モモンガのはいたつやさんとクリスマスのおとしもの モモンガのはいたつやさんとクリスマスのおとしもの モモンガのはいたつやさんとクリスマスのおとしものの試し読みができます!
作・絵: ふくざわ ゆみこ  出版社: 文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!
「モモンガのはいたつやさん」最新刊は、クリスマスのお話!
モカミさん 40代・ママ

可愛らしい
娘がふくざわゆみこさんの本が大好きで、…

百年の家」 みんなの声

百年の家 作:J・パトリック・ルイス
絵:ロベルト・インノチェンティ
訳:長田 弘
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
本体価格:\1,900+税
発行日:2010年03月
ISBN:9784062830423
評価スコア 4.61
評価ランキング 3,024
みんなの声 総数 27
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  • 大人向け

     ある1軒の家の1900年から1999年までの100年の歴史を、家が自分の歴史を語るようにお話は進んでいきます。
    家の語りは静かですが、100年の間に、結婚式があったり、家族が増えたり、お葬式があったり、戦争があったり、嵐にあったり。
    一日、一日の平凡な営みが歴史を作るんだと、感じられました。
    また、人間が生きることって、なんだかすごい、そしていとおしいとも感じました。
    とても緻密に美しく描かれた絵は、見ごたえがあります。
    秋の夜長、ゆっくりと見て、読んで味わってほしい絵本です。

    掲載日:2010/10/17

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    2
  • 傑作の一言しかありません

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    表紙の重厚な絵に惹かれて読んだのですが、久しぶりに魂を大きく揺さぶられる絵本に出合いました。
    これは傑作だとしか言いようがありません。
    バージニア・リー・バートンの「ちいさいおうち」を、現実的に時代背景を検証して、家の目線で人の歴史を描ききったものと言えば良いでしょうか。

    物語は、1656年にこの家が建てられたシーンから始まります。
    この年は、ペストが大流行した年。
    その家は、長い年月を経て誰も住まなくなります。
    1900年になり、ここからが本当の物語の始まりです。
    日本で古民家は、なかなか残りませんが、ヨーロッパでは、平気で100年を越す家が存在すると良く聞くのですが、まさにそんな感じです。

    1900年にこの廃屋を見つけたのは子供たち。
    そこから、家の改築が始まり、ここに住む人達は工夫を重ね、強い品種の果樹を育てます。
    結婚、誕生、第一次世界大戦、戦死、第二次世界大戦、子の旅立ち、死と、家はその出来事を静かに見守っています。
    幸せな出来事もあれば、不幸な出来事もある。
    生誕の至福、収穫の喜び、戦争の悲惨さ、別れの悲しみ等等、人々は1日1日を積み重ねていき、それが歴史を織り成していく、そんな当たり前のことを深遠な言葉で語りかけてきます。

    精緻な絵は、重厚で1枚1枚が美術館にあってもおかしくない程の出来栄えです。
    年を追うごとに成長あるいは、枯れ果ててしまう木々、少しづつ手が加えられる家や外溝等の変化も、歳月の重みを丁寧に表現しています。
    エンディングの明るい色調の家への建替えも、明るい未来を暗示しているように感じられました。

    そして、何よりもこの作品の凄さは、文章の力強さにあります。
    4行に纏めた文章は、どれも、心の琴線に触れるもの。
    抒情詩のようにすら思える素晴らしい珠玉の言葉が散りばめられています。

    明らかに大人の絵本です。
    それも上質この上ない作品なので、是非読んで頂きたいと思います。
    感じ方はそれぞれだと思いますが、自分の人生について考えさせられることは間違いないはずです。

    私にとっては、手放すことの出来ない1冊となりました。

    掲載日:2010/10/11

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    2
  • 人々の営みを定点観察で

    ずっしり重いし、すごい絵本だなぁ。
    私も「ちいさいおうち」を思い出したのですが、こちらはもっと科学的かつ歴史的でしょうか。
    「ちいさいおうち」は、お母さんが大好きなんだよと何回読んでも無反応なのに、こちらにはえらく興味を示した娘です。
    よかった。どうしても二人で読みたいと、延長貸し出しまでしてもらって借りて。
    難しい言葉は易しく置き換えながら読みました。

    いちいち、「これは戦争の時?これは、ばあばが生まれてる?これは……」と計算させられましたが、いろいろ考えながら聞いていたようです。
    これ、日本の家屋でも見てみたいなぁ。
    人間の視点ではなく、家の視点での語りというのも心惹くものがありました。

    掲載日:2011/02/22

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    1
  • 人の営みにただ黙って立ち会う

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子20歳、女の子17歳、女の子16歳

    みなさんのレビューを読んで、どうしても手に取りたかった一冊です。

    本を開き私たちに見えるのは、どのページも1件の古びた家と
    その周りのほんの少しの丘の斜面。
    そして今にもそこから動き出しそうな人間、動物、木々や草。

