もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。

ぶどう酒びんのふしぎな旅」 みんなの声

ぶどう酒びんのふしぎな旅 原作:H.C.アンデルセン
絵:藤城 清治
訳:町田 仁
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
本体価格:\2,857+税
発行日:2010年04月
ISBN:9784061324244
評価スコア 4.82
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  • 藤城さんの絵がたまらなく素晴らしい

    アンデルセンのお話も素晴らしいのですが、見返すたびに藤城さんの影絵にウットリしてしまいます。
    ワインでいえば芳醇なブルゴーニュの赤。
    しかもワイナリーでかなりの年月寝かされて熟成した極みを感じました。
    多分あとがきにもあるように、藤城さんの思いが、ここまでの精度と味わいを深め、集大成の形でリメイクされた渾身の作品だからでしょう。

    話はワインボトルの数奇な旅と、ワインボトルが出会ってきた人々と冒険。
    しあわせな二人が1年後の結婚式を約束したのですが、男性が航海に出た先で遭難してしまいます。
    恋人は許嫁への手紙を空のワインボトルに託します。
    ワインボトルは二人のしあわせの絶頂から、長い年月の後に年老いた彼女との再会までの旅を語ります。
    ワインボトルは出会ったこと見たものをただ受け入れただ見届けるだけ。
    いくつかの悲しみがさりげなく即物的に語られます。

    話に紆余曲折があるので、何度読み返しても飽きません。
    そのくせお気に入りの映画のように、感動の中にすっかり引きこまれてしまいます。

    そして藤城さんの絵。
    黒の凛々しさと、彩色をほどこした背景の調和がたまりません。
    あるときはスケールの大きな絵画のように、あるときは話を浮かび上がらせる黒子のように、そして動画のように…、絵本の一部であるのが申し訳ないように満ち溢れています。
    ワインボトルの中にいろいろな思い出を浮かび上がらせ、表現もくっきりしていたり、ぼやかしたり、心の中で香りが拡がって行くように思いました。

    大人にとっては、ワインかウィスキーを楽しみながら味わう絵本のようです。
    思春期を迎えるロマンチック世代にお薦め。

    掲載日:2011/02/04

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    3
  • 大人のためのメルヘン☆

    おはなしの切なさが胸一杯に広がる絵本です。


    影絵の美しさ、先日原画展をみてその魅力いっぱいの世界と藤城先生のお人柄に胸打たれ涙が出ました。
    その時の感動を忘れないよう、記念に購入したのがこの絵本です。

    家に帰ってゆっくりじっくり読みました。
    繊細な影絵の世界がアンデルセンのお話とマッチしていて
    なんとも切ない気持になります。

    ビンの一生を追いかけるなんて、そんなお話を考えたアンデルセンは
    すごいです。

    おはなしも影絵も文句なしの1冊、お勧めです。

    掲載日:2010/12/05

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    1
  • ロマンティック

    こんなにたっぷり藤城清治さんの影絵を見られて大満足です。
    お話もロマンティックで切なくてとてもステキでした。

    読み終わった後、何か古い品物を見たときに
    「あなたはどんな歴史を持っているの?」と尋ねたくなるような気持になりました。

    掲載日:2010/06/16

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    1
  • 感慨深い

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子8歳、女の子6歳

    藤城さんの影絵の本に以前から関心がありました。
    絵本ナビでこのサイン本を販売されたのをきっかけに、ちょっと高かったけど奮発して買いました。

    でも、買って大正解でした。
    おしみなくカラーの影絵がたくさんで、美しいです。
    私はアンデルセンのお話には詳しくありませんが、アンデルセンのお話の世界観って素敵だなと思わせてくれる本でした。
    穏やかな場面も、荒れ狂う海のシーンも、それぞれの表現が素晴らしいです。
    影絵がどのように制作されていくのかよく分かりませんが、制作過程までも気になりました。

    そして、アンデルセンのこのお話がまた感慨深かったです。
    決してハッピーエンドではなく、だからといって救いようのないラストではなく、運命のめぐりあわせをしみじみ感じる素敵なお話です。
    偶然が重なって時を経て、かつてのお嬢さんの元へ姿を変えてびんはもどってゆくが、それをお互い知る由もない。
    この本を読んでから、お話が心に深く住み着くような感覚です。
    藤城さんはアンデルセンの中でもこのお話が一番好きだそうです。
    改めて、アンデルセンのお話を読んでみようと思いました。

