くまさんのいすが壊れたので、新しいいすを作ろうと、
森へ木を切りに出かけます。
いい木を見つけて切ろうとすると、『まって!』と声が・・・
森には様々な動物達がいて、くまさんが切ろうとした木にも、
巣を作って生活している動物がいました。
知らなかったとはいえ、木を切ろうとしたことを謝るくまさん。
そのちゃんと謝る姿勢は、子ども達にもしっかりと教えたい。
くまさんの優しさが最初から最後まで、
ジンジン伝わってくるおはなしです。
読んでいて、こちらまで心が温かくなりました。
西巻茅子さんの素朴な絵がいいですね。
2年ほど前に見つけ、
7歳のころの娘に読んであげましたが、
子どもの好きな動物が沢山出てきたり、
繰り返しも楽しいこの絵本は、3歳ぐらいからでもおすすめです。