当に上手にまとめてくれていました。
1つ1つの文章は丁寧で、それでいて的確で分かりやすい一言にまとめで説明してくれています。
浩二のおじさんたちの動きも見ものですが、
この工事はたまたま(?)どこかの商店街で行われていて、通りを歩いていく人、商店街のお店の人たちの動きもきちんと描かれていて、ストーリーを一度読んだ後でも、何度ページを開いてもいろいろ観察のしがいのある絵本になっています。
乗り物好きのお子さんはもちろん、特に興味はなくても、十分楽しめる作品だと思います。