    1656年に建てられたその家は、様々な家族が住み、修理が
    繰り返され、やがて住む人のいない廃屋となった。
    見守るのはめぐる季節だけ…

    その家が1900年に子供たちに偶然に見つけられてから
    1999年までの100年の自分史を語ります。

    私たちが目にしているのは、けっして多くの空間ではありません。
    しかしながら、全てのページからそこに住んだ人達の何気ない
    日常生活と喜怒哀楽、時代背景まで、窺い知る事ができるのです。

    昨日と今日は変わったようには見えないけれど、去年と今年は
    少し違う。10年前と現在は確実に変化している。それは良いときも
    あろうそうでない時もあるけれど過不足無く変わってほしい。
    そんな事を教えてもらった気がします。

    1999年、この家は明るい陽射しの中、そこに住む人たちの笑い声が
    聞こえてきそうな、素敵な家に生まれ変わっています。
    またこれからの100年新たな自分史を紡いでいくのでしょう。

    掲載日:2011/01/07

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    1
  • 繊細な描写

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    図書館で借りて手にした時、表紙の絵の精密さに見いってしまいました
    ナビの紹介で見ていたときは写真のような感じがしていましたが、実際に「絵」なのだとわかるとそれだけで、感動ものです!
    百年の歴史を言葉少なげに家自身が語っていく重々しさ・・・
    実は1656年という子供に発見されるまでの244年間はいったいどんな歴史を見てきたのかと、本を開きながら考えました・・・
    きっと愚かな人間の仕業を見て来たのでしょうね・・・
    現代的に改築された「家」は石の重厚さと違って、さびしいような感じがするのは、私だけでしょうか・・・?
    便利さを優先するがために破壊を繰り返してきた人間のなすことは、やはりこの程度のことと、警鐘しているような終わり方でした

    掲載日:2010/11/02

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    1
  • 歴史を本格的に習う年頃のお子さんに

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    すごく良かったです。気になる人はなびの「出版社からの内容紹介」を読んでください。ここに、この絵本の良さが凝縮して描かれています!!

    1軒の家の歴史とともに、人の歴史があり、国の歴史、世界の歴史を感じました。
    それと、この絵本はイタリアの絵描きさんと、アメリカの作家(文章)のコラボでした。お国柄が違うのに、山間部に立つ家のドラマがすごく伝わってきました。
    作品の中で「第一次世界大戦終了」とか、「第二次世界大戦戦下」とか出てきますので、小学校の高学年以上、特に歴史を本格的に習う中学生・高校生のお子さんにお薦めしたいです。

    後、絵がホントに細かくて素敵なので、美術に興味のあるお子さんも、ぜひ、見てほしい絵本です。

    掲載日:2010/07/14

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    1
  • 重みのある百年

    一つ一つのできごとが重なり合って歴史となっていく。人の生老病死の無情さ、限りあるものだからこそ、命が誕生するのはなんと不思議で、幸せなことだろうか、と。
    絵を眺めるだけで、色々と考えさせてくれる絵本です。
    地震が多く、ヨーロッパに比べると長生きの家は少ないかもしれませんが、他の方のレビューにもあったように、日本の家版の「百年の家」も読んでみたいものです。

    掲載日:2014/10/22

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  • ステキなお話

    このお話は、一つの家について描かれたお話でした。家が戦争や時代の流れによって風化したり建て替えられたりと、その時々の人々の中心になっていました。家は無機物なのですが、このお話では生きているみたいに描かれていてステキでした。

    掲載日:2014/01/12

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  • 人々の営み

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳

    読む人によって感想の変わってくる絵本かもしれません。
    ある一軒の家の百年を淡々と重厚なイラストで描ききっています。
    そこで営まれる百年のあいだの人々の生活。人生。家族の歴史。時代の変遷。

    結婚式があり、赤ちゃんが生まれ、畑を耕し、木を植える。家が増築される。人も家もしあわせな時代。

    家族が亡くなり葬式。戦争の波に翻弄されるつらい時代。

    無人になった家は荒れ果て、森の一部へと還っていくのか・・・。

    さいごはまたきれいに手直しされて、ぬくもりのある、しあわせな家に戻ります。

    じんわり、じんわり、感じるものがあります。
    生の儚さ、ひとびとの懸命に生きる姿。
    大人になるほどにそういったことをこの絵本から読み取ってしまうのでしょう。
    ほろり、ほろり。

    7歳の息子はというと、これはこれで子供なりにとてもこの本を楽しみました。
    「井戸ができてるよ・・!あっ、ここの部分がお部屋増えたね!」と、
    主に家や土地の小さな変化を見つけるのがかなり楽しかったようです。
    この絵本好き、と云ってました。
    親子で異なる読み方のできた一冊でした。
    とてもいい絵本です。

    掲載日:2012/05/16

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  • 大人にもおすすめ

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子10歳、女の子6歳

    6歳のこどもには、難しかったようですが、同じ家が100年の間に見る様々な人間模様や戦争などの世の中の移り変わりの様は、大人がじっくり見て楽しめるものでした。絵の色調も幼児より小学生や大人向けです。季節や時代の変化を一軒の家を通して感じることができる奥深い一冊でした。

    掲載日:2012/03/12

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