    掲載日:2010/06/11

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    1
  • コレクションに加えたい、美術本

    • 1姫2太郎ママさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子16歳、男の子14歳、男の子 6歳

    アンデルセンのお話の中で一番大好きなお話と「徹子の部屋」でお話されていらした藤代さん。私が子供の頃から見ていた”天気予報と藤代さんの切り絵”が懐かしくなりました。かつて白黒での切り絵絵本を長年の念願叶ってのフルカラーでの発行に至ったお話を聞いたからには、読みたくて仕方なくなった私です。残念ながら、6歳の息子はあまり興味を示さなかったのですが、”ぶどう酒びん”が不思議な縁でもって出会いを繰り返していく様が描かれています。特にびんが割れてしまう部分が綺麗なんです。本当に不思議な幻想の世界へと連れて行ってくれる絵本でした。お話への愛情があふれた想いのすべてを切り絵の随所に感じることが出来るはずです。お話もさることながら私としては、時折眺めたくなる美術本としてコレクションに加えたいと思っています。

    掲載日:2010/05/16

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    1
  • 影絵

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    アンデルセンが好きなので読みました。
    びんの人生といっしょに人間たちの様子も見えてきます。
    影絵がとても美しい絵本だと思いました。
    よくこんなに細かく表現できるなーと感心してしまいます。
    そんな影絵がたっぷり堪能できてよかったです。

    掲載日:2014/03/25

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    0
  • 芸術

    初めて読むお話でした。
    お話と絵の魅力に、すっかりはまってしまいました。
    人生の悲しみも喜びも、両方描かれていて、まさに光と影で描かれる影絵そのものだと思いました。
    重なるようですれ違う物語は、本当に面白かったです。

    掲載日:2013/04/05

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    0
  • 藤城さんの影絵絵本の出発点

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    私くらいの年代の方で、藤城さんの影絵を知らない人はいないのではないでしょうか?
    お名前を知らなくても、絵を見れば「あぁ、あの絵の!」と思われると思います。
    実はこの作品は藤城さんの絵本(影絵)作家としてのデビュー作であったものを近年リニューアルし、カラー化させたものだと、後書きを読んで知りました。
    1ページ1ページが本当に美しい影絵で、改めて藤城さんの影絵の世界を堪能しました。
    特に素晴らしいと感じたのは、毛皮商の娘さんと凛々しい婚約者のアップのシーンの、お嬢さんが着ていたドレスの描き方!
    レースの細かい部分など影絵ならではの手法が素敵でした!
    うちの子は「(ぶどう酒びんが)ろうそく台になったシーンが素敵」と、いっていました。

    アンデルセンのお話はいくつか読んでいましたが、この話は知らなかったので、ストーリー自体もとても新鮮でした。
    物語の前半に登場した毛皮商人の娘さんの晩年があの人になるなんて、いったい「ぶどう酒びん」が知らなかった間、彼女にどんなことが起きたのでしょうか?

    絵が素晴らしいので、魅入って読んでしまいましたが、結構長いお話です。読み聞かせなどに使うよりは、一人読みしてじっくり読みたい作品です。

    掲載日:2011/09/11

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    0
  • お互いが気づかないで・・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    藤城清治さん86歳の最新作は60年の時を経て、再びこのお話をカラーにして、経験と技術と感動を込めて作り上げたものでした

    これが影絵かと思うほどの繊細さが、見ているものを感動させずにはいられません

    アンデルセン童話はすべてのものに命を吹き込み人生を描きだすと作者が言っています

    今では、欠けてびんの首だけになってしまったぶどう酒のびんが、わが人生をふりかえりながらの語り口は、中高年の世代に共感を得るのではないでしょうか・・・・?

    「この世の中には、お互いに気がつかないで、通り過ぎてしまうことが、たびたびあるものです」の言葉には自分自身の生き方にもう一重深みを感じさせるものでした
    あわただしい現代社会ではありますが、もう少しじっくり生きても良いのかなぁ〜と

    掲載日:2011/06/17

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    0
  • アート

    • しのべさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 女の子1歳

    少し値が張るので、購入を迷いましたが、買ってよかった本です。
    ビンが主人公なのですが、ビンを取り巻く人達の人生が深み与えています。
    アンデルセンのお話は勿論面白いですが、藤代さんの絵の美しさがめを引きます。
    大人向けですが、素晴らしい絵を見ていても十分子供の情操教育になりそうです。

    掲載日:2010/08/02

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