6歳と4歳の娘に読みました。
月の母さんは、たくさんの星の子がいて、お兄さん星やお姉さん星はマントをつけていろんな星へ遊びにいきます。
ちいさな星の子は月の母さんにお願いして、緑のマントを着せてもらい、地球へ遊びに行きます。
地球の山ねこが、ちょっとした事で、緑のマントを破いてしまった。
地球のバッタや魚達は山ねこの事を以前から嫌なやつと思っていて、マントを破った時も山ねこが悪いとみんなで言う。
月の母さんのところへ戻れなくて泣いている星の子のために、
山ねこは、自分なりに一生懸命に頑張った。
直ったマントを着て、うれしそうに帰る星の子。
山ねこは「お月さまー星の子ってかわいいね〜」と大きな声で言った。
星の子を捕まえようとする山ねこは、とても悪く感じましたが、葡萄をあげたり、マントを直そうとする姿に、山ねこの責任感ややさしさが描かれていました。
4歳の娘はまだ山ねこの気持ちが理解できていない様子で、マントを破った山ねこは悪いと最後まで思っていました。
6歳の娘は絵本の絵にこだわるところがあって、この絵本は暗いからあまり好きじゃない絵、と言っていましたが、絵本を読んでみて心温まる内容の絵本で、真剣に絵本をみていました。